当事者、経験者であるかないかの大きな違い

Pocket

こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

身の回りのこと、ルールやマナーを学び、
自分でできることを増やしていく時期。

できなかったことができるようになることは、本人のがんばりや努力が大いにあるわけですが、

それをわかるようにおしえる、
モチベーションをあげる、
サポートする、
見守る、

といったことの難しさ、苦労というのは、思った以上です。

そしてそれを何度も何度も繰り返す。

なかなか大変です。

人ぞれぞれだとは思いますが、
私個人的には、

新生児、乳児期よりも、

動きが活発で行動範囲が大きくなり、
自我がしっかり芽生えてくる幼児期の今のほうが、
大変です。

ここ最近、毎日「疲れた」とぼやく私。

その日の疲労はその日のうちに完全リセットされるわけではなく、
次の日に持ち越し、
休みの日にリセットされるかというとそういうわけではなく、
休日は休日で忙しく、
むしろ休日のほうが忙しいくらい。

休日だけれど休めるわけではなく。

そんな感じで、リセットしきれなかった疲労がたまって毎日疲れていると感じている私。

「自分の時間を作って、好きなことをしてリフレッシュしたら?」

なんてよく言われるけれど、
自分の時間を作ることがまず大変で、
その元気すら出ないというか。

だけれど、子どもとの時間を欲しているから不思議。

これこそが、「子どもの力」なのだろうか。

多くは語らないけれど、
ときどき、職場で家事育児の大変さをぼやく私。

多く、細かくは語らない私の子どもとの関わり方を聞いて、
「過保護」← (というか心配しすぎ)
「そこまでしなくてもいいんじゃない?」
「少し突き放すくらいのほうが子どもは育つ」
なんて言われた私。

心配しすぎなところは私自身感じています。

かといって、箱に入れて閉じ込めて大事に育てているという感じはなく、
危険がないかをボディガードのように見守りながら外に出しているという感じ。

多く細かくを語っていないから、
真の部分は見えず、
表面的には「過保護」と捉えられがちで、
育児を楽しんでいないように見えて、
なんだか、私の育児に対する思いを誤解されているような感じ。

具体的に話しているわけではないので、
誤解されても仕方がないのですが、
正直良い気分はしません。

あまりにも大きく誤解されているようならば、
プライベートなことではあるけれど、
訂正しています。

いわゆる愚痴の部分しか話していないところもあるため、
「幸せじゃない」と勘違いされていた私。

「幸せじゃない」なんて一言も言っていないのに、
「幸せそうに見えない」
「結婚に憧れない」
と言われました。

「過保護」だとか、
「幸せじゃない」とか、
「無理矢理子どもに付き合っている」とか、

私の話し方が悪いんだろうけれど、

それ、

全くの誤解ですから!!

と心の中では大きく叫びましたが、

静かにハッキリ訂正しました。

「それ、違いますよ」と。

愚痴ってますが、
今のほうが幸せだし、
イライラして疲れるけれど、
子どもが産まれる前に戻りたいなんて一切思わないし、
そもそも後悔なんて一切ないし。

なんでこんなにも大きく勘違いされてしまうんだろうか。

私の、多く細かく語らない話し方もあるのだろうけれど、

1番はコレかな。

当事者でもなければ、経験者でもないから

だろうか。

1年前に、
やりたいことをやるために、
育児と両立しやすい職場から転職しました。

以前の会社は、
育児との両立をするために大いに理解があった会社。
会社の形態や勤務状態もあるけれど、

当事者、経験者たちがたくさんいたから

というのが大きいかなと。

だから、「お互い様」というのがあって、
急な欠勤、早退というのがしやすかったです。

夕方になればなるほど、
「早く帰らなければ、お迎えに行かなければ」
というプレッシャーは大きく、
いかに定時であがって、
早く帰るか、お迎えに行くかということに燃えていました。

当事者、経験者が多いため、
たまに育児の大変さとか両立の大変さを愚痴ると、

「だよね~」とか、
育児が一旦落ち着いてきたご家庭の方からは、
「今が1番大変だよね」とか、
「あと数年は大変だけど、がんばりどきだよ」とか、

数々の愚痴の中にも、
大きな幸せがあること、後悔がないことというのは、
多く細かく語らなくても理解が早く、
今の職場のような誤解は全くなかったのです。

対して今の職場は、

勤務形態が育児とやや両立しにくい職種というのもあるのですが、

ガッツリの経験者と当事者というのはほぼゼロです。

特に当事者はゼロ

当事者、経験者にしかわからないことというのは多くあって、
未経験者にその大変さを語ることはできても、
当事者、経験者と同じレベルに理解を持っていくことの難しさというのもわかっています。

土日祝は仕事に出てきてほしい職場。
土日祝はなるべく休みが欲しい育児。

なので、

シフトを組む際にはなるべく融通をきかせてもらっています。

そういった面で言うと、
当事者としての理解は大いにしてもらいたいし、
実際、今の職種としては大いに理解をしてもらっているわけですが、
ときどき冗談で、
「また休むのか~!(笑)」
みたいなことはあり、
冗談で返せるときもあれば、
今はその冗談キツイなと思うこともあります。

冗談が良く飛び交う職場ではあるのですが、

たまにムッとすることもあります(苦笑)

育児との両立がしにくい職種というのがわかっていて飛び込んだ世界。

そんな中でも理解が大いにある今の職場は、
職種的にある意味特別でもある。

前の職場に比べると、育児との両立や細かな理解においては苦労する部分があるけれど、
仕事的には毎日楽しくやっていけているので、
転職にも後悔はない。

愚痴の中には、
100%の後悔もあれば、
愚痴の中にも後悔がないことだってある。

何を言っているのかよくわからず、
自分の思いが上手くまとまらないけれど、

自分の中でグルグルまわる納得いかないことの中にも、
感謝と幸せがしっかり存在している不思議な気持ち。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です