海外ドラマで見るリアルな育児~選択肢の権利を握る責任の重さ~

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こんにちは、
海外ドラマが大好きな、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

またまた、海外ドラマ「デスパレートな妻たち」で見たリアルな育児の現場とその葛藤と悩みのはなし。

このブログ内で何度と話題として出てくる、
海外ドラマ「デスパレートな妻たち」なんですが、


アメリカ流というかなんというか、
演出上コメディタッチな部分もあり、
大胆な行動があって、ハラハラドキドキさせられるこのドラマ。
物語の中には、真面目なテーマが要所要所で盛り込まれ、
また、
ご近所主婦が主人公のドラマだけあって、
女性、妻、母親、女友達目線がたくさんあり、
同じ立場にある私からすると、とても共感でき、考えさせらることが多いというか。

そんな女性目線で描かれていて、
ストーリー性などが女性の好む感じのドラマなので、
おそらく男性でおもしろいと感じる人は少ないように思われますが、

女性、妻が何を考えているのかよくわからないという男性は、
女性が何をきっかけに、
どういう境遇で悩み、怒り、不満をもらすのかは、
このドラマを見ればわかるのではないかなと個人的に思いますが、

同じ立場にあるかないか、
要は当事者、経験者であるかないか、
当事者、経験者にしか結局本当のところはわからないという、
差し迫った状況を経験しているかどうかによって、
理解度は違うんだろうかと感じたり・・・。

前置き長くなりましたが、

今回、ドラマを見終わってなんだかいろいろ考えさせられたのは、
最終的に5人の子どもの母親になったリネットの話です。

子どもが多いためか、
シーズン初期から双子の兄弟育児の奮闘を描かれているからか、
育児による悩み、育児による夫婦間での考えの違い、仕事との両立とそれによる理解の難しさなどなど、
仲良しご近所主婦4人の中でも1番育児がテーマになっている印象のリネット。

夫婦の仲の良さはご近所の中でも評判の夫妻なのですが、
シーズン後半で2人の間に亀裂が入り、
夫であるトムが自宅を出て行く形でしばらくの間別居をします。

2人の別居中も、子どもとの時間を作り、
トムと会う日には、
トムが子どもたちを送り迎えをしたり、
トムとの関係を取り戻したいと考えるリネットは、
ときどき家族みんなで一緒にごはんを食べたりという感じで距離を置く2人。

基本的にはリネットと子どもが今まで通り生活をするスタイルで、
生活のルーティーンを仕切っていたのは主にリネットのため、
子どもたちの基本的な生活スタイルに関して言うと大きな変化はナシ。

毎日ではなく、週に何回かしか子どもに会えないトムは、
子どもたちと過ごす時間の中では、
いつもは飲ませてもらえないジュースやお菓子、欲しいものや遊びなどなど、
子どもたちにたくさんの贅沢をさせます。

たまになら良いものの、毎回そんな感じのため、
元々、生活の引き締め役をしていたリネットがさらに子どもたちを引き締める側にたってしまい、
子どもたちはトムのところへ行きたがるように。

リネットは、
自分が子どもたちを叱り、引き締める側に立つことで、
子どもたちの嫌われ役になっていることに不満を持つのです。

わかるわぁ~!!

特に善悪がわからない幼少期は、何が危険でダメなことかをしっかり教える必要があり、
厳しく接しなければならないときがあります。
決して楽しいものではなく、
子ども時代はイヤな印象がつきやすいもので、
いわゆる嫌われ役になってしまうというか。

育児に必死な立場からすると、
「甘えさせる」線引きがとても難しく、
叱ってばかりのことに罪悪感を感じたりするんですよね。

リネットはトムに対し、
その不満をハッキリと言うのですが、
「子どもたちを取られたくないからだろう」と、
的外れなことをトムが言うんです。

そうじゃないんだよ、トム!!
なぜわからん!!

このやり取りには間に入りたくなるほど、
ムズムズしながら見ましたよ。

妻思いで子ども思いのやさしいトムなんですが、

トム、それは違うぞ!!とリネットに参戦したくなるのです(笑)

これには続きがあるのですが、
長くなるので次回へ。

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