困り事が増えるのだけれど、それは成長した証拠

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こんにちは、年長さんと小1の1男1女のワーママ heaco です。

言葉の発達がゆっくりなことをきっかけに発達診断を受け、療育を開始した、
現在小1息子。
支援クラスを勧められるも、
通常クラスで入学した我が家。

少し前に授業参観があり、見に行きました。

息子に限ったことではないのですが、
心配な様子だった1学期でしたが、
1学期を経験し、2学期以降、
きちんと授業を受けられるようになっている姿を見て安心しました。

3~4時間目を参観できるということで、
3時間目の途中から、10分休憩時間、4時間目を参観しました。

10分休憩の間にトイレを済ませたり、
次の時間の準備をしたり、
学校生活をきちんと送っている様子で安心しました。

がしかし!

数日前、担任の先生から
「2学期に入ってから、お友達とのトラブルが増えた」
との連絡を受けました。

1学期の間にも2度ほど連絡はありました。

それらは、
登下校の交通マナーのことや、
給食で嘔吐したことなど。

今回はお友達とのトラブル。

まだまだ大きなことではなく、
小さな喧嘩。

お互いに手が出ることはなさそうで、口喧嘩。

先生曰く、
1学期にも度々あった様子。
喧嘩をするメンバーはだいたい決まっていたようです。

2学期に入ってからは、
今まで揉めることがなかったお友達とも揉めることが出てきたようです。

それも毎日毎時間。

1学期にもそれらしい話は聞いたことがあり、
お友達との関わり方には心配はしていたのですが、
これと言って連絡はなかったので、
まあ、なんとか上手にやっているのかなと思っていたのですが、
やっぱりそうだったか・・・という印象。

具体的な内容としては、
息子が廊下を走っていて、お友達が注意するも、息子は走り続けるとのこと。
相手の子からすると、無視されたと感じるようで、それで揉め、

また別のとき、

一斉指示がなかなか聞けれないことはあり、
何をしていいかわからずポカンとしていると、
隣の子が「今はこれをするんだよ」とおしえてくれるも、
「そんなの知ってるし!」と返す息子に、
相手の子は、
親切心でおしえてあげたのに、そんな言われ方をされ、不満なようです。

これだけではないとは思いますが、
要は、
息子の言動の返し方に不満を抱く子が増えたようです。

このままだと、
だんだん相手にされなくなっていくこと、
また我が家の学校は1学年1クラスのため、
クラス替えがなく、
クラスのメンバーも6年間変わらないため、
そういう意味でも今後が心配だとのこと。

はい、心配です。

当の本人はと言うと、

小学校のお友達が大好きで、
例えば、学校外でお友達に会ったりするととても喜びます。

そう、息子自身、
自分が悪いことをしている感覚もなければ、
自分の言動が相手を不快にしている感覚もなし。
揉めたとしても、
それが息子の中で「不快な出来事」としてあまり印象に残っていないのかもしれない。

なんだろな、
不憫だなと感じるのが、

息子はお友達大好き!
だけれど、お友達は息子のことが苦手・・・。

互いの間には温度差があって、
息子はお友達と絡みたくても、
このままではきっとだんだん相手にされなくなっていく。

まわりの状況や相手の気持ちを考えるということは、
療育の個別支援計画の中に課題として盛り込まれてはいるので、
ただいま訓練中と言えば訓練中。

先生の話を聞いても、
なんとなく予想、想像はついていた内容ではありますが、
すごく心配心配。
私のメンタルはまた落ち込み、ボロボロに・・・。

早速、息子が通う2か所の施設にこの出来事を連絡。

数日間考えていて、
今回の連絡を受けて唯一プラス思考に考えらえる部分としては、

今まで(保育園時代)、
お友達との絡みがあまりなく、
一人遊びが多く、
保育園の先生からは、
「もう少し、お友達と関わりを持つことが出来るようになれば良いな」
という指摘はありました。

お友達との関わりが全く持てなかったわけではないのですが、
お友達の輪に入っているようで、馴染んではいないといった印象。
要は、
お友達の輪には入るのだけれど、
その中でお友達とやり取りはあまりないので、
一緒に遊べているような、一人遊びになっているようなそんな感じというか。

それを思い返すと、
ここにきて、お友達とのやり取りが出来始め、
出来始めだからこそ、揉めてしまう。

きっと今はそこの段階。

年中さん、年長さんの頃の毎月の保育園だよりにも書いてありました。

「お友達とのかかわりが増えてきたので、
お友達とも揉めることも増えてきました。
保育士として、
できるだけ子どもたちだけで解決できるように見守りながら支援をしていきたいと思います。」

発達がゆっくりな息子。

発達診断の結果の中に「精神遅滞」という診断があります。
精神年齢が実年齢よりも2歳ほど幼い傾向にあります。

全てにおいてではないのですが、
元々言葉の発達がゆっくりで、
会話がなかなかできなかった息子。

実年齢は1年生。
精神年齢は年中さん、年長さん辺りなのかもしれない。

その話を学校の先生に伝えると、
「そうですね~」と、わかってはいるもののやはり困った様子。
その困った様子に、私のメンタルはまた落ち込むのですが、

同じことを療育施設の先生に話すと、
「そうでしょ!それが成長してる証拠なんです!
だからこそ、今新しい課題が出てきているわけです!
私たちはそれをしっかりサポートしていけるようにしたいんです!」
と、息子の成長を喜びながら心強い返答。
それにより、私のメンタルがやや復活しました。

やはり療育の先生との話は元気が出ます。

今後は、
療育施設と学校が連携を取りながらサポートをしていこうという話になりつつあります。

もうひとつ、気づいたこと。

私や夫の誕生日に、誕生日カードのお手紙を書いてくれるようになった息子。

年中さんのときに、
サンタさんにお手紙を書こうというのをしたのですが、
「お手紙」がわからなかった息子。

「おてがみ」と文字を書いてしまったようです。

それも、
当時通っていた療育施設で年賀状を出すというのをしてからか、
お手紙の意味を理解できるようになった息子。

療育では、
手紙を書いて(私と夫に書いてくれた)、ポストに投函して、自宅に届く
という一連の流れを経験することで、
お手紙の意味を理解した様子の息子。

誕生日カードを書いてくれたことにも感動したのですが、
お手紙を理解し、自ら書けるようになったことを知ると、
ゆっくりだけれど、
確実に成長していることに気づくのです。

ゆっくりだからこそ、
困り事は多く、指摘が多く、メンタルは落ちるのですが、
療育の先生のサポートも受けつつ、
私は息子のサポートに力を入れる元気が湧いてきました。

ゆっくりだけれど、
確実に成長している。

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