毎日学習で成長する年長さん

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

言葉の発達がゆっくりなことをきっかけに療育を始めた現在年長さんの息子の、
小学校準備として始めた毎日学習の話。

我が家の家庭学習教材はベネッセのこどもちゃれんじ。

週末や、時間のある平日などに、
まとめて数ページ30分程度をしていたのですが、
宿題の練習、毎日学習のクセ付け、毎日コツコツ継続力をつけるためもあり、
「見開き2ページ、10分程度を毎日」
というスタイルに変更しました。

1回の時間は短いのですが、
毎日コツコツというのは地味に大変な作業ではあるのですが、
今更ながら思うのですが、
見開き2ページ、10分程度という壁は、
子どもにとっては乗り越えやすい壁のようで、
集中もしやすく、
毎日コツコツのほうが学習能力も身につきやすいように感じます

毎日学習を数カ月続けた息子の現在の毎日学習の姿。

自分で問題文を声に出して読み、
問題を解いて、
答えを確認。

横で私はほぼ見ているだけ。

私の声掛けとしては、
「今日はどのページやる?」
「問題文、読んでみて」
「できた?じゃあ、答えを確認しようか!」

間違えているとき、
ついつい口をはさみそうになるのですが、
そこはグッとこらえて、
自分で答えを確認して間違に気づいてから、
なぜその答えなのかを説明するようにしています。

この段階で私が意識していることは、
自分で選ぶ、探す、確認
です。

ワークをめくってみて、どこのページからやるか。
シールワークもあり、該当のシールは何ページにあるかページを探す。
答え合わせも自分でやる。

答え合わせは楽しいようで、
しっかり該当ページと答えページを見比べて確認しています。

息子の正答率は約9割程度です。

これも、ちゃれんじの小学1年生準備コースで届いたタブレットのおかげかなと。

ワークと連動しており、
タブレットでヒントを確認することができます。
該当ページにヒントマークがついており、
それを自分で確認しております。

一人でも行える工夫がされています。

何気なくやっている今の光景も、
当然ながら、段階を踏んでここまでやってきました。

はじめはもちろん、

問題文を読んであげて、
途中、具体的に指示をしてあげて、
シールワークのときのシールはどのシールを使うかおしえてあげて、
間違えているときは、ちょっとヒントを出したりして、
答え合わせも私がやって・・・

という感じ。

その援助を1つずつひいていき、
最終的にはすべてを自分でやるように。

ひらがな、カタカナが読めるようになった頃に問題文を読むように言ったのですが、
はじめは「イヤだ」と言って読んでくれませんでしたが、
今では、
「問題文を読んでからやってみて」
と言えば、
スラスラと問題文を読んで、問題を解くようになりました。

それも、長い問題文をしっかり読んで、しっかり問題文の指示通りに答えていました!!

たくさんの指示が入った長い文章が苦手であろう息子。
言葉の発達はゆっくりなほうで、
一斉指示や会話などはも苦手分野と思われます。

なので、
「〇〇の右側で、△△の下で、◇◇の左側」
という問題は特に苦手なようで、
数か月前はこういった問題に苦労していました。

しかし、
語彙力などは「年齢としては少ない」と言われてきましたが、
息子なりに語彙力はついてきているようで、
数日前に、指示が多く、1文も長い問題文をしっかり読んで、
指示通りに問題を解いていた姿には感動しました(泣)

しかも全問正解!!

言葉の発達はゆっくりだけれど、
読み書きは順調。

実は、発語、会話力がゆっくりであっても、
読み書きが順調な子は多いようです。
息子もこのタイプのようで、
「聞く」よりも「読み書き」のほうが得意なのでしょう。

ここに「聞く」力が身につけば、より良くなるという感じでしょうか。

これには「絵本の読み聞かせ」が良さそうです。

しかし我が家。
絵本をたくさん読むタイプではないのです、実は・・・。
絵本好きとは言い難いです。

しかし、
絵本に興味の薄いお子さんにも「聞く」「読む」練習にうってつけの遊びがこちら。

カルタ
〈過去記事〉絵本をあまり読まない子への音読法

です。

カードゲームが好きな我が家の子どもたちです。
カルタにハマり、毎日やっていた時期がありました。

絵本はあまり読まないけれど、
カルタ読みはしっかり全部やる。

そんな感じでした。

ここでもうひとつ。

発達クリニック、療育施設、保育園からは、
小学校では支援クラスを勧められていた息子。

実際に小学校とも何度も面談をし、
授業風景も見学に行き、
小学校の規模や、いろんなことを総合して、

通常級

で入学することに決めた我が家です。

通常級にするか、支援級にするかは秋ごろまでに決定しないといけないのですが、
その最終結論を出す前に、
夏頃、保育園の担任の先生と懇談を行ったのです。

そのときに先生に言われたこと。

「今の息子〈夏ごろの息子〉を見る限り、
通常級で、一斉指示により、テストを受けることはできないと思う」

テストを配られ、
自分で問題文を読んで、
時間内に問題を解いて、
テストを提出する

という作業は息子には難しいのでは

と。

もちろん、その頃の息子の様子では、
1人で時間内にテストを受ける姿は想像できませんでしたが、

今ではどうだろう。

時計読みも得意な息子。

声掛けは必要だけれど、
時計を見ながら、時間を気にして動く様子はあるので、
今の毎日学習のスタイルを見る限り、
1人で問題文を読んで、問題を解く
というのは出来る気がするし、
テストを受けている姿が想像できるようになりました。

先生に「無理」にも近いようなニュアンスで「難しい」と言われ、
ショックであり、
残り約半年でそこまで持っていけるか不安でしたが、
やり方次第では、
無理ではない!!
のです!!!

第三者や園生活をよく知っている先生に言われると、
親自身も「無理かも・・・」
と感じるのですが、
決してあきらめないでほしいのです!!

無理かどうかは、先生が決めるものでもないし、
親が決めるものでもないし、
むしろ、親は「できる!!」と思って、子どもと一緒に取り組むべきなんですよね。

いろんなことに関して、
先生は「無理」にも近い発言をされてきましたが、
先生が「無理だろう」と感じていたことが、
「無理ではなくなってきている」のです。

先生の合格ラインみたいなものがどこなのかは知りませんが、
私の見る限り、
息子はいろんなことをしっかりできるようになっているのです。

先生曰く、
「家庭では個別指導ですよね?」
と言われそうなのですが、
しかし、何を言われようと他人が決めることではないんですよ。

もう、この本にはそのことが書いてあります。

毎日学習だけでここまで来たわけではなく、
療育施設でも相談をして、
個別指導内容として取り組んだこともあるのですが、
家庭での毎日学習がさらに底上げをしたと思っています。

なので、
諦めないでがんばりましょう!!

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