いつもの遊びの中に「体幹」を意識したい

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

言葉の発達がゆっくりなことで、療育が必要との診断を受け、
療育施設に通っている息子。
現在通う施設が年長さんまでの利用のため、
新たな施設探しの見学をした際に「体幹を鍛えること」の重要性にやっと気づいた私。
〈過去記事〉子どもの発達の基本は体幹を育てること

体幹の弱さを何度か指摘されたことのある息子。

元々の体質とかセンスみたいなものもあるかと思うのですが、
鍛えようによってはそれは改善するわけで、
体幹を鍛えることを意識するようにしました。

基本は外でお思い切り体を動かすことで、
公園の遊具で遊ぶことも体幹を鍛えることになるのですが、
そこに体幹を鍛えることを意識してもう少し遊び方を工夫してみると、
体幹の弱い子にはより良いんだろうなと思います。

体幹の弱い子というのは、
2つの異なる動作を同時に行うことが苦手な傾向があります。

例えば、ジャンプして物を取る という動作。

ジャンプしながら、物を取るために腕を伸ばすタイミングが掴みにくかったり、
腕の伸ばし方だったり、ジャンプの仕方だったり。
このちょっと不器用な動きは体幹が弱いことが要因にあるそうで、
体幹を鍛えることで改善するとか。

どう改善するか。
遊びとしてこの動きを取り入れるという感じ。

私が昨日思いついてやったこと。

家の塀を使って、
塀を越えるようにボールを投げるという遊び
イメージは、バスケットゴールにボールを入れるという感じです。

バスケットゴールにボールを入れるのはハードルが高いので、
まずは塀を越えられるくらいに高くボールを投げることができるかどうかかなと。

我が家は家の塀を使って遊べる環境にあったため、
たまたま家の塀を利用しましたが、
段ボールとかで壁のようなものを作ってもいいのかなと。

単純な遊びなのですが、
体をまっすぐ前にする、
しっかり前を見る、
腕をまっすぐ伸ばす、
高さが足りないときは、ジャンプして高さを出すことで、
ジャンプしながらボールを投げる、
などなど、
単純な中にも様々な動きがたくさん詰まっているように思います。

始めこそ、
体が前をきちんと向いていなかったり、
腕が伸びていなかったり、
ジャンプと投げるタイミングが合っていなかったりで、
なかなかボールは塀を超えられず。

できない回数が続くと、
お子さんのタイプによっては「もうやらない!!」となりかねないので、
そんなときは、段階をひとつ落としてみるのも手
塀じゃない別の低い壁のようなものを越えるところから始め、
低いのができたら、家の塀に戻るみたいな感じでやりました。
それでも何度やっても越えられず。

ここでやる気を落とさないために、
「わぁ~惜しい!!もうちょっと!」
奇妙なダンスをしながら応援すると、
そのコミカルさが受け、
続けること十数分。

だんだんとボールは高さが出てきて、
ついに塀を越えました!

そのときは、本当にビックリで嬉しくて、
「わ!!できた!!!」
とテンション高めに喜ぶと、
子どもはその反応が嬉しくて、
「もう一回、もう一回」とやること数十分。

連続で壁を越えらえれるようになり、
「連続何回できてる!!」と伝えると、
自ら数を数えて、出来た回数が増えるごとに喜ぶ姿

プラスのサイクルに入り、遊ぶこと小一時間。
やみくもに投げていたのが、
きちんと塀を越えるための動きが少しずつできていっているように思いました。
これも楽しく続けるのがコツ。

出来ないが続くためにやる気が落ちそうなときは、
子どもの笑いが起きそうなコミカルな応援をしてみてください。
笑いがまたやる気につながります。

しばらくはこの遊びを続けて、
動きが安定してきたら違う遊びをまた考えようかなと思います。

いつもの遊びの中に体幹を鍛えることをちょっとだけ意識していきたい。

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