こんにちは、年長さんと小1の1男1女のワーママ heaco です。
言葉の発達の遅れを指摘されたのをきっかけに、
診断を受け、療育を始めた現在小1息子の、
支援クラスを勧められる中でも、
いろんなことを総合して考え抜いた結果、通常クラスを選択した我が家のお話。
これと言って、
子どもの発達に関して専門的知識や経験があるわけではなく、
発達が気になる子を育児する一親としての意見となります。
一親の意見は、
専門的知識や経験はないものの、
医師や先生よりも子どものことをよーくよーく知っている親だからこそ、
我が子を愛する親だからこそ、
どこのだれよりも子どもの可能性を信じる親だからこそ、
親にしかわからないものがあるからこそ、
というのがあります。
医師や先生とは違った見解ではあると思うけれど、
そんな一親としての子どもの発達のおはなしであり、
こんな意見、考え方があるんだなぁと感じてもらえればと思う話。
お子さんの発達で悩んでいる方への、
より良い方向に向かうための、
何か参考になるものが発見できれば幸いだなと思います。
年少さんの頃に発達を指摘され、
小学校入学の際には支援クラスも視野に入れたほうがいいと言われた息子。
しかしそれは、
その時の発達状況で話をしているわけで、
今後の発達具合においては、状況は変わるわけです。
ゴールではないけれど、
まずは小学校入学までに、
通常クラスで過ごせることを目標に療育を開始した息子です。
個人的に考える、
通常クラスか支援クラスかで迷った際に判断すべき3つの項目。
1つ目は、
子ども本人がどちらのクラスで過ごしてみたいか
ということ。
ハッキリとその意思を伝えられる子であれば、
しっかりお子さん本人の気持ちを聞いて確認するのが良いと思います。
我が家の場合、
どっちがいいとかそういう返答は一切なく、
「わからない」の一言だけで、
「わからない」というのも、
本当にわからないという意味もあれば、
この話自体したくないという面倒くささからくる「わからない」もあったため、
これ以上この話をすると、
学校を嫌いになりそうだったので、
サラッと流す程度にしていました。
なので、
お子さんと話をする場合、
楽しく学校に通ってもらいたいので、
学校への印象を良くするためにも、
学校の話自体を嫌がった場合、
一旦はそれ以上の話をしないほうがいいかなとも思った私。
次に検討すべき判断材料は、
大きく集団を乱すのかどうか ということ。
息子の場合、
一斉指示を聞くことが苦手で、
個別での声掛けが必要なことがあります。
これが先生からすると、
ちょっとした力がいるようなのですが・・・、
かと言って、
大きく集団を乱しているとも言い難いようにも感じます。
微妙な点は、
その頻度です。
おそらく、
その確率は、
他の子に比べてやや多いのかもしれないけれど、
毎回ではないという点。
息子も毎回聞いていないわけでもないのです。
ここは悩みどころなのですが、
療育施設等で訓練中です。
他、
授業中の立ち歩き等はないものの、
貧乏ゆすりのような微細運動があるため、
それゆえ、多動症という診断がついている息子。
他の子からすると、
足をばたつかせる音が騒音に感じる子もいるため、
授業中に注意はされるようです。
そこは息子と話をして、
微細運動自体は悪いことではないので、
まずはそれをやめさせるよりも先に、
「音を出さない」
と言う点において注意をしているという感じ。
しかし、
何度も言いますが、
集団をほぼ一人で見ないといけない先生からすると少々力が要るようで、
集団をストップさせてしまう可能性もあるらしく、
学年が上がっていくごとに難しさを増すため、
低学年のうちに、
支援クラスで個別対応をしてもらうほうがいいのでは?との意見も。
最後3つ目。
自傷、他傷行為があるかどうか。
息子の場合、
こういった行為は今まで一切なく、
保育園や療育施設の先生からも、
そういった報告を受けたこともなければ、
今でも小学校でそういった他傷行為等の報告は一切ありません。
保育園時代は、
一人遊びが多かったこともあるためか、
大きなお友達とのトラブルは聞いたことがなく、
息子の気分によるマイペース行動により、
お友達から怒られることはあったものの、
スーッと自ら引いていくようで、
喧嘩に発展することがないというのもあるようです。
勝手に、
お友達のブロックを動かすなどといった手が出る行為はあり、
これはこれで、後々のトラブル発生の要因にはなりそうなものの、
他傷という意味でお友達に手が出ることはない息子。
そんな息子ですが、
娘も含め、
自傷、他傷行為についてきちんとおしえることは手を抜かないようにしています。
全くトラブル発生がないというわけではないものの、
明らかな他傷行為がない点は大きいのかなと思ったりするのです。
他傷行為等がみられる場合、
それ自体をさせない教育はもちろんなのですが、
こんな研究発表もあるようなので、
身体の健康のこともあるので、
食生活を見直すのもアリかなと思います。
〈過去記事〉良い食事をがより良い発達を促す
子どもにとって何が良いのか。
正解がないから難しい。
そして、
通常クラスで過ごすことが正解でもないのだけれど、
可能なのであれば、
通常クラスで過ごしてほしいというのも本音。
そう思わせるのは、
今の日本の教育の場の大多数がそれだからなのだろうと思いますが、
こちらの本を読んで決めたというのもあり。
私の子ども時代に比べて選択肢は格段と広がったように思うのだけれど、
それでもまだ、
結局のところという点において、
自分の子ども時代とさほど変わらないように感じることも多々あるように思います。
それが通常クラスに通わせたいと思わせるひとつの要因だったり、
思い切って全く違う方向性に進むことを躊躇させる要因でもあったりする気がしたり、
大多数の中にいると安心するのが人間なのかもしれないと思ったり。
以前に読んだ、とある本に書かれていたこと。
学校等のクラスの環境というのはある種、特殊な環境である
と。
同じ年の子どもたちが複数集まり、
同じ年の子たちだけで過ごす環境が特殊だと言っているのです。
というのも、
社会に出ると、
そんな環境はほぼないから。
育児の最終目標は人それぞれだと思うのですが、
その最終目標のひとつはやはり「社会の中での自立」であり、
その目標に向けて、
親を中心とした大人たちは子どもに教育をしていくわけですが、
こういう意見を聞くと、
通常クラスにこだわる意味はあまりないのかもしれないなと思うわけです。
まあ、これについては長くなるのでまた次回に。
しかしまあ、
選択肢が広がっているのならば、
もう少しそれ相応に、
躊躇なく選択できる環境になればなぁと思うのです。
今こうやってブログを書いてても思います。
子どもの進路の選択って難しいですね。
正解がないから難しい。