給食の不思議と、結局は家での甘えが原因なのだと感じた話

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

毎日悩むごはん作りのこと。
これと言って解決策はなく、
ただただボヤキです。

ほとんどのご家庭がそうなんじゃないかと思うのですが、

毎日の献立は子ども優先です。

子どもっていうのは成長過程なわけで、
味覚もそうで、
美味しいと感じるものの範囲はやっぱり大人よりも狭いわけで、
あとはまあ、
口の大きさだったり、
咀嚼の程度だったり、
キライな物でも栄養バランスを考えて食べるという心情的なものだったり、
いろいろ成長過程なんですよね。

なので、

子どもの口に合うものを作るというのは、
絶品料理を作るよりも難しいような気がします。

一言でまとめると、
大人よりも献立の範囲が狭くて難しい
ということ。

逆に言えば、
子どもが好きな献立の数種類をローテーションすれば良いだけの話で、
ある意味「楽」とも言えるのかもしれないけれど、
なんだろなぁ、
気まぐれなところもあるのか、

前は美味しいと言って食べていたのに、
今回はなぜか食べないとかあって、
いやいや難しい。

まあこれも、
お子さんによりけりなんでしょうが、
我が家はそんな感じです・・・。

現在年長さんの息子。

0~1歳頃は何でも食べていました。

しかし、
2~3歳頃、偏食が激しくなりました。

白米が大好きで、
家では ふりかけご飯 しか食べなかったのです。

しかししかし、
唯一の救いがありました。

給食はしっかり食べていた ということ。

ときには、白米好きなので、ご飯はもちろんなんですが、
おかずのおかわりもしていたようです。

新年度の個人懇談の際に、
担任の先生に偏食があることを相談すると、
給食の様子しか知らない先生はビックリ仰天ですよ。

給食の食べっぷりを見ている先生は、
きっと家でも同じ感じだと思っていたようです。

もう給食様様ですよ。

家庭では偏った食事ですが、
給食のおかげなのか、
健康状態は良好でした。

しかしやっぱり気になる偏食。

いろいろ工夫をしてがんばりました。

ものすごく嫌がって泣きながらの食事のときもありました。

家庭での食事を嫌いにならないように、
頑張って笑顔を作って、
一口食べたら盛大に褒めての繰り返し。

しかしやっぱりこちらのメンタルもやられるのです。

まあ、息子も同様ですけどね。

一口から始め、
2口目に進み、
ふりかけご飯はご褒美として食卓に出す
みたいな。

そんな毎日を送っていた時期がありましたが、
気づけば、
献立の範囲は狭いものの、
おかず(野菜)を食べることは少ないものの、
毎日きちんとご飯を食べるようになりました。

今までを振り返るとものすごい成長。

そして救いなのは、
相変わらず給食はしっかり食べている様子

いいことです。

おやつ大好き年中娘。

おやつをよく食べたがります。

そして、白米、うどん、麺大好き。

息子同様、ふりかけご飯を良く食べ、
麺類が大好きで、
うどんも素うどんが好で、
麺さえあれば具はなくてOKなようです。

炭水化物ばかり。

これもやはり健康面が気になるところ。

そんな娘も給食はちゃんと食べている様子。

もうね、
我が家の子どもたちの主な栄養源は給食のようです。

ちゃんと家庭でも健康面を考えて食事は出しているのに・・・。

これまた難しい哉。

当然なんだろうけれど、
兄妹で食の好みが違う・・・。

息子の偏食が激しかったこともあり、
娘が息子ほどの偏食ではなかったこともあり、
どちらかというと息子優先の献立でした。

ふと、
かずが進まない娘に、
ごはんをちゃんと食べるように話すと、
「これ、ほんとうはあんまりすきじゃないんだよね」と。

カレー派の息子。
対して、ハヤシライス派の娘。

カレーは娘には辛いようです。

鮭玉ご飯が好きな息子。
対して、そんなに好きじゃないという娘。
(でも、鮭フレークご飯は好き)

ラーメン派の息子。
うどん派の娘。

お肉大好き息子。
お肉はそこまでな娘。

シラスご飯とか、わかめご飯とか、納豆ご飯とか、タコ焼きとか、唐揚げとか、
共通して好むものもありますが、
けっこう割れる食の好み。

まあ、どっちかが合わせるというのも大事なんで、
2人の好みの食を交互にすれば良いとは思うのですが、
なんか難しいなあ・・・。

そして最終的に共通するのは、
給食はちゃんと食べる。

良いことなんだけど、
なんだか複雑。

給食にはどんな魔法がかかっているのか・・・。

先日、ちょっとショッキングな出来事がありまして。

豆腐が好きな娘。

冷ややっことか、みそ汁の豆腐とかよく食べます。

そして、
給食に麻婆豆腐が出たようで、
それがおいしかったとのこと。

麻婆豆腐が好きだと話す娘。

なので、
晩ごはんに麻婆豆腐を作ることを告げると喜ぶ娘。

そして食卓へ。

全く手をつけていない娘!!

「ごちそうさま」と言うので、
麻婆豆腐を食べたか聞くと、
「食べていない」と。

おいおいおいおい!!

なんでよ!!

娘は曰く、
「給食と違う」
らしいです。

給食の麻婆豆腐にはニンジンとか緑の豆(インゲン?グリンピース)が入っているとか。
私が作った麻婆には入っていなかったので、
「違う」
と。

他にも、
私の作る麻婆の何がイヤなのかを聞くと、
「この緑(ネギ)がイヤ」だと。

味は置いておいて、
見た目まで給食を基準にされると、
もうどうにもできません!!

というか、
娘なりに、おかずを食べなかった理由を頑張って考えた結果、
「給食と違う」という理由を編み出しただけなのかもしれないですが。

まあ、
子どもたちのこれらの行動はすべて
甘え
なんですよね。

自分の幼少期もそうだったかも。

私の場合ですが、

家のごはんも給食も同じくらいに美味しかったです。

だけれど、
家のごはんはそこまできちんと食べなかったように思います。

給食は残さず食べたけど、
家のご飯はよく残しました。

なんというか、
保育園の時間での食事の時間は給食のときだけで、
お昼にはお腹が空いていたし、今食べておかないと、
おやつの時間までお腹が空くというのもわかっていたし、
先生に注意されるというのもあったし、
まあ、家でも注意されるのですが、
先生に言われるとちゃんとやらなきゃというのが強かったように思います。

要は、
家は自由なんですよね。

同じように注意されるのですが、
なんというか自由だから。

保育園はやっぱりほら、
他のお友達もちゃんとしているわけで、
それにある程度自分も合わせていたところもあるし、
家よりも「きちんとしないといけない」という気持ちもあった。

そんな感じでしょうか。

きっと、息子や娘もそんな感じなんですよね。

だから、
例え、家でも給食と全く同じものを作ったところで、
給食ほどの食べっぷりはないような気もするんですよね。

かと言って、
作るのをやめるわけにはいかないので、やめないですが。

はあ~、今日の献立は何にしようか。

今日も冷蔵庫の中を見てため息をつく私・・・。

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