こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。
療育が必要との診断を受けている年中息子。
現在通う施設が年長さんまでの利用のため、
新たな施設探しをしており、
「体幹を鍛えることをメインにしている」という、
入所を検討している施設の方と話をしていろいろ思ったことと、
やっと気づいたこと。
発達を指摘される子どもたちに比較的多く見られることのひとつが、
体幹の弱さ
です。
体幹って聞いたことありますか?
字の通り、体の幹で、人体の主要部分であって、
良い姿勢を保ったりのバランス感覚だったり、筋力だったり、
体の必要なベースの部分のようなもの。
一見、発達とあまり関係がないように思われる体幹。
どちらかと言うと、スポーツ万能とかそういうイメージがあるのですが、
実は、発達とすごく関係しているようです。
体幹が弱いと、
良い姿勢が保てないために、
長時間座ることができなかったり、
それにより、集中力が続かなかったり、
それによりさらに、人の話を聞けないとか、落ち着きがなくなっちゃうとか。
また、
体を上手く使うことができないために不器用で、
それは動きの大小にかかわらず全体的にそういった傾向になるため、
転びやすいなど、ケガをしやすく、
道具が上手く使えなかったりで、
それが体の疲れやすさにつながり、
それがさらにメンタルの低下につながるようです。
こういうふうに見ると、
体幹というのは発達とメンタルにとても関係しているように思われます。
逆に考えると、
体幹を鍛えるということは、
今までのことすべての解決につながるということにも思われます。
子どもの発達に関する本の中で「体幹の弱さ」という言葉が度々出てきて、
体幹と発達の関係については知ってはいたのですが、
インドア派でスポーツにあまり興味がない私は、
あまり重要視していませんでした。
実は、息子の体幹の弱さは以前から少々指摘がありました。
正確に言うと、
「体幹が弱い」
というよりは、
「ちょっと不器用さん」
という感じでの指摘。
得意不得意というのはあるもの。
息子の得意分野が何で、苦手分野が何なのか、
どういったことに興味関心があってないのか、
息子の不器用なところは「個性」と捉えていました。
(個性には違いないのですが)
体幹の弱さを指摘された息子ですが、
すごく活発なタイプではないものの、
家の中で丸一日を過ごすのは苦手で、
1日1回は外で思い切り体を動かさないといけないタイプであり、
天候が悪いとき以外は毎週末公園に出かけたりするなど、
体は動かしているほうであり、
「言葉の発達」を指摘されたことで療育を始めたこともあり、
体幹よりも、
会話のコミュニケーション能力や読み書きができるようになるかどうかを気にしていた私。
本当の意味で「体幹」の重要さに気づいたのは最近のこと。
この度、新たに入所を検討している施設が最もメインに考えているのが、
体幹を育てること。
年齢に応じた読み書き計算、
コミュニケーション能力、
聞く力、人前で話す力等々、
いろいろ課題はありますが、
まずは土台となる体作りをしっかりする必要があるということ。
それは基本の早寝早起き習慣にもつながるようです。
そこの施設では、
ロッククライミングができたり、
スイミングスクールに通ったり、
地域の体育館を借りてトランポリンをしたり、
キッズヨガをしたり、
体を動かすプログラムをたくさん準備しているのだとか。
その話をしてから、
改めて体幹について、きちんと調べなおした私。
体幹を鍛えることの重要性にやっと気づきました。
そして、この本に書かれていることを思い出しました。
息子の発達を指摘された当初に読んだ本。
この本に書かれていたこと。
土台の体を作りをしっかりしないと、
どんなに読み書き計算や社会マナーをおしえこんだところで、
土台が不安定だとバランスは崩れやすいということ。
先生の話をあまり聞かずにポカンとしていることが多い息子。
ピシっと椅子に座るというよりかは、
気抜けしたような座り方。
(体幹が弱い子によく見られること ↑)
先生はみんなに話しているのですが、
息子は自分にも話していると思っていないと感じているようですが、
それが人の話を聞く力が欠けるということにつながり、
集中力も欠け、ポカンとしているのかもしれない。
ハサミなど道具を使うときの細かい指先の動きもやや不器用なようで、
月齢の割に道具使いがあまり上手くないということも指摘がありました。
これは私が少し前から気になっていたことなのですが、
下駄箱で靴からシューズに履き替えるときに、
毎回、座ってシューズに履き替えます。
同じ学年のお友達や年少娘は立ったまま履き替えます。
これも体幹の弱さによるバランス感覚の弱さなのかもしれない・・・。
今思うと、
一見、体幹とはあまり関係がないと思われるこういったちょっとした些細な行動が、
もしかしたら「体幹の弱さ」と関係しているんだろうなぁと。
今回の施設見学の中で出た体幹の話がきっかけで、
やっとその重要性に気づいた私。
すごく良い機会になりました。
体幹について考え始めた頃にこの番組が今月からアンコール放送。
なんというタイミング!
私は、今の自分に必要なものを呼び込む力でも持っているのか!!
古武術をヒントに体幹を鍛える情報満載の番組です。
まあ、大人向けではありますが、知って損はナシ。
ついつい、コミュニケーション能力や読み書き計算などの幼児教育、
幼児期から学ぶべき社会マナーや生活スキルに頭が行きがちなのですが、
そういったことの基本とも言えるのは、
体幹を鍛えること
にあります。
3歳頃から15歳くらいまでは、体つくりのゴールデンエイジとも言われるほど、
体の発達が目覚ましい時期なのだそうです。
特に幼児期。
あ~!!もう幼児期が終わりそうな年齢です!!
体幹の重要性に気づくのが遅かった!!
いやいや、今からでも遅くない!!
今からでも少しずつ鍛えて行こうと思います!!