こんにちは、年長さんと小1の1男1女のワーママ heaco です。
言葉の発達がゆっくりなことをきっかけに、
発達診断を受け、年少さんから療育を始めた現在小1の息子のはなし。
発達クリニックや保育園、療育施設等からは支援クラスを勧められるも、
いろんなことを総合して考え、
家族とも話し合いを重ね、
相談できるところで、できる限りの相談を重ねたうえで、
通常クラスで入学することに決めた我が家。
通常クラスで過ごすことに決めたのであれば、
置かれた環境で息子が楽しく過ごせるための訓練やサポートが必要であり、
具体的対策などを練った我が家。
早すぎるとは思うのですが、
年少さんの夏ごろに初めて就学先の小学校に相談を始めました。
早すぎるがゆえに、具体的に動くことはできない部分もあり、
息子が入学するころの教員の人事も変わっている可能性が大なのですが、
何かしらの形で引継ぎは行われるであろうし、
例え上手に引継ぎがされていなかったとしても(←これダメだけど)、
二度手間になろうがその都度必要なことは伝えていけば良いだけのことであり、
早いに越したことはないし、
相手側(小学校側)に知ってもらうということはとても大事なことなんです。
息子の発達を指摘されて以降、
私が常々感じて思うこと。
理解してもらうというよりも、
知ってもらうことがまず大事
いろんな考え方があって正解はないのです。
だから、その人の考え方によっては理解不能なことはあって、
なんだかんだで当事者と同等に理解することは難しいのです。
だから、
当事者と同じ理解を求めたり、理解しようと努力するよりもまず、
「そういった事実があるということを知る、知ってもらう」
ということが大事だなと思います。
まあこれも、正解かどうかはわからないのですが、
私はそう思うのです。
本人よりも私のほうがドキドキして心配だった小学校入学。
1学期はどうだったかと言うと、
大きなトラブルはなく(小さいのはあった 汗)、
何よりも、
本人がとても楽しく通うことができました。
生活リズムもとても良く、
自ら起床することがほぼなかった保育園時代ですが、
1年生以降は、自ら起床するように。
しかしまだまだ安心できない小学校生活です。
小学校生活に慣れることが目標だった1学期。
2学期はステップアップします。
これと言って夏休み等の長期休みが基本的になかった保育園時代。
1年生になって初めての長期休み。
夏休み開始3日目にして、夏休みの長さを知る息子です。
そして楽しい楽しい夏休みが終わり、2学期スタート。
8月末で夏休みが終了し、
2学期が始まって3日目にして給食が始まり、通常の学校生活を送る息子です。
9月に入ってからは、
朝晩の気温は落ち着いたものの、
日中はまだまだ猛暑。
下校時間は危険な暑さだったりします。
やっぱり疲れるのでしょう。
あまり昼寝をしない息子ですが、
学校から帰宅後、2時間ほど寝ることがあります。
暑さと学校生活からくる疲れ。
おそらく、
本人の気づかないところで、
メンタルも疲れるのでしょう。
そのためか、
行動に落ち着きのなさが目立つことが出てきました。
ADHD(注意欠如多動症)の診断がある息子。
元々そういう傾向はあるのだろうけれど、
これも微妙な加減なのですが、
以前にはあまり見られなかった落ち着きのなさや行動が増えたのです。
危険なことにつながりかねないこともあるので、
厳しく叱責することが1日に1回はある感じ。
それは息子も苦しいだろうけれど、私も苦しかったりするのです。
〈 前回記事参照 〉
そんな様子を見て、
先日母に言われたこと。
「2学期が始まって、暑い中歩いて帰って、息子ちゃんは疲れているから、
あまり厳しく叱らないようにしてあげて」
なんだかガツンときました。
言われた瞬間はそうでもなかったんですがね、
1人通勤する車の中で考えると、
どんどん重みを増してきたんです。
でね、
年中さんの頃の息子を思い出したんです。
年中さんの秋ごろだったかな。
小学校入学準備を意識していた私。
当時の年中さんの担任の先生と面談を重ね、
息子への対応の仕方などを相談していたんです。
細かくその都度の説明や指示が必要だったこともあり、
先生には「厳しめに」と話していたことがあります。
しかしなんていうか、
これがあまり良くなかったんですよね。
逐一何かを言われ、
家でも逐一指示をされ、
叱かられることはないけれど、
何かにつけて逐一言われる。
息子の中では頑張っているのに、
まだまだ言われる。
そりゃあストレスです。
疲れにより、落ち着きがなくなり、
以前は取らなかったような行動を取り、
これがまた危険につながりかねなかったことがありました。
以前には取らなかった行動を取った原因はなんだろうと考えたときに、
ああ、そっか、
心身共に疲れちゃったんだな
と、やっと気づきました。
息子の糸が切れた瞬間がそれだったんだろうなと。
決して大きなことがきっかけではなかったんです。
とっても些細なこと。
だけれど、
今まで溜まりに溜まっていたところにくる些細なことの一撃の威力はスゴイのです。
膨らみすぎた風船にとっても小さな針が当たると割れてしまうように。
膨らんでいない風船に小さな針が当たっても割れないんです。
息子のメンタルは膨らみに膨らんでいたのです。
これもまた、
取り返しのつかないところではなく、初期段階ではあったのだろうと思うので、
大きなことには発展することはなかったのですが。
とある人に言われたんです。
頑張りに頑張りすぎると、
些細なことで糸が切れてしまうと。
それを以前に言われていたことがあったために気づいたというか。
今回のことも、
年中さんのあのときに似ているなと。
母の言葉でハッと思い出したのです。
ああ、今疲れているんだよね。
数日前に、
私自身にも同じことが起きたんです。
すっごくすっごく些細なことで、
気持ちの糸が切れて、
2日間全く気力が出なかったのです。
(ない気力の中でも最低限のやるべきことはやりましたが)
自分の身をもってよーくわかりました。
そして、
年中さんのときと似た様子を見せた今の息子を見て発見できたこと。
おそらく息子に限ったことではないのだろうけれど、
心身共に疲れると、
上手くいくものも上手くいかない
息子はまさにこれにハマるタイプなのでしょう。
私はもっと「ま、いっか」という気分を持つべきなんですよね。
自分の疲れからくることによる厳しい叱責というのもありました。
大いに反省。
反省して今後に活かす。
精進するのみ。
「育児」とは「育自」。
だれが言ったんだろう。
まさにそうですね。