小学校入学準備9~友達とのコミュニケーション~

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こんにちは、年長さんと小1の1男1女のワーママ heaco です。

言葉の発達の遅れを指摘されたのをきっかけに、
診断を受け、療育始めた 現在小1息子の、
支援クラスを勧められる中でも通常クラスを選択した我が家のお話。

子どもの発達について専門的知識や経験が豊富にあるわけではないものの、
発達が気になる子を育児する一親が自分なりに発達について勉強し、
日々の家庭教育に活かせるものがないかを常にアンテナを張る、
そんな一親の、医師や先生とは違った見解のお話。

同じように悩みを抱える方のより良い方向に向かうためのヒントが見つかれば幸いです。

支援クラスを勧められる中でも通常クラスで過ごすことを想定しての小学校準備。

小学校生活でどんな壁にぶち当たるかは、
正直、小学校生活を送ってみてからでないとわからないところ。
しかし、
お子さんの様子を見て、
どんな壁かを想定して、
その壁を乗り越えらえるように教育、訓練をしていくと、
より楽しく学校生活を送ることができるのではないのかなと思っています。

できないことやトラブルが多いと楽しくないので、
学校生活を楽しく送るための準備。

授業をプラス思考で受けられるための先取学習だったり、
授業中に座っていられるための体幹作りだったり、
心身共に健康であるための正しい生活リズムだったり、食事だったり、適度な運動だったり、
心のよりどころとなるための場所作りだったり、ストレス発散方法だったり、
想定される壁を乗り越えられるための準備をしてきたのですが、
中でも最も難しいと感じるのは、

友達とのコミュニケーション

だなと。

言葉の発達の遅れを指摘された息子。

会話が苦手だったのだけれど、
語彙力を増やして、
会話の内容理解が出来るようになると、
会話の楽しさを知るようになり、
会話のキャッチボールができるようになってきました。

複雑文だったり、
長々とした話、
語彙力の幅もそこまで広くないので、
息子にとって意味不明な単語がたくさん出てくると、
「聞く」という集中力は落ちてしまうために会話が続かないとか、
実年齢に比べて語彙力が少ないという診断はあるものの、
以前よりもたくさん人と会話でコミュニケーションを取ることが出来るようになった息子。

しかし、話し方だったり声のトーンなどの使い分けというのは難しいようで、
表現がどストレートになったり、
上級生に対しても、1年生同士で会話するような感じになるため、
上級生(特に男の子)からすると、馴れ馴れしい、生意気と感じられるようです。

息子本人はいたって普通に接しているつもりなのですが、
相手の受け取り方はそうじゃない。

息子に限らず、
低学年の子には見られる様子ではあるのですが、
自然の流れで空気を読むことが出来るようになる子もいれば、
訓練が必要な子もいるわけで、
息子の場合は、訓練が必要なタイプであり、

低学年のうちに訓練をするかしないかで、
今後の大きなトラブル回避にはつながるように思います。

なんでもかんでも大人が間に入るのは違うのですが、
低学年のうちは、
まだまだ大人が間にサポートする必要はあって、

低学年のうちにどれだけ訓練、教育できるかによっても、
今後を左右する気がします。

幼いうちに

というのはいろいろメリットが大きいと思うのです。

もちろん、その子の発達状況にもよるし、
幼すぎると逆に理解が難しいという面もあるので、
幼いければ幼いほど良いというわけでもないのだけれど、

なんていうか、

医学的に言えば、
(と言っても、専門的知識はないのですが)
子どもの脳は柔軟で、
成長グラフの伸びは高いし、

社会的に言うと、
幼ければ幼いほど未熟なために、
同じ相応しくないことでも許される部分が多いのも事実。

年齢があがるにつれて、
なかなか許してもらえない部分が増えてくるというのがあります。

わかりやすく言うと、
スーパーなどで小さな子が走り回っている姿と、
小学校高学年の子が走り回っている姿を見て、
まわりが受け取る印象が全然違う感じ。

保育園時代に通っていた療育施設での個別支援計画のひとつに、
「語彙力強化」
というのをお願いしていました。

診断書でも指摘されていたことであり、
そもそも、語彙力がなければ会話の内容が理解できないわけです。

語彙力を増やすことで会話力アップの訓練を行っていました。

英語の勉強と同じですよね。

まずは単語帳とかで英単語を知っていないとね。

数日前に、
現在通う、小学生を対象とした療育施設で個別支援計画を立てるための個別懇談をしたのですが、
そのときにお願いしたのは、
語彙力強化にプラスして、
「表現力強化」
です。

同じことを話すのでも、
話し方によって随分印象は変わるもの。

「これして」
よりも、
「これしてください」
「これをしてほしい」
「これを手伝ってほしい」

同じことでもいろんな表現があって、
受け取る側の印象もかなり違うということを知ってほしいのです。

息子に限らず、
年齢的にこれからという気もするのですが、
じっくりじっくり習得していってくれればと思うのです。

人間の上下関係も難しいところ。

フラットな考え方が広がりつつも、
必要と感じる上下関係。

平等で対等なんだけれど、
年齢だけの問題じゃないんだけれど、
人生の先輩への配慮は必要なんです。

生意気と言われる息子。
上級生に対しての配慮をおしえる必要はあるのですが、
上級生も下級生に対する配慮と理解は必要なので、
息子のだけの問題じゃないなと正直思うのですが、
今現時点で私が向き合うのは息子なので、
息子にいろいろおしえる必要があるなと思っています。

こうやって考えると、
上級生のほうが、
やはり下級生よりも経験値はあって、人生の先輩として、
後輩への配慮と理解を持つべきではあるなと思うのですが、
それを息子におしえるのは、
息子が2年生になって以降だなと。

生意気と言われる息子。

生意気と言われて、
今のところ傷ついている様子はなく、
というか、
生意気の意味がわかっていないのだろうけれど、

相手を生意気だと不快に感じることは悪くはないんだけれど、

親として、
我が子がそんなふうに言われるのは、
やっぱり不快なのですが、
どっちが悪いということではなく、
お互いに勉強です。

その上級生の子がそれに関して深く深く考えるかどうかはその子のことなのでわかりませんが、

一見些細な出来事に見えるこの一件ですが、
息子の特性によっては、
今後を左右する出来事に感じるので、
我が家ではしっかり向き合っていくべきことだと思った出来事でもあります。

人間同士となると、
「互いに」
というのが発生するし、
両者が同じように向き合うとも限らないので、
難しいですね。

小学校入学準備と言いながらも、
小学校生活が始まって以降のお話ですが、

小学校生活が始まってからわかることがたくさんありました。

それはまた次回。

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