転職して感じた意外な感情

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ずっとやってみたかったカフェ業界に4月付けで転職しました。

こんにちは、3歳と2歳の1男1女を育てるワーママ heaco です。

10数年勤めた、福利厚生が良く職場労働環境の良い会社から、やりたいことをやるために半年悩んで思い切って転職を決意し、今週は退社と入社が入り混じった1週間でした。



カフェ業界への転職を決意し、自分でいろんなカフェのお店、募集情報を調べ、
・通勤しやすい場所
・勤務時間
・福利厚生
・将来的な社員登用制度のありなし
など、実際にお店に調査しに行ってみたり、独自に転職活動をしました。

もちろん、転職応援サイトにも登録して、転職専門スタッフに相談したりもしましたが、結果的には、自分の足で探したという感じです。

飲食業なので、やはり土日祝勤務要の条件を出しているお店が多い中、この度仕事することになったカフェは、自分の希望する働き方を理解してもらえて、飲食業界としては珍しく、日祝休みを受け入れてくれます。

旦那さんが土日祝が仕事のため、保育園の稼働しない日祝はできれば休みがとりたかった私。

コーヒー好きのオーナーが地元で立ち上げた会社で、まだまだ若くて小さな会社だけれど、店舗を増やし成長している会社です。

店舗によってお店の雰囲気はそれぞれ違い、私が行くお店は北欧の雰囲気の落ち着いたおしゃれなカフェです。



メインはそのお店でカフェ店員として働くのですが、別店舗にも人が足りないということで、2店舗を掛け持ちします。

別店舗ではスイーツ工房が併設されており、その工房で作られたスイーツを各店舗に配達するようで、私は別店舗のお店ではなく、工房でスイーツを作ることになりました。

スイーツ作りと店頭の仕事。
それぞれ違う仕事を掛け持ちしていき、4月早々2店舗両方の職場で仕事をしました。

1日はさっそく工房での仕事。
午後の配達の時間までに、注文分のケーキを2人体制で作っていきます。
時間内に決められた数を作っていく
やり直しが利かないという点において、プレッシャーがありますが、
家ではほぼお菓子作りをすることはないものの、
お菓子作り自体は好きで、お菓子作りの番組を見るのも大好きで、
ブリティッシュ・ベイク・オフなど見ていたこともあり、特にパニックになることもなく、和気あいあいとした雰囲気の中、初日はトラブルなく時間内に作り終えることができました。

どんな仕事に関しても言えることですが、
ミスなく、効率・段取りの良い行動
が求められ、
一定の休憩時間というものはなく、その日のでき次第で休憩が取れる日もあれば、全く取れない日ももちろんあるようです
想像通り、仕事は休憩時間以外100%立ち仕事で、体力の要る仕事

初日も休憩時間は賄いをサクッと食べる感じで、15分程度でしたが、楽しくて充実した1日でした。

たった1日しかしていないけど、特に思っていたのと違うといったギャップは全くなく、その日に純粋に感じたこと。
こういうのがずっとしたかったんだよなぁ・・・
という気持ち。

2人体制なので、一緒につくるパートナーと気が合えば、良い雰囲気で仕事がとできるのかなと思います。

2日目は、当初の採用店舗でのお仕事。
こちらではお店での仕事なので、接客、フード作り、その他雑務ありです。
ずっと接客業をしてきたので、接客に関して抵抗はないものの、やはり接客となると工房での仕事とは違って緊張感が一気に上がります(汗)

メニューがたくさんで、メニューを覚えていないから、オーダーが聞けない(汗)

意外に困ったのが、注文票に書くメニューの略称!
それまた、略称でフード担当に伝えるから、メニューをおぼえるのにプラスしてメニューの略称も覚えなきゃで初日はてんやわんや(大汗)

同じ接客業ではあるけれど、職種が違うぶん、接客の仕方もちがって当前。
たどたどしい対応、動きに、初日とはいえ情けなく感じました。

実際の仕事内容に、思ってたのと違うというギャップはないけれど、

意外にも、前職場、上司、同僚がすごく恋しくなってしまった・・・。

10数年勤めた会社時代と比べること自体おかしいけれど、
元々、バリバリのキャリアウーマンタイプではないけれど、
カフェ業務への気持ちが高まると同時に、前会社での業務への限界を感じたのに、

ほんの一瞬、前職場に戻りたい
あと数年、前会社でがんばれたのではないか

という気持ちが自分の中から出てきたことがすごく意外過ぎてビックリしました!

自分のやりたいことができるという点以外、すべて前会社に比べて福利厚生・給与面に関してデメリットであることを理解したうえでの転職。

本当のことを言うと、経済面において少々不安があるのは正直なところ。
親には、子ども(孫)の将来、私たち夫婦の老後の心配をされているのも事実。

でも、口には出さない。

なるようになるし、そうしていく。

転職後に、転職したことに後悔したと感じるのはこういうところにあるのだろうか・・・。



前会社と比べて、福利厚生・給与が同等、もしくは勝る場合、大変だ・・・と感じても、後悔にはつながらないのかもしれない。
納得できるのかもしれない。

私のようにデメリットな部分が多いと
やっぱり転職したのは失敗だったんだろうか・・・
と悩むかもしれない。

でも、私は転職に後悔しているかというとそうではなく、

前会社が恋しくなったんです。

後悔と恋しいは違う。

人間だれしも、慣れた環境が1番心地が良いに決まっているし、
慣れるまで大変で、前の環境に戻りたいと思うのも当然のこと。

今私はそういう状態だということ。

前会社で4回異動をしてきたけど、どの店舗でもやる仕事内容は同じだけれど、
やっぱり店舗ごとに雰囲気は違うし、一緒に仕事をする社員、上司も違えば、お客さんの雰囲気も全部違う。

どの店舗も慣れるまで1ヵ月はかかったし、1ヵ月は毎日前の店舗に戻りたいって思ってた。

今回は、異動じゃなくて全く畑違いの職種に転職。
長年勤めた会社への寂しい気持ちに加え、恋しい気持ちがより一層出て当たり前だし、
悩んで転職したこともあって、恋しいと後悔を勘違いしてしまいそうになる。

慣れるまでに1ヵ月、それ以上かかるかもしれない・・・。
慣れてしまえば、そんな気持ちもなくなるかも。

工房での仕事とお店での仕事で、かなり自分の気持ちに差があるのも、ちょっとビックリ(汗)



年少クラスに進級した我が家の3歳児は、環境の変化にやや敏感で、
毎年、新年度クラスの生活に慣れるのに少し時間がかかります。
前のクラスをのぞいてみたり、行こうとしたり。
それでも、年度が変わるごとに、新クラスへの慣れる時間が早くなっています。

今、お母さんは同じ状況だよ!
あなたの気持ちがよーくわかるよ!

慣れてしまえばなんてことないんだけど、慣れるまでがすごく大変でしんどい
でも、
慣れてしまえばなんてことない!

新生活をスタートさせた人が多いと思います。

今までの環境が恋しくて戻りたいと思っているあなた。
今の生活に慣れるまで1ヵ月はかかると思いますが、がんばりましょう!

慣れてしまえばなんてことないよ!



さいごに

トップ写真のコーヒーは私の働くお店とは全く関係ないレトロ喫茶店のコーヒーです(笑)

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