流せる力と自分の目で見ることの重要性

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

前回の「先入観」に関連したはなし。

前に働いていた会社は、
支店そのものは小さく社員数も少ないのですが、
会社自体は大きいので、
会社全体の社員数というのは多く、
支店同士の繋がりも頻繁にあるため、
顔見知りの社員というのはたくさんいました。

社員数が多いので、いろんなタイプの人がいて、
大学のときにこそ初めて、
人って本当にいろんなタイプがいるんだなと実感しましたが、
社会に出るとその規模はもっと大きいのだなと感じました。

だからこそ、
人間関係作りは学生のときの比でないほどの難しさを学びました。

そしてこのときに、
自分の評判というのもきっといろいろ流れているんだなということも学びました。

仕事ぶりだとか、
対応の仕方だとか、
特に新人社員の評判というのは、
上司や先輩社員の間で気になるようで、
いろんな社員さんの評判というのは流れてきており、
私自身の評判は私の耳に入ることはなかったですが、
私の評判もいろいろ流れていたんだろうなと、
他の社員さんの評判を聞いているときに感じました。

この「社員さんの評判」の話を聞いて、
一時期 落ち込んでいた新人社員さんがいました。

社員さんの評判の話の大半は、
「あまり良くないほうのはなし」
だったこともあり、
一種の陰口にも似た感じで、
それがイヤだったということと、
自分のこともいろんなところでそんなふうに言われているのではないかと落ち込み、
こっそりそれを私に打ち明けてきたことがありました。

仕事に慣れるのに精いっぱいで、
失敗もいろいろやって、
学生のころまでとは全く違う雰囲気の社会という場の厳しさを実感し、
学生の頃に戻りたいと思う気持ちでいっぱいだったこともあり、
いろいろメンタルが疲れていた頃。
そこで聞く「社員さんの評判」(あまり良くないよう)。

私くらいの中堅社員になると(出産をして変わったのもある)
相槌で流せるけれど、
新人さんにはそれがサラッとまだできなくて、
ただただショッキングなだけ。

相槌でサラッと流せる私も、
元々流せたわけじゃなく、
流せるようになっただけで、
新人の頃は、その新人さんと同じく落ち込んでいた時期がありました。

だからこそ、その新人さんの気持ちがよくわかるというか。

「そうか、そうだよね~、やだよね~!!
自分も何言われてるかわかんないよね~!!
社会に出ると、本当にいろんな人がいるなって実感しない?

「します!ホント、学生の頃とは大違いです!

そういうことなんだよ!
仕事だから、イヤだなと思っても逃げられないときがあるから、
それをいちいちまともに受けてたら身が持たないし、ミスも増えて、
負のループに入っていくだけだから、
難しいけれど、気にしないっていう流せる力を身に付ける必要があるんだよ

学生の頃と違って、
気の合う仲間だけでは仕事はやっていけないということ。
社会の難しさは、
気の合わない人とどう上手く付き合っていくかということ。
しかも1日の大半の時間を。

わかっちゃいるけれど、難しい。
やり方に正解なんてないし、
がんばって頑張りつくしても、
最後まで折り合いのつかない人だって当然いる。
でも、そういうことも流せる力が必要というか。

プラスで、

悪い評判を聞いたとき、
残念ながら、
実際にそう感じている人がいるということは、
ある第三者にとっては評判が悪いというのは事実なわけで、
それはそれで受け止めるしかないというか。

互いにとって100%が理想だけれど、
実際は、どう頑張っても上手くいかない人というのはいて、
互いにとって100%というのは不可能であって、
いかに互いにとっての100%に近づけるかということであることというのを、
しっかり頭に入れておくことかと。

それで最後に、

悪い評判は事実だけれど、
全員にとっての事実でないということにも気づいてほしいこと。

悪い評判を聞いてしまうと、
全人類にそう思われている気がしてくるんですが、
そうじゃないということ。
その人にとってはあまり良くない評価をされても、
別の人にとっては評価が良かったりするわけです。

だから逆に、

悪い評判を聞いても、言ってる人がそう思っているだけで、
自分から見たらそんなに悪くないかもしれないということもあるから、
評判を聞いて、
「この人はこういう人」って先入観にとらわれずに、
しっかり自分の目で見て判断するのが大事。
だから、人が言っていることはある程度流せる気持ちを持っていたほうが良い

そんな話をしました。

いろんな人がいるから、
いろんな考えがあって、
いろんな受け止め方があって、
合わないことがあって当然で、
むしろ、合わない人のほうが多いかもしれないくらい。

約1割はどうがんばっても合わな人がいる

というのを聞いたことがあります。

約7割は頑張れば合う人

というのも聞いたことがあります。

まあ、営業するときの顧客との関係の話しなんですがね。

2割は、がんばらなくても契約が取れる顧客。
1割は、どんなにがんばっても契約が取れない顧客。
7割は、自分の営業の仕方によって契約が取れるかもしれない顧客。

営業に限らず、
人間関係作りにも似たことが言える気がするんですよね。

そんな話をして、
いずれ子どもたちもこういう壁にぶち当たっていく時が来るんだよなぁと思い、
親の私に相談してくるかどうかわかりませんが、
こういうことを小さいうちから話していくのは大事かなと。

いろんなタイプの人と上手に共存して、
上手く渡り合っていけたら良いよね。

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