子どもの発達で抱く複雑な感情の正直な話

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

言葉の発達がゆっくりなことをきっかけに年少さんから療育を始めた
現在年長さんの息子のことで、
ここ最近抱いた、複雑な感情の正直な話

保育園在園中に、
保育園側が送迎等をすべて行ってくれる保育園経由の任意のスイミング
が年中さんからあります。

言葉の発達がゆっくりでマイペース、
そして、
身体の発達機能等もゆっくり。

集団の一斉指示を聞いて動くなどの集団生活に加え、
水中での運動等、
当時の息子にはまだ難しいかなと思ったり、
一気にアレコレ始めるのも大変だし、
今は療育を集中的に行いたいし、
本人も特に興味を示しているわけでもなく、
などなど、

その当時の息子の状況などを見て、
今は「スイミングはしない」
という判断をし、
スイミングをずっとしてこなかった我が家。

それが、

9月頃に突如、
なぜか「スイミングをやってみたい」と言い始めた息子。

実は、
娘の学年(年中)はスイミングをやっている子が9割と多め。

娘が「やりたい」となんとなく言い始めたので、
息子に聞いてみるも、
「やらない」
と言うので、
娘だけでも始めてみようかと思ったら、
「やっぱりやらない」と言う娘。

水遊びだと思っていた娘。
スイミングではこんなことをするという話をすると、
思ったのと違ったようで「やっぱりやらない」と。

2人して「やらない」と言うので、
「まあ、いいや」と思っていたら、
「スイミングやりたい」と突如として言い始める息子。

気分でいろいろ言っているんだろうけれど、
子どもって難しい・・・。

娘のときと同じように、
スイミングとはという話を息子にし、
それでも「やってみたい」と言うので、
申し込み(園のおけいこ窓口)をしました。

10月開始のスイミング。

担任の先生に、
準備物はどんなものかを聞くために、
先生に話しかけると、

「そのことなんですけどね、おかあさん・・・」

子どもの人数にも寄るのだと思うけれど、
今の息子の学年のスイミングでは10人くらいの子どもに対してコーチが1人らしいのです。

そして、
年中さんから徐々に水に慣れていった現在の年長さんのスイミングの内容は、
足のつかない深さでビートバンを使ったりなどをしているようです。

「水慣れからの超初級クラスの息子にとっては今のレベルが難しいのでは・・・」

という話を始めに、

言葉の発達がゆっくりなため、
集団に対する言葉での一斉指示の理解や集中力、注意欠如、マイペースなところ、
身体機能の発達もゆっくりなため(手先の不器用さなど)、
(まあ、発達云々抜きで、
元々の運動センスというのは高いほうではないのもある)
普段の園での集団生活を見ていると、
「コーチ1人で、足のつかない深さでのスイミングにすごく心配をしている」
と話す担任の先生。

今のスイミングのレベルが息子に合っていないことと、
息子の普段のマイペース気質なことが合わないのではないか

ということ。

終いには、

マイペース気質なことと、
息子のレベルにより、
集団を止めてしまう可能性があることを指摘され、

なんだろうなぁ、

そこまでアレコレ言われると、
私のやる気がなくなってきてしまったのです。

横で話を聞いていた息子。

「浮き輪をつけたらできるかも」
ということを話し始め、
「浮き輪はつけないんだよ~」と先生に言われ、
息子の言葉とか息子の反応に不憫に感じてしまうのは私だけか?

実は、9月から始めたお友達がいるようで、

「その子は、どんな感じですか?」と聞くと、

その子がどの子なのかは知りませんが、
元々の運動センスがそこそこあるのか、
「その子は順調にできてます!」と笑顔で答える先生。

それにも複雑な感情を抱いたのは事実。

先生が話していることは事実であり、
先生が心配してることも事実であり、
それはすごく理解できるのですが、

私が親バカなのか、

スイミングのレベルは確かに合わない部分があるにしても、
なんとなく園生活の話を聞く限り、
集団を止めるほどのマイペースさがあるとは思えず、

また、
遠回しに「やめてほしい」というのを言われ、
別のお友達は「しっかりできている」と褒める先生に

すごくすごく複雑な感情を抱き、
すごくすごく悔しい思いになりました。

先生は事実を述べていて悪いわけじゃないのですが、
すごく悔しかったのです。

確かに身体の発達レベルがゆっくりだけれど、
本人がやる気になっており、
本人のやる気があるときにやることこそが1番発達を促すはずであり、
本人の身体機能の底上げをするべく運動を始めるべきかなと思っていたときでもあり、

いろんな意味で息子にとってベストタイミングであるのに、
なんだかそのチャンスを狭められた気がしてならなかったのです。

その晩、
夫と話をして、
確かに本人のレベルに合わないことをするのは間違いであるし、
陸上に比べて事故の危険性は高いわけで、
不安の中で決行するほどのことでもないし、
まあ、気持ち的にも保育園経由でのスイミングをやる気はなくなったし、

ということで、

個別で、
レベルに合ったクラスでのスイミングに通わせてみることにしたのです。

まずは子どもたちを連れて見学に行き、
「どう?こんなことするけど、やってみる?」
と聞くと、
娘も息子も「やってみたい」と言うので、
1日体験を申し込み。

そして翌週、
1日体験をしてきました。

未就学児の初級クラス。

どうやら、我が家が行った曜日のクラスは、
初級の中でも上手な子たちが多いクラスとのこと。
他の曜日を勧められましたが、
仕事との兼ね合いでその曜日しかできず。

上手な子たちに混ざって行う初めての初級クラス。

娘は「やっぱりやりたくない」と泣きながらも参加。

イヤイヤさせるのもどうかと思ったのですが、
申し込みも済ませてるし、
イヤなことも挑戦してみるのも勉強
ということで参加。

同様に「やっぱりやりたくない」と言い始めた息子ですが、
教室に着くとノリノリで参加するのです。

は~、子どもの気分ってわからないし、
そのときそのときの発言がどこまでの真意かがわからない。

子どもって難しい・・・。

自分はこんなだっけ?

こんな感じで始まった1日体験。

もう、ビックリです!

息子の様子にビックリです!

泣いている娘を気遣いながら一緒に行動する息子。

名前を呼ばれたら手を挙げて返事をするときは、
泣いている娘の手を持って、手を上げさせ、一緒に返事をするというサポートをし、
遠巻きにしか見られないので、
コーチたちの声は聞こえませんが、
ちゃんと集団に混ざり、
指示されたことを一緒に行い、
自分の出来る範囲でスイミングに参加する息子。

飛び込みや顔付けを嫌がっているのか、
首を横に振っている仕草が度々見られましたが、
サポートを受けながら参加し、
最後のほうでは、イヤだという顔付けはあごや口までだけれど挑戦出来ていた息子。

ちなみに、
子ども15人くらいに対してコーチ3人体制。

初めて体験と振替の子たちもいたようで、
それをふまえての3人体制のようで、
普段は2人体制とのこと。

普通に、初めてのお友達の中で集団参加ができていて、
娘のことも気にしながらできていて、
見学してる私に手を振りながら参加できていて、

レベル云々は置いておいて、
担任の先生に見てほしいと思いました。

まあこれも、
園での集団生活、
家庭で独自に参加する集団
という意味ではちょっと雰囲気は違うわけで、
どんなときにでも同じような対応が取れることが望ましい
というのは、
発達専門のクリニックの先生に言われたこと。

そんなことをいろいろ考えると、
子どもの発達ってすごく複雑で難しいことで、
大人は一体何を求め、
個性が何なのか、
個人差とは何なのか、
いよいよわからなくなる・・・。

1日体験を終えて第一声。
「楽しかった~!!また来たい!」

第一声で、本人自らこの言葉が出れば、
「やらない」という選択はないよね。

娘も「楽しかった」という第一声でしたが、
「でも次はもうやらない」
とのこと。

娘は1回で満足したのでしょう。
「楽しかったけど、やらない」とはそういうこと。

対する息子。
まだやってみたい。

息子だけ通わせてみようかなと思っています。

その晩、スイミングの担当者から電話がかかってきて、
「どうでしたか?」
という話をしたのですが、
これにも実はちょっと思うことがあり、

その話はまた次回。

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