子どもの将来の夢について

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こんにちは、3歳と4歳の1男1女のワーママ heaco です。

先週放送(再放送ですが)のEテレ「ウワサの保護者会」のテーマ
子どもの将来の夢
がとても良かったです。

私が育児の参考にしている番組のひとつです。

小学生以降の子どもを対象にした育児番組で、
我が家の子どもたちにはまだ早いと思われるのですが、
育児の先取学習というのもあるのですが、
10年、20年前とは随分変わったと思われる現代社会の考え方とか、
いろいろ勉強になっておもしろいので見ています。

「子どもの将来の夢」についてですが、
「夢がない」と答える子どもたちが多くいるのだとか。

親としては、コレと言うハッキリとした「夢」を、子どもには持ってほしいと思うところ。
ゲストの方々の親意見としては、
・「夢」があったほうが、「夢」に向かってがんばれる
・何か「目標」があったほうがやる気が出る
などなど。

ついつい、親としては子どもにアレコレ意見をしがち。
それは、経験上苦労したとか、
戻ってこない若かりし頃を思い出してのことなんですが、

当の子どもの意見はどうなのか。

とある女子中学生とお母さんのやり取り。
料理が得意な彼女は、小学生の頃に「調理師さんになりたい」という夢があったそうです。

「調理師になりたいって言ってたけど、どうなの?」(母親)
「料理は好きだけど、なんか違う・・・」(娘)
「将来どうしたいの?」(母親)
楽しく生きていきたい!」(娘)

この番組を見て思いましたが、

この中学生の娘さんが言った
「楽しく生きていきたい」
ということ、

とてもすばらしいなと思いました。

どの育児本だったか忘れましたが、
「将来の夢=将来就きたい職業」
という意味で、子どもに「大きくなったら何になりたい?」という質問はやめましょう
とありました。

「抱き癖がつくから抱っこは控えましょう」
とおしえられた十数年前の考え方とは正反対の
「しっかり抱っこしてあげましょう」
という考え方に変わったように、

子どもに対する質問の仕方や意味というのも十数年前とは大きく変わりました。

職業で人格は決まらないし、
どんな職業に就いても自分は自分というか。

高収入、安定職というのはあり、
自立して食べていくには確かにそういった職業というのは安心であるのだけれど、
1番は本人が楽しく人生を送れることに尽きると思います。

だから、中学生の彼女が言った
「楽しく生きていきたい」
という答えはとてもすばらしいなぁと。

とある高校生グループの討論。

絵を描くのが好きな女子高生。
絵を描く仕事に就きたいとのこと。
しかし、安定職の「看護師」を親に勧められたとのこと。

「自分のやりたいことを受けいれてほしい(認めてほしい)

別の高校生。

「学費と交通費だけ出してくれたらいい」

これは親として、とても残念で悲しい意見なのですが、
この発言のなかには、
「アレコレ意見をしないで見守ってほしい
という意味が強く含まれているんですよね。

要は、先の彼女の意見と同じです。

親にそういった不満を吐きながらも、感謝の気持ちも述べる高校生たち。

「旅行に連れて行ってくれたり、いろんなおけいこを習わせてもらったり、
たくさんの経験をさせてくれたからこそ、
自分の好きなこと、苦手なことが何なのかがよくわかったから、
親にとても感謝している」
と。

この発言で目からウロコだったのが、
たくさんの経験をすることは、
自分の興味関心事が何なのかを発見するだけでなく、
自分のキライなこと、苦手なことが何なのかを発見する機会でもあるということ。

そうか、そうだよね。
自分が高校生の頃にこんなことに気づいていただろうか。

この高校生たちの討論の内容はすごく勉強になりました。

人生楽しいだけではなく、イヤなことのほうが多いもの。

いろんなことが勉強になったテーマで、
いろいろ感心したことはあるのですが、
上手く文章にまとめられないのが残念。

このテーマで私が学んだことは、

子どもの意見をしっかり聞いて
アレコレ意見したい気持ちをぐっとこらえ、
「楽しく生きていく」ためにはどうしたらいいかを一緒に考え、
しっかり見守ることだなと思いました。

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