素敵な親子関係が垣間見れたお客さんエピソード

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。
転職して、昨年よりケーキ屋で働いております。

数日前に、こんなお客さんが来店されました。

学校帰りと思われる、制服姿の女子高生が1人で来店。

ホールケーキをしばらく眺めて、
「〇日に、〇〇(ホールケーキ)が欲しいんですが・・・」
とバースデーケーキの予約をしました。

伝票に必要事項を記入し、
ご希望メッセージには、
「ママ お誕生日おめでとう」
の記入。

お母さんのバースデーケーキを予約しに来たようです。

支払いをその日に済ませるとのことだったので、
会計をした際に、
カバンの中から封筒を出し、
封筒から5千円札を出して支払う女子高生。

フッと封筒を見ると、
封筒には「おとしだま」と書かれていました。

私の勝手な想像ですが、

女子高生とのやり取りからして、
女子高生自らの意思で、
お母さんには秘密で、
バースデーケーキを用意しようとしている様子。

そして、
「おとしだま」の封筒からお金を出すところからして、
普段は、おこづかいをもらっているようではなく、
1年近くとっておいた、お年玉からケーキ代を支払っていると思われる。

私の勝手な想像なので、そうじゃないかもしれないけれど。

家族の誰かと「ケーキを準備しよう」という話になって、
ケーキ代を預かって、
たまたま「おとしだま」の封筒に入れただけかもしれないけれど。

何にしても、
お母さんの誕生日をお祝いするためにケーキを予約したのは間違いないわけで、
女子高生とお母さんの繋がりがちょっと垣間見えて、
母親となった今、
やっぱり自分の息子や娘に重なり、
十数年後、子どもたちと私はどんな関係性でいるんだろうかと思いをはせました。

今はどちらも、「おかあさん、おかあさん」と言いながらくっついてきて、
特に娘は、私にべったりで、
何をするのも「おかあさん、おかあさん」で、
いつまでそんなふうに言ってくれるのだろうかと思います。

私の中では、今の目の前の子どもたちしか見えなくて、
数年先の姿というのがなかなか想像できないのですが、
その女子高生とお母さんのような仲良しの間柄になりたいなぁと。

久々に見た、
ほのぼのするお客さんとのやり取り。

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