男性の育児参加が広まっていると実感したこと

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

数日前に、従姉に第一子が誕生しました。
出産後も現在の仕事を続けていくとのことで、
ただいま産休、育休中です。

そして、

従姉の夫、
半年の育休取得をする
との話を聞きました。

海外に比べると、
夫の育休取得率が低すぎる日本。

それは、
女性の社会進出が進む一方で、
男性の家庭進出が進まず、
結局、
家事育児は女の仕事みたいなところに、
女性の社会進出が加わっただけの、
古いままの考え方がまだまだ根強い残念な部分を抱える日本の、
夫も育休取得ができることの世の中の認知度の低さによるのか。

しかし、

自分が当事者となることで、
夫による育児参加や、それに対する社会への訴え、考え方に関してのアンテナが良く働くのか、
「逃げ恥」ドラマのテーマや、
人気女優、タレント、アイドルによる育児トークやコメントを目にすることが多く、

また、
小泉さんが「大臣なのに」という一部の批判を受けながらも、
「トップが取得をすることで、部下の取得しやすい環境を作る」
と言って育休取得をしたのはアッパレでした。

小泉さんの育休取得を決めた理由のひとつにもあるように、
「どんな立場にあっても、育休取得ができることを自らが証明する」
ということをしなければならない現状である日本が残念なのですが、
その残念な状況にあることは事実であり、
それを変える必要があるために、
批判を受けながらも彼は決行したわけですが、
なんでも過去に事例の少ないことをするときは批判が多少なりともあるわけで、
こういう風に立ちあがる人は最初は必要で、
最初の人の勇気ある行動により、
今後の人たちが今よりも生きやす社会が作られていくんだよなぁと、

従姉の夫の半年育休取得の話を聞いて、
夫にによる育児参加やそれに対する社会の理解度、認識は、
ここ数年でグンと上がったように感じました。

とは言え、まだまだ低いですが。

息子を出産した5年前。

産後1ヵ月は実家で育児をし、
1ヵ月が来る少し前に実家から当時の自宅へ帰りました。

授乳やオムツ、お風呂、その他諸々のお世話と、
健康異常がないかのチェック。
だいぶ慣れてきて、
大変な中でも育児を楽しんでいました。

しかし、生後1か月頃ぐらいから、
抱いていないと泣く状態が続き、
トイレに行くのですら大変な時期がありました。
2~3時間おきの授乳による睡眠不足もあり、
精神、体力共にヘトヘトでした。

その頃、夫は仕事が忙しかったのか、
出勤時間は変わらないものの、
帰宅が毎日早くて23時という日々。

ハッキリ言って、
夫にも、夫の会社にもすごく腹を立てていました。

「仕事が忙しすぎる」と言って早く帰れないの一点張りでもあった夫と、
子どもが産まれたことがわかっている会社の上司、先輩、同僚、後輩の
「早く帰って子どもと過ごしたら?」という気遣いのなさに怒り狂いました。

当時のことは今でも忘れられなくて、
その大変さの認識の薄さ、理解のなさには本当に腹が立つのですが、
従姉夫の半年育休の話を夫としながら、
当時を振り返り、
「あのときはゴメン、本当にありがとう」
という夫でしたが、
「いや、遅いし、それは当時にしてくれないと意味はない」
んだよねぇと。

すべて初めてだらけの毎日が、
出産と同時に一気に押し寄せてくる。
出産直前までは、
いろんな準備をすれど、
なんだかんだ大人(自分たち)中心の生活を送っているわけです。
それが出産と同時にガラッと変わる。
だから精神、体力ともに疲れる。

当時の辛さ、怒りを忘れることはないのですが、
それを言い続けたところで、考え続けたところで、
当時のことが変わるわけではないので、
私が望むのはこれからのこと。

これからの我が家と将来の子どもたちのこと。

たった5年、されど5年。
だけれど、この5年の間に社会の考えはいろんな面でたくさん変わってきたと思うし、
今はその大きな変化の真っただ中にあると感じています。

これから5年先はもっと良く変わっているはず。

当時を振り返り、
あんなにヘトヘトで怒り狂っていたことを思い出しましたが、
同時に、
当時の育児の楽しさも思い出してしみじみしています。

大変だけれど、楽しい。

私にとっての育児はそんな感じ。

育児を始めてからよく感じる矛盾。

何にしても、
無理せずやっていきましょう!

確実に将来は良い方向に向かっている。

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