多様性の時代を生きる子どもたち

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

言葉の発達がゆっくりで超マイペースな我が家の年中息子。
再来年度に小学校入学が控えているのですが、
学校側と面談等を何度かし相談をしております。

そのときにハッとしたこと。

セリフごっこという息子独特の遊び方があります。

気に入ったシーンのセリフを一人でしゃべるというもの。
それは大きな独り言のような感じで、
我が家ではよく見られる光景であり、
本人の頭の中に思い浮かび、
「やりたい」と感じれば始まるので、
突如として始まることがあります。

とあるワンシーンが1度で終わることもあれば、
5回くらい同じことを繰り返すこともあります。

セリフごっこを知らない人からすると、
不思議な光景に見えるのではと思います。

とあるシーンのセリフの中には叫び声などもあるため、
叫び声から始まると、
「まわりの人はビックリするのでは」と思います。

この遊び自体は悪いことではないし、
息子にとっては遊びの1つであるため、
時と場合をきちんとおしえる必要はあるけれど、
「無理にやめさせる必要のないこと」
と捉えています。

現在、
就学先の小学校の学区外の保育園に通っています。

ということは、
卒園と同時に、
今の保育園のお友達のほぼ全員とお別れになり、
入学と同時に、
ほぼ全員新しいお友達との学校生活がスタートになります。

0歳児からの付き合いの保育園のお友達。

担任の先生から聞く限り、
お友達とのトラブルはなく、
1人遊びが多いものの、
別れ際にはきちんとお友達とバイバイのタッチをしたりと、
お友達との関係は良好な様子。

小学校で出会うお友達とはどんなふうになるか。
息子独特の世界観をどんなふうに受け止めてもらえるか。

それを心配して、
学校とその話をした際に先生から言われたこと。

「お母さん、今は多様性の時代ですから」

ジェンダーレスへの理解や認識が広まりつつある今
学校の制服も、
男子用、女子用と分けることなく、
男子でも女子でもスラックスかスカートが選べるようになってきています。

19時のニュースで見た、
ニューヨークの舞台俳優の有色人種の採用率を上げている話

障害ではなく、それは個性だという認識の広まり。

今の子どもたちは、家庭でも学校でもそういう教育を受けているし、
まだまだ途中ではあるけれど、
大多数が正しいとか、これはこういうものという固定観念とか、
無意味な優劣がフラットになりつつあり、
みな平等という認識が広まりつつある現代社会の考え方。

私の子ども時代にも、
そういった教育を受けてきたものの、
本当の意味では理解や認識が薄かったように思います。
表面上では理解しつつも、実際には動き出していないというか。

私の親世代になるとそれは「変なこと」と捉え、
祖父母世代になるとNGであり、聞く耳持たずと言った感じだったことが、

今は、
学校の制服の在り方、舞台俳優の採用率が実際に変わるほど、
実際に何かがガラッと変わっているので、
やっと社会全体が動こうとしている時代のように思います。

暗黙の了解のように、
悪気なく「そういうもんなのかな」と思っていた子ども時代の認識は、
今の子には私の子ども時代ほどないのかもしれない。

そして、
若い人、若い世代ほど、
そういった変化に柔軟な気がする。

要は、

今の子どもたちは多様性への理解が
私たち親世代よりもしっかり構築できているから大丈夫です!

と背中を押されたというか。

まあ、
人間の合う合わないは必ずしもあるし、
成長すればするほど、
気持ちの面でいろいろ複雑になっていくので、
幼児期にはなかった壁が小学校では出てくるのは当然だし、
それを考え出したらキリがないし、

何よりも大事なのは、

その壁の乗り越え方

なんでしょうけどね。

今は毎日送り迎えをして、
先生に会うことができて、
今日の様子とかすぐに聞くことが出来て、
子どもの状態を知ることができますが、

小学校にあがると、
本人から聞き出すことしかできないし、
保育園のように常に先生がいるとは限らないし、

まあ、これが大人の階段をのぼるということなんですがね。

大人に隠したいこともあるだろうし・・・。

会話がそこまで流暢ではない息子から、
どんな小学校生活の話が聞くことができるだろうか。

とても心配です。
本人以上に心配しているかもしれない(苦笑)

最近、甘えてくることが多い息子が気になり、
急に寒くなってきたことで冬を感じ、
今年度の半分が終わったことに気づき、
小学校就学が近づいていることを感じ、
フッと心配になってきて思い出した、
2か月前の小学校の面談のときに言われていろいろ感じたはなし。

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