子どもへの良い声掛けの仕方でも、同じ形式の多用はタブー

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

前回記事の「言い方次第で子どもの行動がグッと変わる」の補足。

「〇〇ができなかったら、△△はなし」
「〇〇をしない子には、サンタさんは来ません」
などの懲罰的声掛けではなく、
「息子ちゃん、娘ちゃんは、〇〇をいつもがんばってるよね!
今日もやってみよう!」
「息子ちゃん、娘ちゃんはいつもがんばってやってるから、サンタさんは絶対来る!」
などの、ご褒美的かつ褒めながらの声掛けだと、
驚くほどにスムーズにうまくいくのです。

最終的には、ご褒美をゲットするという目的から、
自分ががんばっていることをサンタさんだけでなく、親にも知ってもらいたいほうへシフトしていきます。

しかしこれ、

多用はタブー

なのです・・・!

ご褒美的声掛けをすることは大事なのですが、
同じような声掛けだと、子どもはしつこいのか聞きたくないようです・・・。

我が家の場合、
「サンタさん」をよく使うのですが、
この「サンタさんが来てくれる」という声掛けの仕方が、
使いすぎると宜しくなくて・・・。

特に息子。

「息子ちゃんは〇〇ができるから、
がんばっていることをサンタさんに報告しなくちゃ!」
を言いすぎると、

「もう言わないで!」
「何も言わないで!」

と言ってきます・・・。

あれ?
ちょっと前は、これでスッと良いほうにいけたのになぁ・・・
と思うのですが、
逐一言われるのはやはり耳にうるさいというか、
耳ダコというか、
ご褒美的声掛けなのですが、
結局はやりたくないことをやるための声掛けなので、
疲れるというか、またか・・・という感じになるのか。

そんなときは、

しつこくご褒美的声掛けをせず、
「そっか、でも〇〇しないといけないよ」
とシンプルに伝えます。
なぜしないといけないかの理由を付けて。

それでもなかなかイヤと言って動かないときは、
私も毎度のことで疲れるので、
どうしても人間キャパが大きくないので、
「いい加減にしなさい」と静かに怒り始めてしまう私・・・。

ご褒美的声掛けも毎度毎度うまくいくわけではありません。

お子さんのそのときの気分もあるし、
もちろん親の気分もあるし、
双方の気持ちの余力というのは大きいです。

人間だもの仕方がない。

でも、感情的にならないようには気を付けます。

だけれど、
感情がどうしても抑えられないときはあります。

今のところ、
グッとこらえてこらえて、
どう声掛けをすべきかを、
沈黙で頭フル回転で考えていますが、
この調子じゃ、こっちもいつまでキャパが持つかわからない・・・。

リフレッシュの重要性は大きいです・・・。

リフレッシュが大事なことはよくわかるのですが、
こんなにも時間確保するのが大変なことなんて、
育児を始めるまでなかったなぁと。

行動範囲が広くなり、
家庭教育などが始まる3歳以降は特に大変というかなんというか。

年齢が上がれば上がるほど子育ては楽になると思っていたのですが、
全然違う・・・。
もちろん、楽になる部分もあるのですが、
なんというか、
年齢が上がれば上がるほど大変というより難しいというか。

自立、自律をおしえる難しさ。
プラスで、
子ども自身の感情表現、受け取り方などなど・・・。

育児ってこんなにも大変なんですね。

大変だけれど、
やめたいとは思わないし、
自由な時間に満ち溢れていた独身時代の休日を時々思い返しては、
あの頃、自由な自分の時間に何をやってったっけなぁと物思いにふけり、
今とあの頃を比べて、
あの頃に戻りたくなるかというと、
忙しくて疲れてイライラすることも多くて大変なのに、
今のほうが楽しいと思うんですよね。

そして、
子どもが大人になった20年後くらいに、
フッと、大変な今を思い返したとき、
忙しくて疲れてイライラすることが多くて大変なのに、
きっと今に戻りたいと思うような気もするのです。

それを想像すると、
子どもってすごく偉大で、
今が本当に幸せなことを実感するのです。

話は逸れましたが、

ご褒美的声掛けも、同じような言い方の多用は時としてタブーとなり、
ご褒美的声掛けはそのままに、
だけれど、言い方はまたちょっと変える必要があることも知っておいてください。

難しい!

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