日常生活の中にある教育

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こんにちは、3歳と4歳の1男1女のワーママ heaco です。

言葉の発達がゆっくりで昨春より療育を始めている息子。
言葉だけよりも、実物や写真を見せるなど、視覚的要素を加えることで理解しやすいため、
「視覚的要素を加えること」を意識して、
プラス、
「息子の興味関心事に絡めて」
いろんなことをおしえるようにしています。

少し前、ちょっと感心したことがありました。

当初、靴を履くときに
「右足」「左足」と言って、靴の履き方に加えて、「どっちが右か左か」をおしえていましたが、

車に関することが好きな息子は道を覚えるのも早かったので、
ドライブ中にナビ形式で、
「右にまがりま~す」「左にまがりま~す」
と言いながら、「左右」をおしえ、

保育園の通園ルートが毎日同じため、
「あれ、次は右と左、どっちにまがるんだっけ?」
と質問しながら通園すると、
どっちが右でどっちが左かわかるようになった様子です。

また、信号機に興味がある息子。
矢印の出る信号機に興味を持ち始め、
ドライブ中に矢印付き信号機を見つけたら、
「あの矢印は右、左、まっすぐのどれ?」
と聞くと、きちんとした答えを答えられるように。

そうすると、足の右と左がわかるように。

少し前のこと。
いつものように、通園ルートで
「次はどっちにまがるんだっけ?」
というやり取りをしていると、
同じ道を曲がろうとする赤い車の対向車がいました。

赤、青、黄色などの色のある車に反応する息子は、
「赤い車!」
と言って、ウインカーを出す赤色の対向車を見ていました。

「ひだり!」

と言った息子。

私たちは右に曲がろうとしていました。

「どっちに曲がる?」という質問に対して、
あまり間違えないようになった息子が間違えたので、
「右にまがるんだよ」
と私が言うと、
「ひだりだよ!」
と言い張る息子。

ちょっと考えて気づいた私。

おそらく息子は、
「赤い車の対向車が左に曲がる」
という意味で「ひだり」と言っていたこと。

相手目線を意識して「左右」をおしえたことはほぼなかったので、
自分目線ではなく、対向車目線で「左右」を答えることができた息子に驚きました。

銭湯に行くのが好きな子どもたち。

「お風呂屋さんに行きたい」というので行くことに。

娘の保育園用の巾着を作っていた私は、
もう少しで完成しそうだったので、
「もうちょっと、もうちょっと」と言いながら作業をしていました。

時計が好きな息子。

「長い針が6になったら〇〇する」というふうに、
保育園でおしえてもらっているようで、
「長い針が2になったら行こう!」
と提案してきました。

長い針が2になったときに、まだ完成しなかったので、
「ごめん、長い針が5になるまで待って
と言うと、
待ってくれました。

そして、長い針が5になる目前で
「長い針が5になった!!行こう!!」
という息子。

「じゃあ、行こうか!シャツとパジャマとパンツの準備して!
と言うと、
急いで着替えの準備をして両手に抱える子どもたち。

テレビをつけていたのですが、それも自ら、
「テレビ消すよ!」
と言って消し、
早々と玄関へ。

興味のあることへの行動力がすごいです。

そして、時間を意識できるようになってきているなぁと。

ワークブックでのお勉強も確かに大事だけれど、
日常生活の中にこそ大事なことはたくさんあって、
それに勝るものはないのではないかと個人的に思っています。

そこには善悪があり、
失敗・成功があり、
安全・危険があり、
嬉しい・悲しいがあり、
楽ちん・大変があり、
相反するものがたくさんあり、
それをたくさん経験することが何よりも大事。

子どもの興味関心事にアンテナを張って、
日常生活の中にあるものをフル活用して、
いろんなことを学んでいってほしいです。

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