こんにちは、保育園に通う1男1女のワーママ heaco です。
こんな記事を見つけました。
「日本の女性は、世界的に見ても睡眠不足」
その理由は、
女性(母親)の社会進出が進む一方で、男性(父親)の家庭進出が進んでいない
から。
かつての「男は外で働き、女は家を守る」ということに、
「女性の社会進出」だけが加わったような日本の現状。
「男は外で働き、女は外で働きながら家を守る」
今までに何度もぼやいてきたけど、
女性が社会に進出しやすくなってきたけど、
家事・育児を両立できる環境作りが未だ十分に整っていない
と思う。
同時に核家族化は進み、
特に育児においては、
母親以外の大人による育児の参加がより必要なのに、
「ワンオペ育児」という言葉ができるほど、
父親による家庭進出は進んでいない!!
大袈裟な言い方かもしれないけれど、
女性が社会進出できる制度だけが独り歩きしていて、世の中全体の考え方は古いまま。
女性が社会進出できる制度の代表格は
育休制度や時短制度
ですが、
父親も育休・時短制度利用が当たり前くらいの世の中になってほしいということ。
同じ土俵にいるんだから、夫婦ともに家事・育児折半です。
私が初めての育休復帰をした頃に、
個人的に残念だなと思う友人夫婦との会話がありました。
3児の母である友人は結婚を機に退職。
帰宅がいつも遅く、長期の出張で家を留守にすることが多々あった友人の夫。
第一子・二子出産時は、夫が県外に数カ月の出張中で留守。
自宅近くに互いの両親が住んでいるけれど、
親の体調不良などで、
ほぼワンオペ育児をしてきた友人。
友人いわく、
「いつも肝心なときにいない!」
「1歳8か月差の2人育児中は、当時のことを覚えていないほど大変だった」
と。
ここで1つ残念に思うこと。
なぜ会社は、
妻の出産・育児という大事な時期に数カ月という長期間の県外出張を夫に課したのか
夫は断れなかったのか、断らなかったのか
出産・育児のサポートを理由に断る勇気がなかったのか
断るという選択肢すら持っていなかったのか
それはわかならいけれど、
ワンオペ育児の友人は、
夫が早く帰宅しないこと・できないこと
そのため、夫による家事・育児の協力がほぼ得られないことに大きな不満を持っていました。
友人夫の会社に時短制度で働くワーママさんがおり、定時退社。
そのワーママさんが仕事を残してしまった場合、残務処理を友人夫がするため、
余計に帰宅が遅くなると、夫婦ともに不満を持っていました。
「仕事が残っていても定時で帰ってしまうワーママさんがずるい」
と。
私は、
そのワーママさんの働きぶりをこの目で見ているわけではないので、
一概にどうこう言えませんが、
同じワーママとして働く身としては、その不満が残念だなと。
これが2つ目の残念に思ったこと。
夫婦の不満はワーママさんに向いていましたが、これは間違っている。
これから育児をしていく友人夫婦に対して、
会社側に配慮があれば、
友人夫婦がワーママさんに向ける不満というのはなかったのではと思う。
世の中・会社側の考えが古いから、
特に定時で上がるワーママさんに不満の矛先が向いてしまっている気がする。
向けるべき矛先は、未だ古い考えのままの世の中。
ただ、そのワーママさんの働きぶりを私は直接この目で見ているわけではないので、
一概に、ワーママさんに不満を持つなということでもない。
似たようなことを、うちの旦那さんも言っていました。
同じく時短制度で働くワーママさん。
「中途半端な状態で、時間が来たら早々と帰ってしまうから困る」 と。
定時で帰るのは良いけれど、
自分の今日中にやらないといけないことはなるべく終わらせて、
どうしても終わらなかったもの、特に直接お客さんにかかわることは、他社員にもわかるようにきちんとした引継ぎをしてから帰ってほしいと。
これに関して言うと、時短制度のワーママさんに限ったことではなく、
全社員に共通して言える働き方。
全社員が決められた定時を目標にいかに仕事を終わらせるかということ。
全社員が定時であがり、家時間を楽しむ時間があれば、心に余裕が出来れば、
持たなくてもいい不満も持たないし、イライラしなくていいことにイライラしなくなる。
我が家の子どもたちが大人になるころには、
日本の女性たちが十分に睡眠時間が確保できる日本にっていてほしいなぁと思う。