1つとして同じ個性はないのだなということをつくづく感じること

Pocket

こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

良い意味で、年長息子に対してライバル心を持っている年中娘のはなし。

ここ最近気づいたこと。

年長息子と競争しようとする娘。

どっちが先にパジャマを着られるか とか、
どっちが先にハミガキに取りかかれるか とか、
自分のほうが、息子よりも何が先にできたかとか、
それを私に報告してきたりとか。

息子は息子で、
娘とのその競争をゲーム感覚で楽しむことがあり、
こちらとしては、生活ルーティンが進んでありがたいです。

年長、年中に進級した子どもたち。
新クラスの場所が別棟の離れた場所にあります。

進級初日、「1人で新クラスに行って、朝の準備をする」と言った息子。
本人自らの申し出。
完璧にできていることもあれば、そうでないときもありますが、
ある程度は1人でできているようなので、
自立促進のため、
私は娘に付き添い、息子には先に1人で準備を進めてもらうようにしています。

そんな息子の姿を数日間見てきた娘。

ある日、
「今日は1人でやるから、おかあさんは来ないで」と。

なので、その日は息子の方に付き添い、
娘にはたった一人で教室に向かって準備をさせました。

息子の付き添いが終わったあと、
こっそり娘の教室をのぞきに行くと、
きちんと朝の準備を済ませた形跡がありました。

それ以来、何度かたった一人で準備を済ませる娘

ほんの1ヵ月前までは、
自分でサクサク準備を済ませるものの、
「おかあさん、ついてきて」とか、
「ひとりにしないで」とか、
そんな感じだったのに、
進級し、大人の階段を1つ昇ったことを自覚したのか、
1人でこなす息子の姿を見て、妙にライバル心が出てきたのか、
褒められる息子を見て、自分ももっと褒められたいからか、
たった一人で教室に向かい準備をするようになりました。

何にしろ、
自分から「やる」と言ってやる。

良いことです。

兄妹間で、良きライバルとして互いに切磋琢磨して成長する。
特に下の子は上の子を見て育つ部分があり、
こういう点は、兄弟姉妹がいることのメリットとしてよく取り上げられ、
何かしらの良い影響があることは確かです。

だけれど、同じ2人兄弟姉妹の妹である私が、
娘と同じように兄弟姉妹間で競い合ったかというと、
そうでもない。

やっぱり各個々人で違うというか。
兄弟姉妹によって違うというか。
育つ環境で違うというか。

そういうの全部ひっくるめて違うというか。

だから、
兄弟姉妹がいることのメリットは確かにあるけれど、
それがすべてではないというか。

2人姉妹の妹である私。

ただ自分が覚えていないだけかもしれないけれど、
娘のように、
当時の私が姉を良きライバルとして切磋琢磨しようとした覚えが全くないんですよね。
(当時の負けず嫌いな一面から、
トランプなどのゲームの勝ち負けでライバル心を燃やした記憶はよくありますがね)

自分の意識していないところで、
実は姉の影響を受けていたとは思うけれど、
当時の自分を思い返して思い出すことは、
「自分は自分だからなぁ」
という感覚と、
「私は末っ子だから」
という甘えん坊感覚。

末っ子といっても2人姉妹の末っ子なんですが、
いとこ が10人以上いて、下から3番目だった私。

いとこ たちとまあまあの頻度で交流があり、
私からすると年の離れたお兄さん、お姉さんがたくさんいて、
それが私の末っ子感覚を育てたというか。

育った環境だったり、
そもそも人間が違うから元々持っている気質や性格が違えば、
考え方や影響の受け方も違うので、
2人兄弟姉妹の妹であるという立場は同じであっても、
娘と私の幼少期は全然違うなぁと、
娘の姿を見ては、
つくづくそんなことを感じ、そして思うこと。

娘と私の決定的な違いはやはり、
性格、個性
です。

娘のほうが、大人な対応が取れるんです。

もちろん、幼児期特有のワガママや甘えはあるのですが、
相手に対する理解力だったり、
気の使い方だったり、
状況把握だったり、
そういうのが月齢の割に大人な対応を取るので、
ときどき、同年代と接しているのではないかと思うことがあります。

幼児期の自分と言えば、
自分が記憶する限り、
自分が1番で、自分を中心に世界がまわっているような感じ。

なので、
自分の幼児期と違って大人な娘を見て感心することが多々あります。

親子と言えど、こんなにも違う。
同じ人間ではないので当然なんですがね。

いやぁ、生き物っておもしろい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です