「〇歳なのに」にモヤモヤする

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

言葉の発達がゆっくりで超マイペースな年中息子は、
実年齢に対してやや幼い傾向にあり、
支援が必要とのことで、
昨春より、療育施設に通っております。

そして、
ここ数カ月、定期的に歯医者さんに通っていて、
そのときにいろいろ感じたこと。

歯医者さんと耳鼻科が大嫌いな息子。
この2つの共通点は、
診察台や先生の装備がすごいこと。
おそらくこれらが恐怖心をあおっているのだと思う。

診察台になかなか座ってくれない息子。
一緒に座るのも大暴れで、
イスを倒そうとするとなお大暴れ。

診察なんてできたもんじゃない。

なので、
はじめはキッズコーナーで、
家でやる仕上げ磨きスタイルで歯磨き指導をして終わり。

それを何回か繰り返し、
久々の昨日。

ずっとキッズコーナーのままではきちんと診察できないので、
キッズコーナーでやらないことを徹底しようと思いました。

診察台は全面拒否。
診察台すぐ横にイスを持ってきて、
それを診察台代わりにして診察。

先生にされるのはイヤだとのことで、
私が歯ブラシを入れる。
(これって家と同じでは・・・汗)

最後はなんとか診察をするまでにステップアップし、
問題なしだったので、フッ素を縫って無事終了。

こんな感じでやっている歯医者通いなのですが、
そこで先生に言われたこと。

「5歳でこの感じはちょっと・・・」

たくさんの子どもたちが通う歯医者さん。
今までにたくさんの子どもたちの診察をしてきたであろう先生。

おそらく、先生が今までに診てきた中でも息子は強烈だったのだと思う。
しかも5歳で。

この「5歳で」というのがとても引っかかりました。

私も、実際に育児を始めるまでは、
「〇歳になったら、だいたいこういう感じ」
というイメージを持っていました。

たしかに、
月齢、年齢のだいたいの成長発達具合というのはあって、
何かを始める、できるようになる目安ではあるのだけれど、
個人差というのはやっぱりあって、
特性によっては支援が必要だったりで、
「〇歳だから」というのは一概には言えないのだなということを、
育児をやってみて、
育児年数を重ねるたびに、
やっと理解したというところです。

特に息子は支援が必要であるから、
いわゆる5歳児よりは幼く見えるのです。

先生が息子のことをよく知っているわけではないし、
決して悪気があったり、意図して言ったわけではないのだろうけれど、
なんだか、
「もう5歳なのにできていない息子」と、
「私が甘やかししずぎなのでは」というニュアンスを感じてしまって、
すごくモヤモヤしました。

この「〇歳なのに」というのは、
度々言われることがあって、
そのたびにちょっとモヤモヤしてしまうのです。

決してそれをハッキリ言われているわけではないのだけれど、
そのニュアンスはしっかり感じるのです。
私が敏感になってしまっているのもあるのかもしれないけれど。

「〇歳なのに?」
「〇歳だから、もう大丈夫じゃない?」
「〇歳なら、もう〇〇はできたほうが良いんじゃない?」
「〇歳なのに、そんなつきっきり?」

目が離せないことに「過保護」と言われ、
「自分が子どものときは基本放置だったから、ある程度は一人にさせないと育たないよ」とか、
なんだか、いろいろ言われます。

その度にモヤモヤ、モヤモヤ・・・。

しかしこれも、
時代の流れで少しずつなくなっていくんじゃないのかなと。

多様性が受け入れられつつある今の時代。

私が子ども時代の頃に比べたら、今は全然違う。
だから、
子どもたちが大人になる頃には、
今とはもっと変わっていると思う。

「〇歳なのに」じゃなくて、
年齢に関係なく、
1番目に「その人自身が出来るようになったこと」に目を向けられるようになる日がくればなぁと思う。

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