こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。
言葉の発達がゆっくりでマイペースな年中さんに進級した我が家の息子は、
クリニック等の勧めにより、
昨春より、療育を開始しております。
療育を開始して約1年。
言葉をメインにたくさんの成長が見られた息子。
そして私も、
「療育とは」「発達とは」「個性とは」を、
図書館で本を吟味し、自分なりに勉強をしました。
私が読んできたなかで特におすすめする本はこちら ↓
言葉の遅れが改善する方法〈妊娠中に読んでおきたい本〉
ここ最近は、
図書館に行って本を探す時間と余裕がないため、
療育施設にお願いをして、
施設にある療育本を借りて読んでいます。
それがこちら ↓
発達が気になる子のライフスキルトレーニング
挿絵付きで読みやすく、
冒頭の「はじめに」から、とても心に染みわたることが書いてあります。
この本は、
乳児期後期から学童期のはじめころまでを対象にした年齢の子ども向けの本なので、
我が家にはドンピシャ年齢となります。
この本にも書かれていますが、
発達に偏りがない定型発達の子にも必要なスキルも載っています。
なので、
育児につまずきそうになったときには、
とても参考になる育児本でもあります。
日常生活スキル、
より良いコミュニケーション力を身に付けることは、
発達の云々に関わら皆に必要なことであり、
大人の私でも参考になることたくさん書かれています。
まだ全部を読み切ってはいないのですが、
何度でも読み返したくなる本で、
手元に1冊置いておきたい本です。
ライフスキル、社会スキルを身に付けるための育児本と言う感じの療育本。
こういった療育本を読んでいてい毎回思うのが、
子どもを医学的な面から見ているためなのか、
大人が理解しがたい子どものあるある行動が理解しやすいです。
人間が成長する過程を動物学的に見るというかなんというか。
と同時に、
個人的に思う、こういった本の残念な共通点は、
定型発達の子どもたちにも参考になる素晴らしい内容なのに、
子どもの発達が気になる親御さん以外の親御さんが出会う確率が確実に低いであろうと思われることです。
本書のタイトルにもあるように、
「発達が気になる子」というフレーズに、
私は「読んでみたい」という気持ちになるわけですが、
子どもの発達に気になる点がなかった場合、
おそらく手に取ることはないんですよね。
「あ~、発達に関して、特に気になることはないから」と。
「発達が気になっていないから我が家には対象外の本」
と勝手に認識させてしまうんですよね、こういったタイトルは。
そして、私が最も気をつけるべきこと。
療育をしている息子を心配しがちなんですが、
自分が思っている以上に気にかけるべき相手は娘です。
ぜんぜん違うタイプの2人。
それぞれに合った気にかけ方が必要であることにも気づかされる本です。
とてもいい本に出会えたと思える1冊です。