何気ないことでも、課題は人それぞれ

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

一足先に新年度体制となり、
新クラスがスタートしている我が家の子どもたち。

出会いや別れ、期待や不安、
様々な感情が入り混じるこの時期は、
いろいろメンタルが気になるところ。

進級初日がどんな感じか心配していましたが、
意外にスムーズにいって一安心。
しかし、まだ1日目なので心配ですが・・・。

進級初日。
1つ大人の階段を上ったことを自覚したのか、
自分一人で新クラスに先に行くといった年長進級息子。

もうひとつ驚いたことがあります。

園に到着し、
自分のカバンを持つように言い、
どっちから先にクラスに行こうかという話をした際に、
「自分が1人で年長クラスに行くから、
おかあさんは娘ちゃんと一緒に年中クラスに行って準備をしてきて」
と言いながら、
自らリュックを背負って車から出てきたのです。

一見、何気ないこの行動。

実は、今までに見たことがなかった行動なのです。

と言うのも、

感覚過敏なところがあるのか、
ゴワゴワ、ダボダボした服が苦手で、
上着を着るのが好きじゃない息子。

園では上着に名札を付けて登園することになっていて、
その練習を今しているのですが、
やっぱり好きじゃないことをするので、
なかなかスムーズにはいかず、
園の駐車場に着いたら着る
という感じで、
段階を踏んで練習をしています。
〈過去記事〉上着嫌いな5歳児

これと同時にもう1つ克服したいのが、

リュックを背負って登園すること。

何かを背負う感覚が苦手なのか、
なかなか背負わず、手に持ちます。
かと言って、これも完全拒否ではないので、
背負わないといけないときは背負うのですが、
私の前では甘えが出るのか、
なかなか背負ってくれません。

なので、
毎回、自分のカバンを背負って教室に向かうように言うのですが、
背負わず手に持って教室に向かいます。
しかしこの日は、
私は何も言っていないのに、
自らリュックを背負って車から出てきて、
そのままクラスに向かったのです。

完全拒否でもないのだけれど、
好きではないことだから、
極力したくない

そのためか、

1番はじめは、家で靴下を履いて登園 が課題でした。
それまでは、自分のクラスで靴下、シューズを履いて 登園でした。
これも段階を踏んで練習し、
最終的には、家で靴下を履き、下駄箱でシューズに履き替え、自分のクラスに行けるようになりました。

次の課題が、制服(上着)を着ての登園
これは現在練習中。
駐車場に着いて、車の中で着て(ほぼ着させる)、クラスに向かっています。
これも最終的には、
家で着て登園を目指しています。

同時に克服したいのが、リュックを背負ってクラスに向かう です。
これが初成功したのが、まさに進級初日 です。

これといって、どれも別に難しいことはなく、
大多数の子が難なくできることで、
できて当然と言えば当然なのですが、

「苦手」な子からすると、
課題の重さは人それぞれ。

できればしたくないけれど、
やりたくないことすべてをやらずに世の中を渡ってはいけないし、
苦しいけれど訓練するしかなく、
ここは努力していく必要がある。

これを一つずつ、スローペースですが克服していく息子。

この日、何を思ってできたのかは全くわかりませんが、
その姿がとても嬉しかったのです。

これもまた1日目の1回目なので、
2日目、3日目がどんな感じになるか、
ドキドキしながら見守っていくところです。

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