小学校入学準備 続10~意見が対立する家族内を上手にまわす方法~

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こんにちは、年長さんと小1の1男1女のワーママ heaco です。

言葉の発達の遅れを指摘されたのをきっかけに、
年少さんから療育を始めた現在小1息子の、
支援クラスを勧められる中でも通常クラスを選択した我が家のお話。

年長さんの秋頃に、
通常クラスか支援クラスのどちらで入学するのかを決定する必要があり、
その判断に頭を煮やしまくった年長さん時期。

いろいろと悩みがつきず、メンタルが疲れるのですが、
1番疲れたのは、
意見の対立する家族との話し合い
でした。

我が家の場合、
二世帯同居する私の両親との話し合いになります。

夫婦間では意見は一致していたものの、
昔の古い知識と印象しかない両親との話し合いはけっこう疲れました。
両親のそれぞれの性格のこともあり、
家族間で(主に私と両親)不穏な空気になることはあり、
それを最小限に抑えるために、
まずは私自身がしっかり「発達」について勉強し、
両親の理解が早まる言葉選びをしました。

パニックになりやすい母。
そんな性格を考慮して、
具体的な診断名や知能テストの指数は未だに話していません。

逆に、
冷静に事実を受け止める父には、
元教育者だったこともあり、
診断書を見せて、
具体的な診断名や知能指数を伝え、
父としっかり連携を取ることで、
主に私と父で家庭内療育を行っている現在です。

家族との話し合いでまず大事なのは、
各々の性格を考慮しての話し合いかなと。

意見の対立する両親への息子の診断の報告はとてもこわかったのですが、
時間が解決してくれるところもあり、
パニックになり、少々ヒステリックなところがある母ですが、
今では母なりに理解できているところです。

家族内で意見が対立しがちな我が家ですが、
唯一救いな点は、
父の理解と協力がとても良いことと、
母は父のことをとても信頼しているので、
私と母の間に父が入ることで上手くいく
という点です。

これも家族の各々の性格を考慮して、
家族内のどの人をどの立ち位置でまわすかで、
複雑な意見対立を上手に互いが歩み寄ることで、同じ方向に向いて行けることがあります。

皆が同じ方向に向いていることがベストなのかもしれないけれど、
家族の中でも1番息子のことをわかっているのは私だけれど、
決して私の方向性が1番正しいとも言えないわけです。

意見が対立する部分はあるけれど、
家族内で一致していることはひとつ。

皆が息子のことを考えているということ

自分とは対立する相手側の考え方ですが、
相手側の考えもしっかり取り入れ、
互いが歩み寄ることで、
同じ方へ進めたらなと思うのです。

普段の集団生活を見ている保育園の先生や療育施設の先生の見解では、
支援クラスで入学
を勧められました。

大きく集団を乱しているわけではない息子なのですが、
20人以上の集団の中で過ごすことで、
20人の集団に対して先生が1人という通常クラスでは、
息子に目が行き届かず、
いろんな意味で、息子が置いていかれる可能性を心配していました。

知能テストの数値結果や問診での様子等からも、
支援クラスが望ましいという診断をした病院の先生。
低学年のうちは良いかもしれないけれど、
高学年になればなるほど心配とも言われました。

そういった周囲からの話で、
支援クラスでの入学を決めようとしていたこともあったのですが、
それに反対する両親。

両親が見ている姿はあくまでも家での様子。
両親の意見もわかるし、
私の心の中でも両親と同じ見解のところもあるのですが、
学校という集団生活を送る上で参考になるのは、
やはり園生活の様子であるわけで、
保育園の先生の見解と家族の見解のどちらも事実で、
どっちが正しいというものでもなく、
どちらの見解が今後に望ましいかというのを考えると、
本当に頭が煮えるほど悩みました。

どちらで入学しようが、
本人の今後にとって良いのであればどっちでも良いのです。

元教育者であった父の話などもありましたが、
定年退職をして約10年、
父の知る教育現場の最新情報は約10年前のもの。

いろんなことを考え考え考え抜いて、
園への報告期限ギリギリまで

保留

考えても答えが出ないので。

父の知っている教育現場は最新でも約10年前のもの。

今と、父の知る情報は変わっている可能性は大いにあるのです。

だからこそ、
父は自分の知る10年前のことだけに頼るのではなく、
図書館でいろんな発達の本を読みまくって、
この本に出会い、
私が仕事でいない間の息子の様子を細かく私に伝えるなどして、
2人が連携して息子の家庭教育を行ってきました。

結局、悩みに悩んで「通常クラスで入学」を決めた我が家。

正直言うと、
半分、親の言いなりになってしまったような部分もあり、
一体誰のための選択なのかわからなくなった時期もあり、
通常クラスで入学することに意見をまげない両親に疲れることもありましたが、
今ではこれが逆に良かったと思うのです。

支援クラスと決めてしまうと、
いろいろと支援をしてもらえることに甘え、
今まで行ってきた家庭教育をしていなかったかもな と。

通常クラスと決めると、
支援クラスほどのきめ細やかな支援はないため、
ある程度の支援なしでも学校生活を送れるような訓練をする必要があるので。

しかしこれも、

通常クラスと決めたからと言って、
子ども本人に負担がかかりすぎるようでは逆効果になりうるのです。

だから難しいのです。

やりかた次第でもあり、
本人次第なところもあるので、
どう出るかわからないところもありますが、
1つ言えるのは、
ちょっとした変化を見逃さない必要はあるのです。

どちらを選択しようとも、

通常クラスで過ごせることを想定しての訓練をすれば、
学校生活は上手く行く可能性がありますが、
子どもの毎日の様子に気を配ることに力を入れて、
その時々で、状況に応じた対応をすれば良いのではないのかなと。

休憩するときは思いっきり休憩する。
思いっきりワガママをきいてあげる。

お子さんが上手にストレス発散できることに力を入れて。

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