こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。
11月もそろそろ終わり。
我が家では、クリスマスツリーの飾りつけを終え、
サンタさんからのプレゼントが決まった子どもたちは、
それを心待ちにしております。
なのでついつい言いがちなこのフレーズ。
「〇〇しないと、サンタさん来ないよ!」
お着替えしましょう
ごはんを食べよう
お風呂に入ろう
歯みがきしよう
寝ましょう
1日のルーティーンがスムーズに進みません。
だから、何度も声掛けをします。
何度も同じことを言うのに疲れます。
ついつい出てしまう。
「そんなんじゃぁ、もうサンタさんは来てくれないよ!」
返ってくる言葉は、
「いやだ~」
だから、
「じゃあ、〇〇しようよ」
この流れで進むこともあれば、
これの繰り返しのときもあります。
このやり取りをしていて、
自分も子どもの頃に言われてたわ~と思い出します。
そのときの心情はやっぱり、
ちゃんとしないと、サンタさんが来てくれないかもしれない!!
という焦り。
だから、ちゃんとしていたような気がします。
クリスマス前の時期は特に(笑)
育児書、育児番組等でよく言われる、
「〇〇しないと、△△はナシ!」
という言い方は、罰を与えるようなマイナスな言い回しになるから、
ご褒美方式に変えるほうが良いとよく言われています。
「〇〇したら、△△をしてもいいよ」
みたいな。
だから、
「〇〇しないと、サンタさんは来ないよ」
じゃなく、
「〇〇をしたら、サンタさんは来てくれるよ」
みたいな。
どちらも結局同じことを言っていて、
子どもに対してよく使う声掛けなんですが、
個人的にはどっちの言い方も好きじゃないんだよなぁと。
なのに使ってしまう矛盾した私なのですが。
以前に見た、某サプライズ番組。
何人だったか忘れましたが、
兄妹姉妹の多い、とあるご家庭。
1番上のお姉ちゃん(小学4年生くらい)が姉弟のリーダーとなり、
家事や弟妹の面倒を毎日見て、
仕事で帰りの遅いお母さんを助けていました。
友達と遊ぶ時間はないし、
本当はお母さんを一人占めしたいけれど、
幼い弟や妹にそれを譲るお姉ちゃん。
それに気づいているお母さんが、
番組を通して、
お姉ちゃんと2人だけで遊園地で満喫するという企画。
1日を思い切り楽しみ、
お母さんと語り合う中で、
「本当は、もっとお母さんに甘えたいけれど、
弟や妹の手前できない」
という本音を泣きながら語り出すシーンも。
だけれど最後に出た言葉が、
「でも、今日みたい1日がご褒美にあると思ったら、
明日からまた頑張れる」
小学生でこの言葉が出るのはスゴイなと。
小学生でこの境地に至るのはなかなかないケースだとは思いますが、
「〇〇を頑張ったら、△△がある」
ということを、この子は体感して気づいているのです。
この子がこういったことに気づくのは、
小学生ながらにして大人な対応ともいえる部分を持っていることと、
お母さんとの絆の両方によるものかと思います。
ご褒美形式にしろ、罰形式にしろ、
実際に体験してみて初めて理解できるというもののような気がしますが、
まずは声掛けからなのだろうと思います。
「〇〇しないと、サンタさんは来てくれないよ」
「〇〇したら、サンタさん来てくれると思うよ」
どっちが良いかはわかりませんが、
サンタさんというワードに限らず、
使いすぎにはご注意を。
あまり頻繁に使っていると、娘に怒られました。
「もう、サンタさんのおはなしはしないで!!」
それを言われて、
ちょっとハッとしました。
ちょっと使いすぎた。
しかし、ドンと構えて一括しました。
「だったら、きちんとやりなさい!」と。
最終的には、
「いい加減にしないと、おかあさん怒るよ!!」
というのが、我が家の子どもたちには1番効く。
(このフレーズが出てるときは、大抵もう怒っているのですが)
効果的な声掛けって難しい・・・。