療育をしている息子の過去5年間の運動会の様子

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

言葉の発達がゆっくりなことをきっかけに、
年少さんから療育を始めた我が家の年長息子。

現段階で、
・軽度~中度 知的障害
・ASD(自閉スペクトラム症)
・ADHD(注意欠如多動症)
の診断が出ています。


ついこの間、
保育園最後の運動会が開催されました。

それはそれはもう感動的なもので、
私も息子の姿に涙しましたが、
先生たちも、
子どもたちの成長に感動して泣いていました。

本当に素晴らしい運動会でした。

感動的な運動会で最後を締めくくってくれた息子の今までの運動会の様子をご紹介。

最後というのもあるのですが、
私が涙をしたわけ。

0歳児クラスより運動会に参加していた息子。
さすがに生まれ月によって参加できるできないがあるクラスです。

運動会開催日にすでに1歳を超えていた息子は参加。
衣装を着て親子ダンスと親子かけっこ(子どもを抱っこして)。
→ 主に親のかけっこ(笑)

それなりに曲に合わせてダンスらしき動きをしていました。

1歳児クラス。
かけっことダンスと親子競技。
ダンスらしき動きをときおりするくらいで、
主にはその場に立つという感じ。

2歳児クラス。
このあたりから運動会種目らしくなってきます。

今まで通り、
かけっこ、ダンス、親子競技という内容は変わらないのだけれど、
なんというか、
運動会らしくなってくるのです。

走るのが好きな息子。
(この当時は、ひたすら走って遊ぶというのが多かった)
かけっこはちゃんとできていました。

ダンス。
まったく踊らずでした。

まずダンス種目で入場した時点で、
入場というよりも、ひとり走っていき、
仲の良いお友達と2人で鬼ごっこのような遊びをしてしまいました。
他のお友達は定位置につくものの、2人は自由に鬼ごっこ・・・。
先生も特に厳しく止めるわけではないけれど、
さりげなく定位置に戻され、
その後は定位置に座り込み砂いじり

一緒に鬼ごっこをしていたお友達も定位置に戻されながらも、
再び走り出したりし、しばらく一人で走り続け、
最後のほうで定位置に戻るという感じ。

この時点では、まだ特に発達の相談等は全くしていませんでした。
運動会後に受けた3歳児健診のときに発達の相談をして、
発達検査を受けるといった流れになりました。

ちなみに、
運動会の様子をきっかけに発達の相談をしたわけではありません。

3歳児クラス(年少さん)。
引き続き、
表現(ダンス)、かけっこ、親子競技。

療育を恥じめて約半年後の運動会。

運動会演目に大きな変わりはないものの、
子どもたちが言うセリフや掛け声などが盛り込まれ、
内容がストーリー性のあるものに変化していきます。

かけっこ、親子競技はできるものの、
ここぞというときのセリフや掛け声が加わる表現(ダンス)あまり参加せずといった感じ。
テンションが上がると、
度々定位置から走り出してしまう感じで、
定位置から走り出すたびに先生につかまり、定位置に戻されるといった感じ。
常に傍で先生が見張っている感じです。

そして、

皆がダンスをする中、
テレビのシーンのセリフをしゃべり出したり、マネをしたり、
決まったダンスをするのではなく、
独自の動きをしたりという感じ。

運動会の雰囲気もあって、
全体的に目立つわけではないけれど、
表現という演目に関しては、参加できているとは言い難い感じ・・・。

4歳児クラス(年中さん)
引き続き、
かけっこ(トラック)、表現、親子競技。

かけっこ、親子競技は今まで通り、楽しく参加。

年中さん辺りから、
入場から表現(ダンス)をしながらという感じに変化。

ドキドキして見守る中、
この頃から息子の様子がちょっと変わります。

先生がさり気なく傍についているというのは変わらないのですが、
きちんと参加できているのです。
ときどき何もせずに定位置に立っているだけというのはあるのですが、
要所要所でのダンスはきちんと行い、
自分なりに参加しているのです。

1年前と大きく成長を感じ、
惜しいなと思うところもあるのですが、
息子の1年の成長に感動するのです。

そして、
保育園最後の運動会 5歳児クラス(年長さん)。
・鼓隊
・リレー(バトン渡しあり)
・表現
・パラバルーン(大きなバルーンを使っての組体操のようなダンス)

さすが年長さん。
一気にレベルアップです。

中でも目玉はやはり鼓隊です。

実は、現在子どもたちが通っている保育園は、
私も通っていた保育園。
私が通っていた当時からあった鼓隊は今でもやっており、
年長さんの目玉イベントです。

鼓隊服を着て、
楽器(太鼓、シンバル、旗)を演奏しながら、
フォーメーション移動していきます。

息子にできるのかなと不安でしたが、
先生からは鼓隊練習で困っている様子は聞かないし、
息子本人からは鼓隊練習が楽しいと聞いているし、
ワクワクしておりました。

どうだったか。

冒頭でも述べましたが、
本当に感動的でした!!

きちんと太鼓をたたき、
拍を取り、
休符はきちんと休み、
きちんと決められた場所に移動し、
何よりも、本人がとても楽しそうにやっていたんです。

息子が特別に上手とかそういうわけではなく、
息子よりも上手な子はいっぱいいて、
体幹が強くないであろう息子は、
太鼓を持っているのもあって、
より体がゆらゆらしていたりなのですが、
自分のできる精一杯をやり、
きちんと参加し、
クラスと一体になっており、
年々成長している姿に本当に感動しました。

また、

60名以上の子どもたちをまとめ上げた先生たちの努力にも感動しました。

そして、
表現(ダンス)なんですが、
入退場はもちろんきちんとでき、
ダンスもすべて参加!
最初から最後まできちんと踊れたのは今回が初めてかもしれない。

パラバルーンという大きなカラフルなバルーンを使っての、
組体操のようなダンスも、
自分のできる精一杯の表現ができていて感動しました。

とびぬけて上手なわけではなく、
実年齢に及んでいない部分もあるのですが、
実年齢どうこうとか、
他の同じ年齢の子たちに比べてどうこうではなく、

今までの息子と比べると、
ゆっくりではあるけれど、
確実に成長していることがよくわかったし、
過去5年間の運動会でひとつ変わらないことと言えば、
すべての運動会を本人はとても楽しんでいたということ。

そして、今回は特に、
今まで1番楽しい運動会だったのではないかなと、
息子の表情を見て思う私です。

これが療育を始めたことによるのか、
本人の成長によるのか、
微力ながらも家庭での模索しながらの療育によるものなのか、
なんなのかわかりませんが、
きっと全部であり、
1番は本人のがんばりによるもので、
今後の成長がとても楽しみだなと思います。

以上、
息子の保育園の運動会遍歴でした。

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