子どものアニメシーンのごっこ遊びで気になること

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こんにちは、保育園に通う1男1女のワーママ heaco です。

我が家の4歳児息子のはなし。



金曜ロードショーで見た「トトロ」や「魔女の宅急便」が気に入り、
好きなシーンの真似事をする息子。

「トトロ」では、

2階の部屋で、お化けを追い払うように、メイとさつきが
「わぁ~」
と大きな声を出す シーン や、

「わっはっはっはっ」
と、おっかない気分を晴らすために笑いながらお風呂に入るシーン

などなどが好きで、

よくやるんです。

入浴中にはお風呂のシーンを、
寝室に行くときに、大きな声で叫んだり。

「魔女の宅急便」では、

キキがオソノさんの家の部屋を貸してもらえたときの会話とか。
「ホントですか、奥さん!!」

ユーミンの主題歌を歌うことも。

1つに気になること。

「トトロ」で、
さつきの同級生 かんた が、学校からの雨の帰り道に、自分の傘をさつきに借したため、傘がないことを母親に怒られて、げんこつをくらい、
「いってぇ~」
というシーンが
あるんですがね、

息子はこのシーンもお気に入りで、
私をバチンとたたいて、「いってぇ~」と言いながら、トトロごっこをします。

これがけっこう痛い!

「痛いから、叩かないで」
「叩いたらダメ」
とおしえるものの、
息子としては、あくまでもそのシーンを再現して楽しんでいるため、
「いけないことをしている」という自覚はない

でも、

このトトロごっこ以外のときには、
「叩くことはいけない」
ということはわかっているようなので、

純粋にそのシーンを楽しんでいるだけのように感じる。

よくよく思い出すと、トトロのシーンは私もやっていたんだよなぁと。

さつきが、かんたのおばあちゃんの畑で採れた きゅうり を食べるシーン。

ヘタのところをかじって、プッと吐き捨ててから、きゅうりを食べる。

これがすごくやりたくて、よくやりました。

あと、魔女の宅急便を見ては、ホウキにまたがり、高いところから(危険な高さではない)飛び降りたり、
風が強い日に外に出て、ホウキにまたがって飛んでみたり。

どっちも、純粋に
やってみたい!
という気持ちからやったこと

そして、どっちも大人から見ると、

きゅうりの食べ方は行儀が悪いし、

ホウキで高いところから飛び降りたり、
強風のなかで外に出て遊んだり、

やめてほしいこと

「やめなさい」とか「あぶない」とか、注意されたっけ。

純粋にやってみたかったことだから、当時の私も「悪いこと」という自覚はない。

当時の私がやっていたことを、息子が同じように遊んでいる。
そして、当時の大人たちが感じていたことを、今の私が同じように感じている。



先日、保育園に送っていったときのこと。

担任の先生から、
「息子くん、魔女の宅急便のセリフごっこをするんですね(笑)」
と。

どのシーンをやったのかはわかりませんが、先生が「魔女の宅急便」とわかるようなシーンなんだろうな(笑)

「トトロ」はやっていない様子。

なので、例のあのシーンの話を先生に一応伝えました。

もし、お友達を叩くようなことがあったら止めてほしい
ということと、
あくまでも、本人は「ごっこ遊び」としてやっているだけで悪気もなければ、その意識もないということ。

もちろん、叩いてしまったときは、注意をしてほしいと。

「ごっこ遊び」で注意されることに理解ができなかった子どもの頃の私のように、息子も「なんでダメなんだろう」と感じるかもしれない。

今の息子が理解することは難しいけれど、
たとえ「ごっこ遊び」でも、
・危険が及ぶこと
・誰かを傷つける可能性があること
は注意していかなければならない。

良い悪いの判断ができない年齢の子どもには、アニメのちょっとしたセリフの言い回しや行動が影響するので、
ジブリのような素敵な作品でも、よーくよーく見守っていく必要があるのかな。

と思う一方、

自分の子ども時代を思い返すと、
注意されながら、良い悪いを学んでいくというのが、子どもの成長には必要なことだよなぁと。

育児・しつけって難しくて大変だなぁとつくづく思う毎日です。



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