こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。
言葉の発達がゆっくりなことをきっかけに療育を始めて約2年になる年中息子のはなし。
ここ1~2カ月の息子の成長というのは目覚ましく、
すごく小さなことだけれど、
良いことも困ったこともすべて、
以前には見られなかったような ふとした些細な言動が多く、
息子の成長には感心させられます。
成長したことによる息子の困った行動のひとつ、
「やる、やらない」のやり取りのはなし。
(参照記事はこちら)
家庭や療育施設では度々見られるこの行動。
保育園の先生に聞くところによると、
「保育園では一切見られない」
とのこと。
一切ない!
なぜ保育園ではないのか。
担任の先生曰く、
「先生たちの目を見ている(気にしている)からではないか」
と。
他、家庭や療育施設(マックス5人の小集団)と違って、
20名以上の大集団の中にいるということもあるのかもしれない。
息子なりに、まわりのいろんな目を気にして動いているということ。
これは集団生活をする上ではとても大事なことで、
集団が大きければ大きいほど自由度は低く、
他社と上手く共存するためには自分をコントロールする必要があります。
家や施設は保育園とは違って自由度が高い環境で、
息子の中で甘えが発生しているために、
困った行動が出やすいのかもしれない。
現在通う療育施設は来年度いっぱいで退所が決まっています。
小学校以降も療育施設に通うとなれば、
新しい施設に通う必要があり、
環境の変化が多すぎる「小1のメンタルの壁」を考え、
今から新しい施設に通うこと(現在の施設と併用)を検討中の私。
候補としている新しい施設へ、
本人を連れて2度見学をしました。
1回目は、慣れていないこともあり緊張した様子だったとのこと。
(私は仕事の都合が合わなかったため、夫に行ってもらった)
体験内容は、小学校の授業のような感じ。
2回目は、運動をメインにした体験療育。
こちらは楽しくできた様子。
ここで見られた例の困った行動。
慣れない初めての場所がイヤなことによる、
「帰りたい」のイヤイヤ行動もあり、
療育も「やらない」と言い、落ち着きがない様子。
そのため、1回目は夫が傍にいる状態で体験。
2回目もそれはあったのですが、
親がいることが原因でイヤイヤ行動が出てしまっていることもあるため、
2回目は別の場所で様子を動画等で拝見。
すると、
割と落ち着いた状態でプログラムを受ける息子。
現在通う施設よりも、やや多めの集団の中で過ごす新しい施設。
プラスで初めての先生や環境やお友達。
そんなこともあってか、
まわりの目を気にしているのか、
落ち着いた様子の息子。
そんな息子の姿を見て作業療法士さん。
「親がいないときのほうが、
本人の頑張りがよく出せるのかもしれない」
と。
今通う施設でも、そういったこと等を考慮してか、
親は施設内に一切入れないようになっています。
(入れるのは玄関のみ)
そんな話から、
外ですごく頑張っている分、疲れて、家では甘えが出ているのかもしれない。
だから、家ではいっぱい甘えられるようにしてくださいと。
家庭内でもある程度の規律というのは守っていく必要があるのですが、
外でも家でもがんばってしまうと、
それこそメンタルは疲れ切って壊れてしまう。
要はバランス。
「やる、やらない」の困った行動が保育園で一切見られないのは、
外でたくさんがんばっている証拠。
息子にとって1日のメインでもある保育園は、
今の私にとっての職場と同じ環境であって、
そのメインの外の環境でがんばっているということ。
大人も子どもも同じ。
家では自由にゆっくり過ごすことで、
メンタルのバランスを保つ。
メリハリがあってバランス良く
というのは、わかっちゃいるけど、なかなか難しい。
特に子どもの頃というのは、
知らないがために、
できないがために、
経験が少ないがために、
おしえることが多いから、
特にそのバランスというのは難しいもの。
このつづきはまた次回。