本をあまり読まない子の音読練習法

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

いくつか育児ブログを拝読させていただいております。

定期的に拝読させていただいているブログが数個あるのですが、
そのご家庭のお子さんでみな共通していることが、
「本(絵本)をよく読む」
ということです。

お子さんが本をよく読む = 親御さん自身も本好き

というのも共通しています。

親御さん自身が本好き ということは、
本からの良い影響がどういうことかをよくわかっていて、
それをやはり自身の子どもにも知ってほしいということもあり、
自然と本のある環境ができていて、
というか、
本がある環境作りが上手で、子どもも本好きになっていっている
という印象を受けます。

もちろん、本人の興味関心というのはあるかと思いますが、
スマホやタブレットがすごく身近で、
幼児期からそういった機器に触れる機会が多い今の時代に、
アナログアイテムである本をきちんと楽しみ、
そのおもしろさにきちんと気づけていること、気づける環境作りに感心しています。

対する我が家です。

絵本はそれなりにあり、
多からず少なからず、一般的な量かと思います。

子どもの興味関心分野の絵本を何冊か購入したり、
プレゼントでもらったり、
お下がり絵本だったり、
けっこうあります。
2歳頃まではけっこう読んでおりました。

3歳くらいになってくると、
興味関心分野がたくさん増え、
それらに没頭することが多く、
本を読む時間がなくなっているという感じです。

本を読む時間がないというか、
本に対する興味関心分野が他のことに比べ低いために、
優先順位的には下位になるのか、
本に割く時間までないという感じなのでしょう

私自身はまあまあの本好きです。
しかし、拝読するブロガーさんほどではないかもしれない。

ここでちょっと気になってくるのが、
音読
のこと。

私の勝手なイメージなんですがね、
本を読む機会が多ければ多いほど、
活字に慣れ、
文章理解が上手になって、
音読も上手になるのでは?と思っています。

我が家の家庭幼児教育は こどもちゃれんじ なんですが、
幼児教育学習を見たり、
進級に伴い学習内容のレベルが上がっていくのを見ると、
そろそろスムーズな音読というのも必要なのかなと感じてきております。

単語読みから文章読みへのレベルアップ。

このスムーズな文読みの練習になるのは、
本を読むこと
なのかなと思ったりしています。

ひらがな読みもカタカナ読みも完璧になった年長息子。
(年中娘、現在ひらがな習得中)
年中さんの年末ごろにはほぼ読めるようになり、
文章読みの練習開始かなと思い、
絵本を読んでみるように促してみました。

「読んでごらん」だと、
特訓している感じがでるかなと思い、
「この絵本、おかあさんに読んで聞かせて」と、
子どもの「読んで」(親が子どもに読み聞かせる)の逆バージョンをしてみました。

プラス、
「おかあさんは息子ちゃんに読んでもらいたい」
と声掛け。

誰でもない、あなたに読んでほしいというおねだり。

すると、
文章読みにも興味を持ち始めていた息子、
読んでくれました!!

しかーし!!!
ちょろ~っと。

まあ、ちょっとでもいいか。

その後、何度か「読んで」とお願いしましたが、
「え~?やだ~」

ちーん・・・

これもあまりしつこくすると、
どんどん興味が削がれていくので、
それに対しての声掛けをやめました。

どうしたら文章を読んでくれるかなぁと思っていたところの カルタ です。

ちゃれんじの付録だったり、
保育園のクリスマスイベントでいただいたりしたカルタ

はじめこそ、
カルタを取る側でしたが、
積極的に「読む側になりたい」と言い、
一生懸命読んでおります。
読んで、自らも取る の二刀流にもなります。

カルタにハマり、
ほぼ毎日することがありました。

何度か繰り返していると、やっぱり上達していました。

聞こえてくる文章読みがかなり流暢になってきている。
同じ文章を読むため、「覚えてしまっている」部分もあるのだろうけれど、
数か月前に比べて、かなり流量にはなってきています。

そうか、この子にはカルタでの音読練習が合っているのだなと、
絵本読みだけが音読練習法ではないのだなと、
そこで感じました。

というか、毎度毎度思うことですが、

どういった方法が良くて、合うのかは、
各個々人で違うし、
最も本領発揮できるのは、
本人の興味関心分野であるかどうか
自ら湧き出る積極的な意思であるかどうか
なんだなということをつくづく感じます。

音読に関して言えば、
本好きな子は本で音読する方法が良いだろうし、
カードゲーム好きな子は、カルタの読み手側として音読するのが良いだろうし、
テレビ好きな子は、テレビの字幕読みをしてみるのも良いだろうし、
劇をするのが好きな子は、台本読みをするのが良いだろうし、

方法は一つではないし、
興味関心分野につなげていけば、合う方法はいくらでもあるのだなと、
以前よりも流暢に文章読みをする息子の姿を見て感じた私です。

あまり本を読まない、興味が薄いというお子さんの音読練習法は、
けっこう身近に隠れていて、
最適な方法は別にあります。

しかしやっぱり、
本からの学びってすごく良くて、
本好きになってほしいなという気持ちはあるなぁ。

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