子どもの急な困った行動の背景

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

前回記事のつづきのはなし。

運動会のダンスなどをしない年中息子の姿に、
自分の幼少期を重ねる夫。

ダンスができないわけでもなければ、
嫌いなわけでもなさそうなのに、
踊らない理由は、
夫曰く、

気分が乗らない、ただそれだけ

だそうで。

運動会のダンスとか、発表会のときとか、
しっかりやっていた私。

そんな私も、一度だけ運動会で踊らなかったことがあります。

その理由は、

先生にかまってほしかったから

踊らない子のサポートをする先生の姿を見て、
自分にもサポートをしてほしかった私は、
踊っていては先生は来てくれないと思い、
踊らずボーっと突っ立っていたことがあります。

しかし、
そんな私の姿に先生は気づくことなく、
私のところには来てくれなかったという、
ちょっとさみしい思い出があります。

子どもが突然困った行動をするのは、
大人の気を引きたいため
ということがあります。

当時の私はまさにそれでした。

数日前の晩ごはん時。

こどもちゃれんじ10月号が届き、
キッズワークをやりたいという娘に付き添っていた私。
娘は私の膝の上に座り。
息子は斜め向かいでごはんを食べていました。

娘と2人でキッズワークをしていたとき、
突然息子が、
「おかあさん、こっちにきて~」
と、ややふざけながらごはんを食べていました。

「娘ちゃんとキッズワークしてるから、ちょっと待って~」
と返し、
そんなやりとりを3回ほど繰り返したところで、
急に娘の持っている鉛筆を取り上げ、
鉛筆やクレヨンが入った箱の奥のほうに押し込んだ息子。

キッズワークを中断し、息子を注意。

わかっているのかわかっていないのか、
私の言葉に「うん、うん」と言い、
娘に謝るよう促すと「ごめんなさい」を言う息子。

そして、キッズワークを再開。

特に長々と息子を注意することなく、
数分程度で終わったことなのですが、
一連の流れが終わったところで、
「もしかして・・・」と気づきました。

息子は私の気を引こうとしたのでは?

息子を注意してからは、
息子と娘の間に座った私。

すると、息子がすぅっと私の膝の上に座ってきて、
何事もなかったかのようにごはんを食べ始めました。

娘とキッズワークをしているときに、
「こっちに来て~」
と言っていた息子。

2人でキッズワークをしている姿を見て、
なんとなく取り残されたような感覚になったのだろうか。

かまってほしくて、
きちんとシンプルな言葉で伝えたのに、
自分の要望が相手に届かなかった。
次は違う方法で気を引いてみよう。

それが先ほどの行動になるのか。

どうやったら自分に目をむけてもらえるだろうかと考えた結果の行動。
それが叱られるようなことであっても、
注目してほしかったんだろうなぁ。

子どもの突如として困った行動は、
大人の気を引きたいためであり、
自分自身も似たようなことを幼少期にしていたことを思い出しました。

なんでこんなことをしたかを聞けば、
本当の理由は、
「自分のほうをみてほしかった」
だけれど、
子どもはそれを上手く言葉にできないと思うのです。

おそらく無言になるのではないのかな。

息子もきっとそんな感じ。

なので、
先ほどの行動についてはもう何も触れず、
私の膝の上に座ってごはんを食べる息子をただただ抱きしめるだけです。

満足しているのか、
娘にちょっかいを出すこともありません。

突然の困った行動は、
甘えたいサイン
だということを、
常に頭の片隅においておきたい。

しかし、
困った行動に対してはしっかり注意が必要なわけで、
しっかり注意した後に、
しっかり甘えさせるのがベストなんだろうなぁ。

いやはや、いろいろ勉強になります。

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