子どもの育脳 ペアレンティング・トレーニングとは

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ブログ訪問ありがとうございます、年子の1男1女を育てるフルタイムワーママ heaco です。



言葉(会話)の成長がややゆっくりで、マイワールドを持つ我が家の3歳児男の子。

3歳半検診で、心理専門の先生に、30分の面談中に子どもの様子を見ていただきましたが、会話の受け答えをはじめ、
・クレヨンの持ち方
・寝そべって遊ぶ体制が多い
などから、全体的にやや幼い傾向が見られるとのこと。

素人ではあるけれど、親である私の見解からすると、発達・成長がゆっくりながらも追いついているので、彼には彼なりのペースがあるので、サポートしつつ見守りに徹することにしています。

保育園の先生からは、療育を勧められたりしたこともあり、まずは療育が必要かどうかの判断をするための、専門的検査を受けることにしています。

療育をするに至る経緯の過去記事はこちら



療育の専門検査を受けることができるのが、早くても2か月先。
半年先というクリニックもあります。

検査を受けるまでの間に、育児書、療育に関する本などを読み、素人ながらですが、家庭でできる方法を勉強しています。

数冊の育児書を読んで思ったこと。

特に、「ペアレンティング・トレーニング」という本を読んで思ったこと。

人間は生き物
早寝早起きの基本の生活をすることがなによりも大事だということ
子どもは、生活の中で遊びながら学ぶということ

0歳からのリトミックだとか、ベビー教材などの早期教育の検討もしました。

確かに、そういった教材から学ぶことってたくさんあるし、〇〇法とかいう教育法って大人からすると、特に親からすると、とても魅力的なんですが、

子どもにとっては、基本の生活を送ること、普段の生活の中から学ぶことがまずは1番

ということをつくづく感じ、改めて、基本の生活が大事であることに気づかされました。

また、早期教育がどうとか言っているのではなく、基本の生活で子どもの脳のベースを作ることが大事であって、脳を作る順番を守りましょう と言ってるのです。

・ティッシュケースからティッシュを全部出してしまうこと
・水道から出る水で水遊びをすること
・ガムテープで遊ぶこと

大人からすると無駄遣いに思えることが、子どもにとってはすべて学び。

ガムテープを全部使いきって、もったいない!
水道代がかかる!

でも、ベビー教材代や幼児期のおけいこ代にお金を使っても、子どもへの投資だと思える。

ガムテープなどの、生活用品も子どもへの投資だと思ったら、断然お得な学習教材だと思います。
(水道の水に関して言うと、水道代というより資源という観点からもったいないので、我が家では、ちょろちょろ水で遊ばせています → 水道管などにはあまり良くないかも 汗)

ペアレンティング・トレーニングという方法は、子どもの脳育て 育脳 に関して書かれています。
育脳といっても、すごく良い成績がとれるとか、秀でる能力を引き出すとか、そういうことではなく、

自分で考えて行動する力、ストレスと上手に向き合い付き合っていける力

を、発達途上の子どもの脳につけるには ということが書かれています。

おそらく大半の親がとってしまいがいちな行動が実は、成長・発達途中の子どもにとっては逆効果だったという、目からウロコなことがたくさん書かれています。
この本に書かれている内容は、当たり前と言えば当たり前なことが大事であることを気づかせてくれ、大人になった自分が実行するには少々勇気がいるような方法も書かれています。

また、トラブルを抱えた子どもの改善もできるようで、幼児期だけでなく、思春期の子どもたちへの改善策も書かれています。

時代によって育児への考え方は変化しますが、この本に書かれている内容はいつの時代にも通用するものだと思います。
なので、子どもたちが親になるときに参考にしてもらいたいとも感じました。

もっと早くこの本、ペアレンティング・トレーニングという方法に出会いたかったなぁと思う1冊です。

3歳まで(特に2歳頃)の生活スタイルがこの本とはほぼ逆のような生活スタイルを送っていたので、生活スタイルすべてが影響したとは思いませんが、プラスではなかったかなぁと思う点が多々あり、反省しております。

この本では、子どもの育脳について述べているので、親がとるべき行動に関しては、やや厳しめの表現もあり、できあがった大人の育脳改善は非常に難しいこともあり、「大人の育脳について、子どものための育脳である本書ではあえて述べない」とも書かれています。

なので、この本と合わせて読みたいのはこちら。

子育てに日々奮闘する親たちに、尾木ママが優しく褒めてくれます(笑)

尾木ママの叱らないしつけの方法は、ペアレンティング・トレーニングとリンクする部分があり、また、本書内で尾木ママが「脳科学の育児法もおすすめ」と言っていて、脳科学の面から生み出された「ペアレンティング・トレーニング」はまさにそれかなと思いました。

しかし、叱らないという方法に、個人的にやはりあまり納得できない部分があります。

必要以上に叱る必要もないけど、必要以上に叱らない必要もないなと。

とある外国人の疑問の声。

「なぜ日本人は、ニコニコしながらやさしい口調で子どもに注意するの?」

この1文だけで、何が疑問なのかが良くわかりますね。
私も同感です。

別の育児書では、危ないこと、悪いことをしたときは、大きな声で怒鳴りつけるのではなく、
しっかりを目を見て、真面目な顔で、いつもよりも声のトーンは落として、注意すること
とありました。
そして、
・いつまでも長い時間ダラダラ叱らない
・蒸し返して叱らない
・叱るときは叱る メリハリをつけること

私もそっち派かなぁ。
尾木ママごめん(苦笑)

叱らない育児法て賛否両論あって、私もあまり納得いきませんが、それ以外はとても参考になります。

育児は正解がないから、いろんな見方、考え方があります。

いろんな視点から見た意見、考え方を知って、相手(子ども)もきちんと意思を持った1人の人間だから、それぞれの個性が伸ばせて、良いサポートができる方法を探っていきたいですね。



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