「楽しむ」ことのすごさと孔子の言葉通りの年長さん

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

以前紹介した孔子の言葉に関連する話。
〈過去記事〉子どもの毎日学習のポイントと孔子の言葉

高校の漢文の授業で習うことが多い孔子。

漢文読みは難しいのですが、
心に響いて、
迷っているときに背中を押してくれるものが多く、
人生において、とても勉強になります。

漢文の論語集とかって、
人生のバイブルにもなりそうです。

幼児期には難しいですが、
だんだん意味がわかってくると奥が深くておもしろそうな、
こんなカルタを発見!

孔子の言葉で、

これを知る者はこれを好む者に如かず
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず

という言葉があって、

学ぶことにおいて、勉強好きには及ばず、
勉強好きは、勉強を楽しむ者には及ばない

という意味です。

要は、

楽しむことで上達する

ということ。

もうひとつ、こんな言葉があります。

止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい

我が家の年長息子。
まさにこんな感じ。

言葉の発達がゆっくりなことをきっかけに療育を始めた息子。
発達知能テスト等では、
実年齢よりもやや幼い傾向にあり、
発達はゆっくりな様子。

発達専門クリニックを始め、
療育施設、保育園等からは、小学校では支援級を勧められるも、
いろんなことを総合して考えた結果、
通常級で入学
することに決めました。

まわりが支援級を勧める中での通常級という選択に、
不安がないわけはなく、
この選択をしたことが間違だったかもしれないという気持ちも正直あります。

しかし、この選択に後悔はなく、
今は、その選択をしたことに向けてやるべきことを取り組むために前を向く
そんな感じでしょうか。

そんなときに出会った孔子の言葉で、
まさにこの言葉通りだなと感じる息子の姿。

ゆっくりな傾向ではあるけれど、
止まりさえしなければ、少しずつでも前に進むし、
息子は止まっていないのです。

プラスで、
何事も「楽しむ」姿が見られるのも息子の特徴。

この姿には、夫婦で感心するほどです。

自分が同じ年齢の頃に、
こんなにいろんなことを楽しんできたかなぁと思うほど。

保育園経由で通えるスイミングがあるのですが、
現在行っている内容と息子のレベルが合わないことに加えて、
息子のマイペースな普段の様子からして、園経由のスイミングが合わないのでは?という先生の話により、
入会はしたものの、一度も参加することなく退会した園経由のスイミング。
詳しい内容はこちら

悔しい気持ちが大きかったのは正直なところですが、
レベルが合わないというのは納得なので、
息子のレベルに合ったスイミングに通うことに。

体験を数回した後、
「やりたい」と言う息子。

体験教室も含めて、まだまだ2~3か月程度ですが、
毎回楽しく通っています。

顔付けやもぐることができず、
断固拒否ではないものの、
やや拒否をしながらも、
顔付け、もぐる、不器用ながらも泳ぐ姿が見られるようになりました。

「スイミングはどう?楽しい?」
と聞くと、
「楽しい!!」
と、本当に楽しそうな顔で話してきます。

そのあとにつづく言葉。

「でも、もぐるのキライなんだよね。
顔に水つけるのきらいなんだよね。」

でも、楽しいそうです。

嫌いだけど、楽しいそうです。

嫌いだけど、楽しい。

でも、
楽しいが勝りすぎて、嫌いだけど通う、続けたい。

きっとそんな感じ。

これってすごくない?

楽しい と 嫌い

どっちも事実。
だけれど、「楽しい」の比率が高すぎて、「嫌い」なのは事実だけど「嫌い」なことも楽しい。

子どもの頃にそれを感じることはなかったなぁ。

私の場合、
「嫌い」なものは「嫌い」。
「嫌い」なことがやりたくないから、「やらない」という選択をしていただろうし、
「やりたくない」ということを親に言っていたと思います。
なので、
「嫌い」が「楽しい」を勝ることはほぼなかったように思います。

スポーツなどは不器用なところが多いのですが、
体を動かすことは好きな息子。
不器用ながらもしっかり楽しんでおり、
上達はゆっくりながらも、
確実に上達はしており、
2カ月前とは全然違う姿があります。

止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい
勉強好きは、勉強を楽しむ者には及ばない

まさにこの言葉通りの姿の息子です。

もうひとつ、息子がドはまりしていること。

ピアノ

です。

通い始めて1年半ほどが経つのですが、
それ以来、
ピアノに触ることが増え、
YouTubeで弾き方動画を見まくり、
見た後は実際に練習をし、
おしえてもいない曲を独学で弾けるようになっていたりしていました。

「千と千尋の神隠し」が大好きで、
そのテーマ曲や挿入曲を弾き、
クリスマスの頃には、
戦場のメリークリスマスが聞こえてきたのにはビックリした。

園の発表会で「勇気100%」を歌ったのが楽しかったのか、
その曲も弾き方動画を検索して弾けるように。

ピアノ先生曰く、
「楽譜を見て譜読みで弾けるようになってほしい」
そうで、
ピアノ先生的にはあまり褒めてはもらえなかったのですがね(汗)

まあ、何にせよ、
この意欲よ。

これもすべては「楽しい」からきているから、
「楽しい」っていう感情がどれほど凄いものなのかを、
息子から学ぶ私です。

何事も楽しんでやりなさい。
楽しむことで、思わぬ力が発揮されるものだ。

これも孔子の言葉。

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