こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。
言葉の発達の遅れを指摘されたことをきっかけに療育を始めた現在年長さんの息子。
小学校就学が半年を切りました。
今年の春頃に知能テスト(田中ビネー)を受け、
発達専門クリニックを始め、
療育施設の先生、保育園の先生からは、支援クラスを勧められました。
何度か、支援クラスを検討したものの、
私から見ての息子自身のことや、
先の話になりますが、現段階の教育制度、環境によるのですが、
中学、高校入学のことなども考え、
就学先の小学校の規模が小さいこと(全校生徒200人以下の小規模)など、
ありとあらゆることを考えた結果、
「通常クラスで入学」
ということに一旦決めました。
まわりから支援クラスを進められる中で通常クラスを選択することに、
親としての責任、プレッシャーはとても大きく、
また、いろんな感情が渦巻きました。
よく聞くのが、
親のエゴ
です。
こちらの本を読んで、
私は、客観視ができない過大評価する親バカな親なのだろうか
と何度となく悩みました。
この著書はとても良い本なのですが、
個人的には正直言って気持ちが落ち込むことがあります。
先にも言ったように、
客観視ができない親バカな親なのだろうかと悩む感じというか。
この本を読み終わってしばらく経って読み始めたのがこちら。
父が図書館で見つけて読み、私に勧めた本です。
これがすごく良いのです。
というか、
私が感じていたことと同じことが書かれていて、
自分は間違ってはいないかもしれないと元気が出ました。
というのも、
以前にも記事に書いたのですが、
「親が子ども過大評価せずに誰がするのか」という逆切れにも似たような私の反論。
こちらの本では、
「親バカになれ」と書かれています。
親が子供を信じるという意味でね。
なので、
「馬鹿親にはなるな」
と言っています。
はい、その通りです。
私が言う「親こそが過大評価せずに誰がするのか」という過大評価は親バカになること。
そして、
横山浩之さんが述べる「過大評価」はこちらの本で言う「馬鹿親」のこと。
それはわかってはいたのですが、
やはり、親バカと馬鹿親の境界線がわからず悩んでいたのです。
とにかくこの本は、
今まで読んできた「発達障害」の本とちょっと違って、
視点もちょっと変わってきます。
でね、やっぱりそうだよねと共感したのは、
「なんだかんだで家庭教育が1番」
なんですよね。
発達に関する専門知識やたくさんの経験をもった専門の先生たちがいる病院や施設を利用すること、頼ることはもちろんなんですが、
彼らが子どもたちと過ごす時間は親の私たちよりも少ない時間であり、
その時間だけで療育という訓練をして今後の成長が見込まれるかどうかというと、
やはりそれだけではダメなんですよね。
施設等の療育はプラスアルファ。
とは言えとは言え、
親のメンタルが良い状態でなければ、
家庭教育というのも上手くいかないもの。
療育という知識と経験を身に付けることも難しいけれど、
良いメンタルを保つこともなかなか難しいのです。
上手に療育施設や病院を利用し頼ることがすごく大事。
家庭教育が1番の基礎だけれど、
他を上手に利用し頼ることで良いメンタルを保つのが上手くいくコツなのでしょう。
こちらの本では要領よく子どもの成長発達を促す方法が書かれています。
発達障害とは生まれつきの脳の機能障害と考えられているのですが、
その脳を上手に機能させるための方法というのが書かれています。
その代表格が療育なのですが、
どんなに良い療育法でも、
タイミングと状況次第では効果は違い、
ということは、良いタイミングと状況次第で効果を最大限に発揮することができ、
指導するこちらの労力も小さくすることが出来るというもの。
いかに楽にするかということなのですが、
楽にするためには子どもの体調を整える必要があるということ。
それが、良い食事と良い睡眠。
体作りの基本中の基本の生活リズムを整えるということ。
じつは、今回はそれについて書きたかったのですが、
前置きが長くなりすぎたのでまた次回。
とにかく、この本は読むべき本であり、
今までたくさんの療育本を読んできた私が1番良かったと思える本です。
そして、
発達が気にならない子にもとても良いので、
すべての育児をする大人に読んでほしい1冊。