こんにちは、
海外ドラマが大好きな1男1女のワーママ heaco です。
以前にも紹介した「デスパレートな妻たち」のはなし。
「デスパレートな妻たち」は、
4人の仲良しご近所主婦たちを取り巻く不可解な出来事が進行しながらも、
それぞれの各家庭、各個々人の悩みや葛藤を描いているサスペンスヒューマンドラマで、
シーズン8くらいまでの長期間のなかで、
出演者たちのライフスタイルも変化していきます。
幼かった子どもが成人になったり、
子どもが産まれて育児を始めたり、
仕事を始めたり、
リアルな家事、育児、仕事、恋愛が描かれていて、
けっこう共感できることが多いです。
〈過去記事〉海外ドラマから見える育児状況
リアルな葛藤や気持ちを知ることができるドラマ
「育児」という面から見ると、
シリーズを通して注目してしまうのは、やはり リネット でしょうか。
シリーズ前半ではやんちゃな双子の兄弟に奮闘し、
中盤で4人の育児に奮闘し、
後半で双子の結婚と自立、
5人目の妊娠と仕事との両立、
5人目妊娠による兄妹問題、
5人育児。
「育児」「仕事」という面で1番ハードで、
リアルな育児の状況に共感できます。
「これが現実」と。
独身時代は、
「育児ってこんなにハードなの!?」と思いました。
その時の私の「育児」のイメージと言えば、
天気の良い昼下がりに、
ご機嫌にベビーカーに座る赤ちゃんと一緒に、
まったりお散歩
という感じだったので。
そういうときももちろんありますが、
体感的には2割ほどという感じ。
「大袈裟」な演出だと思っていたリネットの育児状況はリアルでした。
次は、
シリーズ中盤から2児(姉妹)の母になる ガブリエル です。
元トップモデルのワガママお嬢様という感じの彼女。
シリーズ前半ではまだ子供はおらず、
1番自由気ままにリッチな生活をするガブリエルですが、
出産してからは育児に奮闘。
ガブリエルの育児の奮闘ぶりはリネットに似ています。
とある回での話。
長女の勉強をおしえるために家庭教師をつけたいというガブリエル。
娘に勉強をおしえていたら家事ができないと。
しかし夫からは「母親がおしえるのが良い」という理由で、
家庭教師ではなく、メイドを雇うと。
勉強がそんなに得意ではないガブリエルは、
おしえることはもっと苦手。
結局上手くいかず、
夫に、家庭教師をつけることを再度交渉するわけですが、
そのときのガブリエルの言葉。
「メイクやファッションならいくらでもおしえられるけれど、
私には、娘に勉強をおしえることは無理なの」
ガブリエルなりに工夫して頑張ったけれどこれ以上は無理だと、
いつもの強気でワガママなガブリエルではなく、
泣きながら、切羽詰まった様子で訴えるガブリエルの姿にいろいろ感慨深くなります。
何でもかんでも母親がしてあげることが1番ではないし、
そもそも、母親は何でもできる神様でもない。
専門の人にお願いすることで上手くいくことは多々あって、
母親じゃないほうがうまくいくことだって多々ある。
我が家の場合、
療育に通う年中息子が最終的にトイレが完璧にできるようになったのは、
私や保育園でのトイトレではなく、
療育施設でのトイトレがきっかけです。
施設でのトイトレはゼロからのスタートではなく、
その基盤として、
家庭や保育園でのトイトレがあったからこそであり、
100%療育施設でできるようになったというわけではないんだけれど、
施設での指導法が息子に合っていたのか、
施設に通い出して急にできるようになりました。
その他にも、鉛筆の持ち方だとかいろいろあります。
先生に言われるとできるけれど、
母親だと甘えも加わるためか、
ワガママを言ってやらないなんてことは多々ある出来事。
「育児向いてないなぁ」とへこむことが何度もありますが、
あのときのガブリエルの話を時々思い出しては、
その道のプロに頼るほうがうまくいくことは多々あって、
その方が子どもにも良い影響を与えることだって多い。
シーズンのどこの何話かは忘れましたが、
ご興味のある方は探してみてください。
というか、「デスパレートな妻たち」見てください。
オススメ。