夏休みの工作の宿題の工作キットを利用するのはある意味アリなのかもしれない

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こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。

数日前に聞いたラジオの話題、
「先の見通しを立てる」
ことの重要性に改めて気づいた話のつづき。

いつ終わるのかわからないものに対してやる気が出ない
終わらせる元気が出ない

目の前にたくさんの仕事があって、
黙々とこなしているつもりなのに、
思うように作業が進まないとき、
いつ終わるのかわからないと感じたとき、
やはり元気が削がれていきます

「今日の仕事はこれです」と大量に出されると、
一瞬、やる気と元気が削がれます。

大人でもそうなんだから、
子どもなんてなおさらだと思います。

約1か月分の夏休みの宿題を目の前に、
やる気と元気が削がれている子どもたちは少なくないと思います。

そんなときは、

終わりが見える見通しを子どもと一緒に立ててみると、
ちょっとだけやる気や元気が出てくるのではないか

という、そんな話。

宿題の途中で、終わりが見えてきたときに、
ラストスパートのやる気と元気が出てくるのではないか

とも思います。

私もそうです。

仕事の終わりが見えてくると、
だいたい終了時刻が想定できて、
何時には退社できるとかというのも見えてきて、
それがさほどの残業ではないと思えば、
がんばる気力が湧いてきます。

大人だろうが子どもだろうが、
皆一緒です。

子どもは大人よりもいろんなことが不器用で難しい。
だから大人は、それをサポートして、子どもと一緒に考える。
そうやって子どもは学び伸びる。

終わりが見える。

夏休みの子どもたち。
特に小学生の子どもたちがいるご家庭の夏休みで、
親として大変になるのは「お昼ご飯」です。

あのたった1食のメニューを毎日毎日考えること、作ることはかなりの労力です。

夏休みも終盤になってくると、
子どもたちは夏休みが終わることにソワソワしてきますが、
毎日のお昼ご飯作り作業がなくなる親としては、
「あと少し」と思うと、ちょっと元気が出てきたりします(苦笑)

それと一緒のような気がします。

「先の見通しが立つこと」ってすっごく大事。

ラジオで改めて気づかされたお題の話しでした。

またまた前置きが長くなりましたが、

その話題で続いていた
「夏休みの図画工作の宿題」
のはなし。

お話をされていたDJさんのお子さんは、
この宿題が苦手らしいです。

なので、
夏休み工作キットを買ったのだとか。

私個人的には、
以前にもちょっと触れましたが、
この工作キットを夏休みの宿題として利用するのはあまり賛成派ではないです。
〈過去記事〉廃材ドールハウスを作ったはなし

でもね、DJさんのお話を聞いているとね、
これ、そんなに否定するものでもないのかなと。

私は絵を描いたり、モノ作りが好きで、
図工の時間が1番好きだったし、
夏休みの宿題の「工作」の課題は、
今年は何を作ろうかワクワクしていたタイプなんです。

でもこれって、
自分の得意分野だからこそなんですよね。

私の小学生時代には、
工作キットなんてものはそもそも売ってなかったので買ったことはないのですが、
例え販売されていたとしても、
キットを組み立てて提出というのが、
自分の中では物足りなくて、
好きだからこそ、
いろいろ考えて一から作り上げていくという面倒な作業が楽しくて、
というか、面倒の中に楽しさを見出すことができるので、
きっと、工作キットは買わなかっただろうなと思います。

しかししかし、
苦手分野の人間からするとストレスでしかないこの課題は、
ハードルが高いんですよね。

そんなときに、工作キットというのは、
終わりが見えてくるアイテム。

苦手な人は、苦手なりに、得意な人と違ったやり方で切り抜いていく

そういう意味では、
工作キットを利用するというのもアリなのかなと、
苦手な人目線というか、
苦手な人の気持ちが前よりも理解が出来たように思い、
と同時に、
「やっぱり当事者にしかわからないこと」は、
当事者以外には本当の意味での理解は難しいんだよなぁと思いました。

まあ、前からこれに関してはわかっていたこと。

結局のところ、
本当のところは当事者にしかわからないもので、
当事者以外は当事者と同等レベルでの理解は現実的に難しいのですが、
当事者以外の人間は、当事者のことを知るということは必要なんですよね。

個人的意見は様々で、
どこを切り取っても正解はないから、
「いやでもさ・・・」と意見が対立してしまうことも当然で、
理想は、皆にとって100%の内容ですが、
それはやっぱり理想で、現実的にはあり得ないわけで、
だから、互いにとって100%に近い状態に折り合いをつけることが大事なんじゃないかと、
私は思うのです。

お互い様の精神みたいなものというか。

ちょっと話が逸れましたが、

工作キット賛成派ではないですが、
アリ派になった、
そんな話題。

こういう宿題の本当の目的はきっと、
自分で創意工夫をして作り上げる
ことなんだろうと思います。

だけれど、
目的が「提出すること」になっている気がするし、
実際、提出はしないといけないんです。

決して、上手に作り上げないといけないわけではなく、
注目すべきは、
出来具合よりも、創意工夫の内容なのだと思うのですが、
しかしこれもまたセンスで、
何を作るか、
何を利用して作るか、
そういった面倒な作業を楽しめる人とそうでない人、
そういったアイディアがたくさん思いつく人とそうでない人、
子どもとなれば、大人の協力が必要な場合もあって、
またその大人のセンスにもかかってくる。

社会に出れば、
苦手なことだってやっていかなければならない、
同様に、
苦手分野の宿題をやらないわけにはいかない、
だけれど、どうにもこうにもハードルが高すぎて・・・、
親子でお手上げ状態ならば、
工作キットを利用するのはアリなのかなぁと、
できれば、
これに自分のセンスの何かをプラスすればより良いよなぁと、
ラジオを聞きながら、
当事者のことやそんなことを考えながら、
黙々と仕事をしておりました。

我が家も来年からは夏休みの宿題を一緒にこなしていくようになります。

ひとつ、
小学校生活に向けての予習が出来たようなラジオの話題でした。

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