こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。
ピアノ教室(個人レッスン)に通い始めた我が家の子どもたち。
始めて1ヵ月が経ちました。
〈過去記事〉ピアノ教室に通うことに決めたはなし
ちょっと心配だったのは、
言葉の発達がゆっくりで超マイペースな息子。
先生とのやりとりがスムーズに進まないことがチラホラ。
なので、
兄妹1人分は1ヵ月無料でレッスンが受けられるという 兄妹紹介キャンペーン というのを利用し、
1ヵ月間、様子を見ました。
1ヵ月で変わったか
というと、
レッスンの様子は相変わらずで、
試行錯誤しながらという感じ。
事前に、先生とは娘、息子の特性を伝えて、
どういう指導法にしてもらうかという話はしていたので、
子どもの特性やレベルに合わせて指導してもらえるというのが、
個人レッスンのメリットだよなぁと感じます。
1ヵ月は、レッスン部屋に一緒に入って、
よほどのことがない限りは間に入ることはせず、
ただただ見守っておりました。
無料体験期間が終了し、
すごく心配な感じではありましたが、
本人はレッスンに行くのを嫌がるわけでもなく、
すごくやりたいわけでもないのだろうけれど、
「やりたい」と言ったり、
自宅ピアノの鍵盤を触る機会が増えたり、
園で覚えてくる音楽指導の内容を歌ったりするので、
正式に入会することに。
正式入会をして2回目のレッスン。
いつものようにレッスン部屋に入ろうとすると、
息子の様子を見た先生は、
「おかあさん、今日はおかあさんナシでやってみようと思います」
と。
大丈夫かなぁと思いつつも、
先生がそう言うならばと思い、
部屋の外で待機。
部屋の中から聞こえてくるやりとりは、
今までに比べてスムーズな雰囲気。
そしてレッスン終了。
先生の工夫を凝らしたレッスン内容をすべてすることが出来たようです。
ここで思ったのがですね、
娘もそうなんですが、
「私がいることで、集中力を欠いてしまうのかもしれない」
ということ。
もちろん、初めてのときは、
場所も知らなければ、先生もどんな人かわからず、
何をするのか、何をされるのか、不安だらけだからこそ傍に付いて見守るのですが、
(あとは、どんなことをやるのか興味もあるし)
この1ヵ月で、
ピアノ教室がどういうところで、
先生がどういう人かがわかってきて、
場所慣れ、人慣れした今、
私の付き添いは不要になりつつあり、
むしろ、私がいることで甘えが出たり、集中力を欠いてしまう段階に入ったのだろうなぁと。
先生からの私へのお願い。
毎日5分でいいから、
ピアノにさわる
レッスンでしたことをやってみる
だそうです。
はい、
これは体験レッスンでも言われたこと。
これをすることで、
自ら練習をするようになっていくとのこと です。
子ども本人の関心が強ければ、
自ら進んでやってくれるとは思いますが、
幼児期はまあ、親が積極的に誘ってみてというパターンが大半だとは思います。
そういえば、
私も「練習しなさい」とよく言われたなぁと。
特にレッスン時間の前は。
土曜日の夕方にレッスンがあったんですがね、
当時は、土曜日の午前中はお仕事というのが多かったので、
午前中は保育園に行って、お昼ご飯食べて、
レッスンまでの間の時間に練習をしておりました(させられました)。
母が横について、練習の様子を見るという感じ。
叱られながらやったのを覚えています。
そんなこともあって、
練習はすごくイヤで、当時は楽器にさほど興味もなかったので、
イヤイヤやってましたね。
あまりにもやりたくなさすぎて、
「がんばるから、おもちゃを買って」
と交渉したことがあります。
何度か交渉して、一度だけおもちゃを買ってもらったことがあります。
(ピアノ教室の近くにおもちゃ屋さんがありました)
教材の難易度が上がっていくと、
母はピアノは弾けなかったので、
横に付いてというのはなくなりました。
相変わらず練習は好きではなかったのですが、
練習していなかったら、今度は母ではなく、先生に叱られてしまうので、
それがイヤで練習を必死にするという感じに変わりました。
それも続けていくうちに、
負けん気のようなものが出てきて、
間違えずに1曲を弾けるようになりたいとか、
先生をあっと言わせてやりたいみたいな目標が自分自身の中に湧き、
暇なときは積極的に練習をするようになりました。
良いのか悪いのかよくわかりませんが、
こんな感じでピアノの腕が上がり、
中学生の頃に「バンドやろうぜ」でバンドにハマり、
以降、楽器の面白さに気づいていく私。
思い返すと、
当時は今のような褒めて伸ばすという「褒め育児」ではなく、
アレコレ厳しく言って叱られて伸ばすといった感じが多かったなぁと。
小6まで続けたピアノですが、
中学年くらいからは、けっこう厳しい指導に変わり、
何度も辞めたいと思ったけど、辞めさせてもらえず、
私の場合、途中から負けん気のようなものが芽生えたから良かったものの、
やめたいと思いながら、
叱られながらやるのって、
やっぱり楽しくないなぁ。
褒められることもありましたが、
叱られる方が多く、
どこか 出来て当然 のような感じもあり、
しっかり褒めてもらいたかったなぁという思いがあります。
特に年齢が幼ければ幼いときほど。
上達には 負けん気 みたいなものが必要だけれど、
根本はやっぱり「楽しい」というのがあってこそだと個人的には思います。
だからこそ、達成感も味わえるのだろうと。
何事も「楽しい」が大前提。
まずは上達云々よりも、楽しく通うこと。