こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。
以前に見た番組で思ったこと。
年少さんと年中さんの1男1女の我が家。
育児を始めて約5年になりますが、
第一子に関して言うと、すべてが初めてなことだらけ。
第二子と言えど、1人目とはタイプが違うため、頭を悩ませる分野が違い、
これまたある意味初めてのことだらけです。
自分の子ども時代を思い返して活かされることは、
現役の子どもが考えていることが何で、どう感じているかということ。
これもあくまでも自分自身が何をどう考え、どう感じてきたかということだけで、
親子と言えど、それは当然ながら全く別の人間であって、
共感できることもあれば、全く理解不能なことだってあるわけです。
どこか常に頭の中が子どものことでいっぱいになっている私。
それは無意識に近いものであり、
育児に活かせる情報をキャッチするアンテナが勝手に働いているのか、
育児とは全く関係のない番組であっても、
様々な人の考え方、受け取り方などを知ることで、
育児に活かせる部分も大いにはあるわけで、
子どもにつなげて考えてしまいます。
ポテトチップスをこよなく愛する女性の生活を取り上げた番組。
全国各地のいろんなポテチを食べ、
味や新たな食べ方の研究はもちろんのこと、
自分なりのデータを取り、
ポテチの魅力をいろんな形で伝えるということをしています。
そんな彼女、
以前は住宅営業の仕事をしていたとか。
毎日、相手に合わせることに疲れてしまい、
精神的に落ち込むように。
元々ポテチ好きで、
ポテチのおいしさについて、
ツイッターかなにかでつぶやいたところ、
何件か共感の声が返ってきたとか。
彼女は、その共感の声にとてつもなく喜びを感じ、
そこから彼女のポテチ人生が始まったとのこと。
彼女のポテチ愛や原動力はすごくて、
間違いなく、
ポテチは彼女を活き活きとさせているんですよね。
人は、共感を得ることで喜びを得て、
それは癒しにも似た効果がある
というのをどこかで聞いたことがあります。
彼女が得た共感の声は、
たった一言だけのシンプルなものなんだけれど、
精神的に参っている彼女を救い出したのは間違いなくそれで、
彼女のその後を変えるほどのきっかけになっているのです。
また別の番組。
「あしたのジョー」という漫画のファンが集まる喫茶店があり、
店内はマンガのグッズが飾られていて、
初めてそこで出会ったお客さん同士で、
「あしたのジョー」の魅力を語り合うという場所にもなっているのだとか。
細かい部分の魅力を語り合い、共感し合うお客さんたちの顔はすごく良いもので、
癒しの効果をえていることは一目瞭然で、
それが明日の活力になっているのだろうなと。
一緒に働く20歳くらいの女の子。
いろいろ漫画を読んだり、アニメを見るのが好きだという彼女。
名探偵コナンの新一と蘭の2人の感じがすごく好きで、
コナンのコミックスを集めているのだとか。
そこで私が勧めたのが「らんま1/2」。
(以前、当ブログで再々熱く語っておりました)
「らんま」という漫画を知っている人ならわかると思うのですが、
主人公 乱馬 とヒロイン あかね の関係が、
新一と蘭に似ているところがあって、
「らんま好き」は「コナン好き」が多い印象もあって、
アニメ関して言うと、
声優さんがほぼかぶっているというのもあり、
20歳の彼女からすると全く世代ではない漫画なので、
「タイトルは聞いたことをあるけれど内容は全く知らない」
とのことで、
ならばと勧めました(笑)
私個人的には、
自分の世代だったというのもあるのだろうけれど、
80~90年代の漫画って面白いものが多いから、
ぜひぜひ今の若い子たちに、
自分が産まれる前の漫画なんかも読んで、
新たな出会いをしてほしいなと思うわけです。
アマプラで「らんま」を見始めたという彼女。
今、何話くらいで、このキャラクターが出てきて・・・
という話をチョイチョイするんですが、
このシーンのここ見た?
あのセリフ聞いた?
あれが良いんだよ~!!
と話が盛り上がります。
これが楽しくて、癒しにも似た効果を得ていて、
「あしたのジョー」の喫茶店とかこんな感じで、
ポテチの共感を得たときもこんな感じなんだろうなと。
鉄道系(主に新幹線)が大好きな息子。
その趣味嗜好がいつまで続き、
どの程度のめり込むかはわかりませんが、
その魅力を語り合える仲間ができると良いなと思い、
メンタル面でいろいろ彼を救ってくれる存在になるのだろうなと思います。
こいのぼりも大好きで、
毎日こいのぼり図鑑を読み、動画を見る息子。
これもいつまで続くかはわかりませんが、
なかなかレアな鯉のぼり好きな仲間ができればなお楽しいだろうなと。
息子ほど、これと言って趣味嗜好があるわけではない娘。
これからどんなものに出会い、
どの程度のめり込んでいくかはわかりませんが、
共感できる相手がいればなお楽しいよねと。
私ができることは、
子どもたちの「好き」に寄り添い、共感し、応援することかなと。
小さいうちは、そういう機会を設けたり、連れて行ってあげたり、
情報提供したり。
いろんなタイプの人間がいるからこそ、
どんなにがんばっても理解し合えない人というのはいるのだけれど、
逆に、ビックリするくらいに共感しあえる人たちだっているわけです。
そういう人たちは自分に活力を与えてくれる人であり、
気の合わない人と上手くやっていくことをがんばるのも大事だけど、
気の合う仲間を見つけることに力を注ぐ方が断然プラスになるから、
そっちをがんばっていきたいもんですね。
そういう人を一人でも多く見つけて出会えることができればなぁと、
育児とは全く関係ない番組を見ながらいろいろ思う私でした。