「甘やかし」になるかならないかの判断が難しい

Pocket

こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

「約束を守ること」はとても大事で、
何気ない小さなことを守ることの積み重ねにこそ、
信頼度というのはつくられていくと思います。

子どもにそうしてほしいなら、
子どもにとって1番近い存在であり、
1番信頼を寄せるであろうがその姿を見せるべき。

先日、夕飯のからあげ作りに失敗しました。

唐揚げが好きな子ども。
久々に唐揚げにしようかな。

子どもに聞きました。
「今日のごはん、唐揚げにしようと思うんだけど、いいかな?」
OK出ました。
「おかあさん、唐揚げを作るから、食べよう!!」
そして、唐揚げ作りへ。

揚げ物作りが好きではない私。
調理よりも後片付けがすごく苦手なため、
基本、唐揚げ等々の揚げ物は家では作らず、お惣菜にお世話になっています。
しかし、たまーに揚げ物を手作りします。
後片付けをより簡単にするために、多めの油での揚げ焼きというやり方で。

揚げ焼きというやり方でも、おいしい唐揚げはできるのですが、
旬のスナップえんどうを加えたら、
えんどうの水分で、野菜炒めになってしまいました。

鶏肉とスナップえんどうの野菜炒め。
これはこれでおいしいので、
「失敗した」という事実を伝えて食卓へ。

今晩のおかずは唐揚げモードになっていた子どもは、
「何これ・・・」と言わんばかりのすごく怪訝な顔をしていました。

「唐揚げ作りに失敗して、こんなになっちゃったけど、
食べてくれる?」
「唐揚げじゃない・・・、食べない!唐揚げは?」

予想通りの答えに大きくため息をつきつつも、少し考えて、
唐揚げを作り直すことに

作り直し唐揚げ成功。
食卓に出すと、
笑顔で、
「お肉?からあげ?おかわりある?食べる!」
と言って、もりもり食べた子どもたち。

自分の希望通りのことばかりではないということをおしえるには、
「今日はこのおかずしかないからこれを食べてください」
というほうに持っていくべきかなとも思いました。

作り直すべきか、失敗作のおかずで突き通すか。
日常によくあるこういうちょっとしたことにも頭を悩ますわけです。

しかし、
「今晩のおかずは唐揚げにする」という小さな約束を子どもは楽しみにしていたわけで、
「甘やかし」ではなく「約束を守る」という意味で、
作り直す分の唐揚げの材料はあるので、
唐揚げの作り直しを選択した私。

喜んで唐揚げを食べる子どもたち。
なんだかんだで、息子は失敗作のおかずも食べていましたが、
唐揚げがあったからこそ食べたという感じ。

しかし、
唐揚げ作りの材料がなかったら作り直しはできないわけで、
失敗作の野菜炒めを食べるしかなく、
唐揚げを買いにスーパーに行くということまではしたくないし、
その場合は、
しっかり謝り、次の日の晩ごはんを唐揚げにするという新たな約束をするに徹底するしかないよなぁと。

甘やかしになるかならないかの判断がとても難しい。

第三者からするとサクッと答えの出ることなのかもしれないけれど、
当事者にとってはなかなか難しいのです。
これで良いのだろうかと。

考え方、視点は様々だから、
何を持って「良い」という判断をするのは人それぞれで、
正解がないから難しい。

「我慢」をおしえたいとも思いましたが、
「約束を守り切る」こともおしえたかったので、
私自身、唐揚げの作り直しを選択して良かったなぁと思います。

毎日、何気ないことでどうするべきかの選択に迫られます。
今日はどんな判断をするのでしょうか。

選択するって難しいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です