もう少し、子どもの手を放す時期が来ている

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こんにちは、年長さんと小1の1男1女のワーママ heaco です。

言葉の発達がゆっくりなことをきっかけに診断を受け療育を始めた、
現在小1息子のはなし。

支援クラスを勧められるも、
いろいろ考えた結果、
通常クラスで入学することに決め、
通常クラスで過ごすこと約半年近く。

大きなトラブルは今のところなく、
本人も楽しく通い、
細かいことはわかりませんが、
お友達とも上手にお付き合いはしている様子であり、
毎日の宿題や前日準備などなど、
学校生活にも慣れ、
保育園時代にはなかった学校生活でのルールやマナーはていちゃくしている様子。

そんな息子の宿題のはなし。

我が家が通う小学校の2学期現在の1年生の宿題。

プリント1~2枚
漢字練習1ページ
本読み
計算カード読み

多いほうではなく、少なめの適量という印象。

連絡帳に毎日の宿題の内容が書かれており、
それを毎日チェックする私。

毎日のチェックにより、
なんとなく宿題の感じも掴んできた私。

宿題内容をチェックして、
息子にするように声掛け。
当の本人はきちんと宿題内容を把握しており、
きちんとやります。

でも気になるので、
一応、息子のやっている宿題内容が合っているかどうかをチェック。

そんな感じの我が家です。

この前のこと。

2学期から始まった漢字練習の宿題。

連絡帳には、どこをするかが書かれています。
それをチェックして、
遊びを途中辞めにして、宿題をするように声掛けをした私。

しぶしぶ宿題を始める息子。

プリントが済み、
「すんだ!」と言って、遊びを再開しようとするので、
「まだ漢字が終わってないよ!全部終わってから!」
と声掛けをして、
しぶしぶ、しぶしぶ宿題再開しました。

「ここまで!おわり!」
という息子。

それが半分途中だったんです。

「いやいや、これまだ半分残ってるよ」
と言うと、
「先生にここまでって言われた」
と返す息子。

連絡帳にはそんなこと書いてないし、
今まで半分というのはなかったし、
早く遊びを再開したい息子が上手に嘘をついているのではないかなと思い、

「連絡帳には全部のような感じがするんだけど」
といった私と、
「先生にはここまでって言われた」
という息子のやり取りを何度かし、
結局何が本当なのかがわからず、

やらなければいけないことをやらないよりは、
やらなくてもいいことをやるほうがマシ

なので、

「やらなくても良かった残り半分をやったとしても、
明日はやらなくてもいいかも」

なんていう話をして、

「先生にここまでって言われたのに・・・」
と腑に落ちつず、ブツブツ言いながらも残り半分の漢字の宿題をした息子。

相当腑に落ちなかったのでしょう。
次の日の朝にもそれをつぶやいて登校した息子。

結局のところ、

息子が正しかった

のです。

で、
今日の宿題が減ったかというと、
そうではなく、
同じ宿題のコピーが渡され、
それをやるようになったようです。

なんていうか、

もっと息子を信用するべきだなと。

子どもの話していることって、
幼児期は特に、
言葉がまだ流暢ではなかったり、
悪気のない言い間違いだったり、
ニュアンスの違う表現だったり、
こちらが頑張って何を言っているのか解釈を努力することが多いです。

言葉の発達がゆっくりで、
会話があまりできなかった息子ですが、
療育を始めたり、
家庭でも意識した言葉の訓練をすることで、
年中さん辺りから、
かなり会話のコミュニケーションがスムーズになってきた息子。

どの子にもあると思うのですが、
息子独特の言い回しなどがあって、
私だからこそわかるような表現などもありますが、
それでも会話だけのやり取りが難なく出来るようになりました。

それでも、

どこまで本当のことを言っているのかがわからない部分も少しあります。

なので、

どうしてもだれか大人に確認をしたくなってしまったりすることはあります。

シンプル イズ ベスト なタイプの息子は、
割と事実を単刀直入に言ってくるタイプ。

なので、わかりやすいと言えばわかりやすい。

嘘や空想もほぼなし。
(手を洗った洗ってないという程度の嘘はときどきあるけど)

息子の言っていることは信用していいものなのですが、
信用できないというよりも、
まだまだとても心配で、
だれかに大人に確認したくなってしまうのです・・・。

しかし、
息子の話したことよりも、
自分がこうじゃないかと感じたことの方が正しいと思ってしまっていることにも反省。

発達をしてきされたこともあり、
より心配で気になる息子。

自分が思うよりもしっかりしているし、
もう少し、
息子自身に任せるほうが良いんだよなと。

なんだろなぁ。
私にもそんな時期があったなぁと。

本当のことを話しているのに、
なんで大人は信じてくれないんだろう と。

本当のことを言っているのに、
わざわざ別の大人に確認をする。

「だから言ったじゃない!」

きっと今の息子もそんな感じ。

連絡帳に「漢字半分」と書かれていたら、よりわかったんだけどなぁ。

正直に言いました。

「ごめんね、息子ちゃん。
漢字17て書いてあったから、17を全部しないといけないように思ったんだよ・・・。
漢字17のここまでって書いてあったほうがわかりやすかったよ。」

そう謝ると、
なぜ私が勘違いをしたのかを理解したような息子。

元々気は短くないタイプなので、
息子が怒るということはないのですがね。

息子の発達を指摘されて、
まわりからもよく心配され(療育の先生や、保育園の先生)、
息子のできることにあまり着目されず、信用されていない感じを受け、
(きっとそんなことはないのですが、
褒められることも多ければ、指摘もそれなりに多いので、
褒められている感覚を忘れやすいというかなんというか・・・
それほどに、指摘というのは印象を深く残しやすいというかなんというか)
不服に感じることが多かった私。

でもでも、

息子にとって1番近い存在である私こそも、
息子のことを信じているようで任せきれていない。

決して信じていないわけではなく、
信用していないわけでもないのですが、

心配がすぎて、

どうしても疑ってしまうのです・・・。

大した出来事ではないのかもしれないけれど、
大いに反省した私。

ちょっとずつちょっとずつ手を放していく時期が来ているのかもしれない。

この「ちょっと」の加減がとてもとても難しい。

それも、
放したら、また繋ぎ止めたり。

その加減もなかなかに難しい。

でも、

息子は確実に自立に向かっている。

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