雷が嫌いな年長さん

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

雷が嫌いな年長息子の話

雷が怖くて、
雷がひどいときは、耳をおさえる息子。

保育園などでも、
「今日は雷がひどくて、ずっと耳をおさえてまして」
と先生から聞くこともあります。

花火が大好きな息子。

ここ数年の自粛により、
4年前の花火大会を最後に、
打ち上げ花火を間近で見ることがなくなった子どもたち。

なので、
BSで中継放送される花火大会を見たり、
サプライズで上がる花火を遠方から見たり。

少し前に、
サプライズ花火大会(15分)の情報を事前に収集し、
連れて行くことが出来ました。

おそらく、
子どもたちにとっては物心ついて初めての花火大会(実際には2回目)。

間近で見る打ち上げ花火。

テレビや遠方から見るのとは違って迫力満点で大きい。

プラスで、

打ち上げられるときの音も迫力満点。

あまりの大きな音に耳をおさえる息子です。

幼児期の私と重なるところがあるなぁと感じました。

子どもの頃、
雷が大嫌いだった私。

小さなゴロゴロはまだ大丈夫でしたが、
いつ、バリバリドッカーンになるかわからず、
ドキドキして大嫌いでした。

音もそうなんですが、
雷が落ちて死んじゃうかもしれないというのが恐怖でした。

雷がひどかった日。

私がトイレに行き、
子どもたちだけで部屋にいました。

部屋に戻ると息子がいない。

探すと、じいちゃんばあちゃんの部屋の部屋におり、
布団の中に隠れていました。
「雷がこわいから」と。

大人がおらず子どもだけになった状態で、
心細く、より恐怖を感じたのでしょう。
大人がいる部屋に逃げ込み、
さらに布団の中に隠れる。

似たようなことを私もしました。

なので、
息子の雷嫌いというか、
雷に対する恐怖が理解できる私。

打ち上げ花火のときに耳をおさえるのも、
きっと雷を連想するから

私もそうでした。

花火の音であり、
雷ではないことはよくわかっているのですが、
あの音が雷に似ていて、
あの大きな音が心臓にひびいてドキドキするのです。

花火が打ちあがるたびにドキドキするのです。

花火が大きければ大きいほど、
音は大きく、
ドキドキするのです。

なので、
まわりが大きな花火に感動する中、
耳を抑えて震えていました。

花火はキレイなんだけど、音がイヤで、
花火大会に行くのが苦手でした。

今はどうかと言うと、
雷の音はへっちゃらになったし、
花火大会もへっちゃら。

どうやって克服したか。

見栄みたいなもんです。

見栄を張ることが多かった私。

友達の前など、
家以外の人の手前では、
甘えた姿は見せず、
しっかり者を演じるタイプでした。

実際は、超絶泣き虫甘えん坊。

なので、
家では雷などにビクビクして、
布団の中に隠れたり泣いたり。
でも、友達の前ではへっちゃらな態度を取って見栄を張る。

これも年齢が上がれば上がるほど、
泣いたり、怖がる姿を見せるのが恥ずかしくなって、
雷で怖がっている姿を見せたくないという見栄により克服していったような気がします。

気づけば怖くなくなっていたような感じ。

私の記憶の中では、
中学2年生ころまでは、
内心、雷に怯えていたように思います。

息子もそんな感じで克服していくのだろうか。

しかし対する息子なのです。

今の息子を見ていて思うこと。

息子は、私のような見栄は張らないタイプなのです。

怖いものは怖いし、
泣くときは泣くし、
甘えたいときは甘えるのです。

自分の感情をきちんと表に出すタイプというか。
私はあまり表に出さないタイプです、特に家族以外には。

どっちがいいかはよくわからなくて、
これもバランスなんですが、
私のような見栄の張り方で克服していかない気もしますが、
年齢とともに克服をしていくような気もします。

別にいいんです。

嫌いなものは何年経っても嫌いだったりするし、
それは別に何も悪いことじゃない。

息子の姿を見て幼少期を思い出し、
息子の雷嫌いにすごく共感できた、そんな話。

しかし、
1年前は、娘のほうが雷に対して恐怖を感じていたのに、
娘はキョトンとしていました。

私がトイレに行き、
息子が祖父母の部屋に駆け込み、
1人部屋に取り残されていたのに、
絵本を読み続ける娘。

娘のほうが甘えん坊な部分があるのですが、
肝が据わっているのかいないのかよくわからんなぁ。

子どもっておもしろいね。

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