外で頑張る幼少期の思い出とその心情

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

前回、前々回記事の、
外で頑張る息子の姿で思い出した自分の幼少期のこと。

どの子もそうなんでしょうけど、
保育園や学校と家での様子が違うということ。
外で頑張っている分、家では甘えちゃう。

外というのはほとんどが集団生活であって、
他者と上手く共存するためには、
我慢や自制が必要で、
その中でも自分の思い通りに進めるための手立てというのも必要なわけですが、
とは言え、集団生活や他者との付き合いのほとんどは我慢や自制だったりするので、
やはりそれはとても苦しいことでもあるんですよね。

外で頑張れるためには、家でのリラックスがとても必要で、
その心身のバランスを保つことが、
集団生活や他者との付き合いを上手くやっていく方法の1つでもあるんだよなぁと。

私もまさにそうでした。

身長が高かったこともあり、
年齢の割にしっかり者に見られることがあった私は、
そういうイメージを持たれていることを自身で感じていて、
保育園やお友達の前で泣いたり、甘えたりすることができませんでした。

なので、
先生の言うことはよく聞き、
外ではワガママはあまり言わず、我慢をするほう。
しかし、本来は逆の性格。

ワガママだし、我慢するのは嫌いだし、面倒くさがり屋だし、すぐに泣くし。
プラスで、こだわりは強いほうだし。

子どもながらに自己分析ができていて、
外では本来とは逆の態度を取っていたので、
家では本来の姿丸出しで、
先生やお友達が、家での私の姿を見るときっと驚くだろうなぁと、
冷静に思っていたことが多々あります。

そんな二重人格のような自分がイヤで、
「家でも、保育園のときのようにもうちょっとしっかり者になってみるか?」
と考えたこともありますが、
末っ子ということもあり(末っ子と言っても2人姉妹の妹)、
「いや、家でも頑張るのってなんか疲れる、がんばれない」
と、家でがんばるのをあっさり諦めたのも覚えています。

対する姉。
元々の性格もあり、長女という立場もあってか、
私とは真逆のタイプで冷静沈着。
ワガママを言っている姿はほとんど見たことがありません。
おそらく、保育園でも家でもあまり変わらない。

今でもそうですが、
同じ親から産まれ、同じ釜の飯を食らい、同じ家庭生活を送り、性別も同じだけれど、
やっぱり人格は全く別物であって、
元々持っている素質だとか性格は全く別で、
我が姉妹は真逆のタイプです。

それを言うならば、
我が家の子どもたちも性別の違いはあれど、
タイプは全く異なるもの。
いやいや、兄弟姉妹ってのは面白いもんだなぁと思います。

なので母曰く、
「生活面においては私の方がいろいろ対応は難しく大変だった」
というのを聞き、
自分でも納得です。

そんな困ったちゃんだった幼少期の私ですが、
当時、学区外の保育園に通っていたこともあり、
小1で環境もお友達も変わったのを機に、
なぜかいろいろ自制できるようになり、
家でも意識することなく、自然に自制出来るようになりました。
年齢的な成長発達もあるかと思いますけどね。

家での様子が本来の姿で、
親としては、その姿くらいしかメインで見ることがなく、
外でがんばっている姿を見ることがあまりないため、
どうしても心配になってしまう部分が多いんですよね。

特に子どもの頃というのは、
自制するのが不器用なこともあって、
ついつい、アレコレ言っちゃう。

家では自由でいい。

でも、自由ってなかなか難しいんですよね。
ここまでっていうラインがハッキリない上に、
そのラインは誰でもない自分が決めることで、
それも絶対でもない。
だからこそ難しい。
決まりがあってハッキリしているほうが苦しいけれど、実は簡単。

家庭生活こそが自由だけれど、1番難しいなぁ。

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