毎日の自分の手料理に飽きました

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

毎日毎日大変なごはん作りの話。

「何が食べたい?」
と子どもに聞けば、
だいたい同じようなメニューが出てきます。

おかずのメニューの引き出しがあまりないというのもあり、
子どもの好きな味の範囲が大人よりも狭いというのもあり、
定番メニューをローテーションしている我が家です。

そう、

子どもが食べられるおかず優先で作ります。

大人が食べたいものもそれなりにはあるのですが、
子ども用、大人用と種類豊富に作る元気もないので、
それならば、
みんなが食べられるほうを作るわけで。
そこに超副菜感覚で大人のおかずをときどき盛り込む的な。

健康と経済面のことを考え、
6~7割で手作り、
残りの3~4割で、お惣菜、外食を駆使します。

毎日毎日欠かすことのできない作業。

大変です。

疲れます。

そして、

自分の作る料理を食べることに飽きました。

料理作りは決して嫌いな方ではなく、
どちらかと言えば好きなほうで、
料理番組などは子どもの頃から好きでよく見ていたし、
図書館でも料理本をかりたり、
写真がキレイなものなどは写真集感覚で購入したり。

学生時代は一人暮らしをしていたんですがね、
9割以上 自炊 をしており、
お惣菜などもほとんど買わず。

まあ、経済的なこともあったのですが、
自己満になるだけですが、
料理をするのこと自体もそれなりに楽しかったし、
何よりも自分で作れるメニューが増えることが嬉しかったりしたのが大きくて、
よく料理番組をチェックして作っていました。

社会人になってからは、
実家通勤だったこともあり、
毎日作ることはなかったものの、
お弁当や週末のおかずは自分で作ったり。

料理作りは楽しかったし、
材料の買い出しも楽しかったし、
自分で作った料理を食べるのも楽しかったのです。

結婚後、
当然毎日作るようになりましたが、
飽きることはなく、
趣味のひとつのようなものもあって楽しかったのです。

しかし今、
当時のように楽しんで作っている感覚はナシ。

なんでだろう・・・。

自分の作る料理の味にも飽きてきました。

自分の作る料理。

決して美味しくないわけではないと思うのです。
普通です。
失敗もあるけれど、美味しいです。
しかし、食べ飽きました。

出産以降は、
毎日見ていたNHK放送の「きょうの料理」「きょうの料理ビギナーズ」を見なくなったのもあるのか、
(見なくなったというか、就寝準備のため見られなくなった)
自分流の味付けばかりで、
やはりマンネリ化しているのか、
子どもの食べられる狭い範囲のメニューを駆使するからなのか、
飽きました。

キャンプにハマり出した夫。

子どもの離乳食が済み、
子どもの食べられるおかずの範囲が広くなってきてからは、
キャンプ効果も相まって、
全く料理が出来なかった夫がキャンプの練習がてらに、
自宅でキャンプ飯を作るようになりました。

キャンプの練習を兼ねているので、
キャンプで使う道具でご飯を炊いたり、おかずを作ったり。

それ以降、
料理の楽しさをちょっと知ったのか、
夫はYouTubeやネットで見たレシピで料理をするようになり、
普段の晩ごはん(帰宅が遅いので自分用ですが)も作るようになったり、
数年前よりも、
夫がキッチンに立つことが増えました。

ここ1~2年ほどは、
毎週の仕事休みの日は暗黙の了解で夫に料理を任せることに。

私よりも美味しいものをつくることもあれば、
そうでないこともあるのですが、
でも、自分の料理よりも美味しく感じるのです。

きっとそれは、
ネットなどで見たレシピ通りに作るというのもあるのか、
私とはちょっと違った味付けをするからなのかはわかりませんが、
でも1番は、
自分以外の誰かが作った料理だから
というのが大きいかなと思ってみたり。

よく母も言っていたんです。

「自分の料理に飽きた」
「誰か作ってほしい」
「美味しいとかじゃなくて、違う誰かの料理が食べたい」

と。

それは、外食やお惣菜というよりも、
自分以外の誰かが作った家庭料理という意味。

嫌味で、
ご飯作りを頼んでいるのではなく、
純粋にそう思っているだけ。

なのでね、

独身時代に、毎週末は私がご飯を作っていたのですが、
それを「おいしい、おいしい」と言って食べていた母。

「味云々よりも、
自分以外の誰かが作った料理を食べられるのが嬉しい」

とも言っていました。

当時はあまり理解できなかったのですが、
今私が同じような状況で、
やっと当時の母の言っていることを理解しているのです。

なんだろうなぁ、親子なのかなぁ、遺伝子なのかなぁ。
同じことを考えてしまうことの不思議。
そういうもんなんでしょうか。

とは言え、
学生時代に自分の料理を毎日食べていたのですが、
「飽きる」ということはなかったのです。

当時と今の違いはなんだろう。

う~ん、

余裕

なのだろうか。

育児を始め、家事、仕事。
主にはやはり育児か。

子どものことをいろいろ考え頭を煮やすことが多く、
メンタルは常にキャパオーバーしかけており、
常に崩壊しないように調整したり、考え方を変えて広げてみたり、
まあ、いろいろ大変なわけです。

もちろん、
自分の作ったご飯を食べて、
「おいしい」と感じるのですが、
しかし「飽きた」し、
違う誰かの手料理を食べたい。

なんというか、

ご飯ができている状態を望んでいるのかもしれない。

もうよくわからない。

とにかく、
自分の料理に飽きたし、
以前のように料理作りは楽しくない。

すべてはメンタルの余裕なのだろうか。

メンタルの余裕はなく大変なのに、
学生時代とかに戻りたいかと言うと、
そういうのは一切なく、
今のほうが大変だけれど、
食事作りはウンザリするけれど、
自分のごはんの味には飽きるけれど、
今のほうが楽しかったりする矛盾。

それが子どもの力なのだろうかとも思う。

結局これに対する解決策は特になく、
これと言ってハッキリとした答えもなく。

きっとね、
いろいろ頭を煮やしまくっている今なんだろうなぁと。

余裕って本当に大事だよなぁと、

当然のことを改めて感じるのと同時に、

「自分のごはんに飽きた」とか、
ある意味贅沢な話だよなぁと思ったり。

当然のようにご飯が食べられる幸せ。

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