ケーキ屋に転職してもうすぐ1年。
フルーツロールケーキ作りの工程を一人で全部できるようになりました。
こんにちは、3歳と4歳の1男1女のワーママ heaco です。
最近、いやずっとか、でも特にここ最近。
夫婦で家事育児折半について、かなりモヤモヤしています。
子どもが産まれるまでは、
そこまで夫婦で折半という意識はなかった私。
やはり、育児が始まるとそうはいかない。
しかし、育児にてんやわんやでイライラすることも多くて大変なのに、
それを心底辞めたいという気持ちは一切ない。
それが子どもの威力であり、不思議だなぁと。
子ども中心の食事、子ども中心の外出、子ども中心の生活スタイル。
実はそんなにイヤでもない。
自分一人の時間というのは、仕事中がある意味そんな感じ。
趣味とか自分のやりたいことってあるけれど、
心底やりたい気分じゃない。
しようとすると子どもの顔が浮かぶ。
「せっかくなら子どもと一緒にやりたい」と。
そんな感じで、家事育児に対してバランスが取れているように思えるけれど、
「なんで自分ばっかり・・・」と夫に対してモヤモヤした不満を抱える。
2人目育休復帰したあとしばらくの間まで、
子どもが産まれる前、いや独身の頃とほぼ変わらない生活スタイルだった夫。
1人目育休復帰のときに何度か雷を落とし、
2人目育休復帰のときにも何度か雷を落とし、
ここ2年ほどでやっと以前よりも家事育児の参加率は良くなりました。
出勤時間が夫よりも早い私が一人で、自分の身支度プラス子どものことをするのっておかしくないですか。
しかも2人分!!
いくら育児に対して理解が大きい会社(転職前)だからといって、遅刻をしていいものではないんですけど!!
そんな感じで、何度か雷を落として今に至る。
いやぁ、1回の雷で変わってほしいよね。
ってか、雷落とす前に変わってほしいよね。
家事育児が夫婦で折半するのが当然と考える海外には「イクメン」という言葉がそもそもない。
ということは、
夫婦共働きが大多数の国では「ワーキングマザー」なる言葉もないということか。
家事育児が夫婦で折半できない理由は、
仕事においても夫婦で折半できていないことにもよる。
育児真っただ中の世代というのは、
会社としては、若くて経験値もある中堅社員であって、
いろんな仕事を任せたいと思う世代でもあるわけです。
だから毎日帰宅が遅く、
家事育児をする精神的余裕もなければ、
そもそも子どもが起きている時間に家にいないわけだから、
家事育児をする物理的な時間もないわけです。
そこに昔の古い考えが残るわけだから、
女性が社会に進出しても、
家事育児のほとんどは女性が働きながら担って、
育児と仕事の都合をつけるのも女性にかかってくるわけです。
仕事に一生懸命な夫。
すごく良いことなんだけど、時としてそれが私には、
家族よりも仕事を優先しているように見えて、
家族よりもお客さんを大事にしているように見えてならないのです。
そういうわけではないんだろうけれど、
こう毎日毎日帰宅が遅くて、
たまに朝早く起きてきたかと思えば、自分の出勤が早いためで、
結局のところ、
自分の仕事の都合のときは自ら進んでやっている姿には、
何かモヤモヤが出てくるわけです。
仕事と家庭の切り替えが下手なのは知っているのですが、
家族に対しても、仕事のときと同じように自ら進んでできないかと。
この前、このモヤモヤを夫に話したわけですが、
もう今までに何度となく話していることなので、
夫にすれば聞きたくない話だとは思うのですが、
何度目かの雷でやっと定着している夫なりの育児なので、
やっぱり、モヤモヤしたときは思いを話すべきだと思って夫には話しています。
話ながらついヒートアップしてしまいそうになるのですが、
いつも話の途中から、
どこか真剣さにかけるような感じで聞く夫。
本人としてはそういうつもりはないのかもですがね。
まあ、誰しもあーだこーだ言われて良い気分はしないですから。
そこで出た夫の言ってはいけない一言。
「でも、育児ってあっという間だよ」
いや、それあなたが言う!?
ガッツリ育児をしてきた人に言われるのと、
大してやっていない人に言われるのとでは、
響き方が全く違います!!!
とまぁ、
こんな夫に対してモヤモヤ思い、文句を言うものの、
やさしく大いに理解のある人です。
あちらも私に対してそりゃぁいろいろ思うことはあって不満はあるだろうけれど、
それを言わない。
確実に喧嘩になるから(笑)
それがわかっているから言わないというのもどうかと思うけれど、
それが夫なりの私に対するやさしさなのかもしれない。
私のモヤモヤは夫だけでなく、会社、世の中に対してもあること。
社会の考えがグンと変わらないと並行線のまま。
「イクメン」「ワーキングマザー」の両方の言葉がある日本は遅れているんだなと。
若い世代では、夫婦折半が当然という風潮は広まりつつあるけれど、
まだまだ昔ながらの古い考えの人もいるわけです。
私の母の時代から徐々に変わりつつある女性の社会進出と男性の家庭進出。
それはまだまだ変化のときであり、
子育て真っただ中の私にとっては少々苦労のときでもあるけれど、
確実に私の母の時代よりかは良くなっているとも思う。
今の時代に合った若い世代の考えが広まることで、
子どもたちの将来が今よりもグンと良くなることを願う。