我慢と選択の練習

Pocket

こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

まだまだ自分が中心のお年頃。
自分の気持ちとの向き合い方を学ぶ今。

自分で考え選択すること我慢 の練習

それは日常の中でたくさんチャンスがある。

散歩がてら、
個人的社会勉強のひとつとして、
子どもと一緒にコンビニへおやつを買いに行きます。

毎回ほぼ同じお菓子を買います。
たまに違うコンビニへ行くと、
いつも買うお菓子がないなんてこともあるけれど、
第二、第三候補のお菓子はたいていあります。

数日前のこと。

ドライブがてらに立ち寄ったコンビニ。
いつもと違うコンビニのため、
お気に入りのアンパンマンチョコがなかった。
第二候補のアンパンマングミがあったから、それを手に取る年中息子。
第三候補のアンパンマンのペロペロチョコがあり、それも手に取る息子。

「息子ちゃん、コレとコレにする」

しかし、
「お菓子は1つだけ」
という私独自のルールを設けています。

それは、
「1つだけにしぼる」ということと「我慢」
の練習をさせるため。

2つ買っても合計100円くらいのお菓子。
でも、「選択、選別」「我慢」の練習をさせたい。

「お菓子は1つだけだよ」
「どっちかにして」
と言えば、
「ヤダ!」
と返ってきます。

何度か同じやり取りをします。

ハッキリ言って、こういうやり取りは
すごく疲れます!

2つ買っても計100円。
サクッと買ってしまえば何てことない。
息子も満足、その場がサクッと収まって私も楽。

でもね、
「お菓子は1つだけ」
「どっちかにして」
と既に子どもに言ってるんです。

それを何度目かのやり取りで、
「じゃあ良いよ!今回だけね!」
と折れてしまうのはどうなのか。
きっとその頻度は気づかぬうちに増えていくのではないか・・・。
そして、
「お菓子は1つだけ」というルールは大したルールではなくなる。
「別に1つだけじゃなくてもいいじゃん」ってなる。
何のためのルールなのか。

そして、

いつもどのお菓子にするか迷って決めるのに時間のかかる娘が、
その日は一瞬で、アンパンマングミ1つに決めていたこと。

息子には特別に2つ買って、
娘には1つ。
そこの不平等性と、
娘に、
「息子が2つなら私も2つ欲しい!」という方向に持っていきかねないことにも引っかかり、

やっぱりここは
「お菓子は1つだけ」というルールを突き通さねばと思いました。

息子の不機嫌度合いによっては、
他のお客さんに迷惑がかかりかねないので、
一旦外に出てクールダウンさせないといけないかもしれない。
それもなかなかに骨が折れる作業ではあるんだけれど、
そこは親の踏ん張り時ですよね(汗)

いろいろ想定して、
息子がどんな反応をするのかドキドキしましたが、
何度目かのやり取り後、
渋々1つに絞った息子。

結局、2つのうちのどっちかではなく、
全然別のアンパンマンチョコにした息子。
なるほど、そういう選択もあるのか。

値段は、2つ買うときの値段よりやや高めではあったんだけれども、
ここは値段云々ではなく、
1つにするかしないかというところ。
(あまりに高いものはNGですが 苦笑)

どこか不服そうではあったけれど、
きちんと自分でレジに持って行った息子。

車に戻り、
「すぐにお菓子を食べたい」という子どもたち。

アンパンマングミを食べる娘を見て、
やっぱりグミが良くなったのか、
購入したばかりのチョコを「返す」と言い出した息子。

返品はおそらくできるだろうけれど微妙だなぁ。
かと言って、
それはそれで買っておいて、改めてグミを買うのも微妙。

「これは買ったからもう戻せないよ」
そんなやり取りを始めます。
「返す」
「やっぱり食べる」
「やっぱりいらない」
いる、いらないを何度か繰り返したのち、
「やっぱり食べる」と。

開封した直後に「やっぱりいらない」と言ったけれど、
開封済みは「戻せない」ことを伝えると、
これまた不服そうに食べ始めましたが、
美味しかったようで完食して、満足そうでした。

元々、癇癪などはほとんどしない息子。
とは言え、息子がどういう反応をするかは毎回ドキドキします。

だって、
子どもの機嫌をなおす作業というのは、
育児の中でも特に骨を折る作業なので。

でもここでいつも毎回思い出すフレーズ。

幼少期に(親が)苦労するのと、
子どもが大人になってから(親が)苦労するのと、
どっちがいいですか?

幼少期に訓練させることと、
大人になってから訓練させるのでは、
断然後者の方が大変で、うまくいかない。

どっちの本だったかなぁ。

その本の中で事例をあげて書かれていたことです。

おそらく、エイミー・モーリンの本だったと思う。

詳しくは本を読んでもらうのが1番なのですが、

私のコンビニ事例で言うと、

息子が「2つのお菓子を欲しい」と言っている。
だけど、「お菓子は1つだけ」というルールがある。
そのルールを伝えると、息子が「イヤだ」と駄々をこねる。
その対応が面倒だから、お菓子を2つ買うことにする。

その場は上手く収まります。

そんなことを繰り返していくと、
「我慢」「選別」できない大人になる可能性がある。

我が家の、極端な事例だけれど、
そういう感じのことがこの本には書かれています。

子どもの頃のほうが純粋に受け止めることができるという点もあり、
子どもの頃にいろんなことを訓練させることが重要だと。

育児の中でも骨が折れる作業というのは、
子ども自身の将来にかかわる重要なことが多いんですよね。

だから、
「しんどいなぁ」と感じるときは、
このフレーズを思い出して気を引き締めるわけです。

そうは言っても、
いつもはお互い疲れるので、
ところどころ息抜きはいるよね。

「よーし今日は特別に2つOK!」みたいな。

それも本当に、「特別感」のある頻度で。

しかし、
正解がないから、
自分のやり方が良いのかどうかが毎度毎度よくわからないです。

育児って難しいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です