こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。
やっぱり親子なのか、遺伝なのか、
親と子の気質が似ているところは多々あります。
だからこそ、
なぜそんな言動を取るのか、
なんとな~くわかることもあれば、
逆に、
親子と言えど、似ていないことは当然あって、
なぜそんな言動を取るのかわからないこともあります。
しかし、夫だったり、祖父母だったり、叔父伯母だったり、
自分以外の親戚の中の近しい誰かにはやっぱり似ていたりするんです。
年少娘。
自分の幼少期に似ているところが多々あります。
だから、
娘の言動やそのときの感情など、
言葉にしなくてもなんとな~く感覚的にわかります。
対する年中息子。
自分とはタイプがやや違うなと感じるところが多く、
息子の言動や気分、感情がなかなか読めないことが多いです。
話を聞く限り、
夫の幼少期に似ているところが多々あるようで、
夫は、息子の言動やそのときの感情などがなんとな~く感覚的にわかるようで、
逆に娘の言動がなかなか理解しがたいようです。
本当のところを言えば、
なぜそんな言動を取ったのか、本人に確認したいところなのですが、
というかしているのですが、
まだまだ言葉の引き出しは少なく、
具体的に言葉で表現するのが難しいので、
細かいところは結局はわからないんですよね。
なので、互いが互いに、
自分の幼少期の感情を思い出しながら、
息子、娘の感情や気分、言動の理由を推察しています。
息子に度々見られること。
例えばピアノレッスン。
レッスンの時間になって呼ばれるも、
「やらない」とのこと。
「やろうよ」と誘うも「やらない」と。
前回、そんなやり取りをしている間にレッスン時間は終了となり、
結局レッスンをせずに帰宅。
帰宅途中の車の中で、
「やっぱりピアノがやりたい」
と言ってシクシク泣く息子。
食事のとき、
「カレーが食べたい」と言うので、カレーを出すと「いらない」と。
その一点張りになるので、別のご飯を用意すると、
「やっぱりカレーが食べたい」と言い始めます。
ピアノにしろ、食事にしろ、その他諸々、
「やる、やらない」で、「やらない」という方向になると、
「やっぱりやる、やりたかった」みたいになる息子。
場合によっては、できることもあれば、
時間や都合の関係でできないこともあるわけで、
そんなときはどうしようもないので、
シクシク泣くしかないし、機嫌を損ねるしかないし、
機嫌が直るのを待つのみです。
「だから最初に言ったじゃない!?」
とこっちは思うのですが、
そのときになんで反対のことを言ったのか、
幼少期にそういう経験があまりなかった私には、
息子のそういった言動がやや理解できないことと、
そんなときの息子への対応に困ります。
それを夫に話すと、
「いや~、俺もそうだったわぁ」と。
それってなんでなの?
夫曰く、
「細かい理由はよくわかんないけど、
とにかく、あ、やっぱり・・・と思っちゃう」
ただそれだけだそうです。
「やらない」と言ったときは確かにやりたくなくて、
「カレーが食べたい」と言ったときは確かにカレーが食べたいのです。
でも、いざお終いとなると、やりたくなっちゃう。
カレーが出てくるとやっぱり他のものが食べたくなっちゃう。
カレーが引っ込むとやっぱりカレーが食べたくなる。
これを優柔不断と言うのかもしれないけれど、
ここではそういう意味でもなさそうで、
もう、気持ちが揺れ動く、ただそれだけだそうです。
おもちゃが欲しくて、でも買ってもらえずブーブー言って、
いつまでも機嫌が悪い娘。
そんな娘がよくわからない夫。
私にはわかる。
欲しいおもちゃが売り切れになっちゃうかもしれない不安と、
欲しいものを一生懸命我慢するときのイライラした気持ち。
それが相まって、どうしても機嫌が直らない。
一生懸命、自分の中で気持ちの整理をつけているだけ、だたそれだけ。
「消化しきれないことを一生懸命消化しようとして、イライラしてどうしようもないだけ」
と夫に言うと、
「ふ~ん、そういうもんなの?」と。
こういう話をしていて思ったのが、
言葉で具体的に表現するのって大人になっても難しいなぁと。
幼少期の頃の感情を思い出して、今言葉で表現してみるも、
ただただ、その時の気分がそうであるだけで、他に理由はないっていう、
感覚的なものでしかないなと。
でもなんとなく理由はちゃんとある。
子どもは予測不能なことをするなんてよく言われるけれど、
そういう大人も子どもの頃は予測不能なことをしてきているんですよね。
自分も実際そうでした。
感情のコントロールが未熟で、
先の予測ができず、目の前のことしか見えない。
感覚的、でもきちんとした理由がある。
それがどうしても大人にとっては予測不能なことになってしまう。
自分にない部分だと余計に予測不能に感じてしまう。
でも、それを繰り返していくことで大人になっていくんですよね。
相手の考えていることを、
こんなにも読み取ろう、理解しようと推察するようになったのは、
育児を始めてからだなぁと。
育児って本当に難しいなぁ。