こんにちは、年中さんと年長さんの1男1女のワーママ heaco です。
なんだか忙しい年度末。
今年は特に忙しい3月。
年長息子の卒園と入学が控える今年。
気持ち的にとても忙しいため、
より忙しさを感じて、
忙しいです。
そんな忙しい中で、
長年使ってきた冷蔵庫が急に壊れました。
10年くらい前に見たテレビ番組で、
「冷蔵庫は7~8年スパンで買い替えるのをオススメする」
なんて聞きました。
それは電力の問題だったり、
冷蔵の質だったりなのですが、
いやでも、
大きさによるのですが、
家電の中でも高額な部類に入るんじゃないのかな、冷蔵庫。
言いたいことはわかるのですが、
なかなか専門家の言うようなスパンで買い替えるのは非現実的に感じる私です。
で、
我が家が使った冷蔵庫は、
専門家の言うスパンの約3倍の期間を
がんばってくれました。
子どもが一人成人して家を出て行ったような感じ。
(私の実家で二世帯同居をする我が家で、
実家で購入した冷蔵庫を今は我が家が引き継いで使っているという状況でした)
2~3年前から思っていました。
長年使っているから、
近々壊れちゃうだろうなぁ と。
そのときに思うことは、
母のセンスで購入した、薄くピンクがかった白色ベースの冷蔵庫。
シンプルデザインで、
どんなキッチンにも合うであろう普通の冷蔵庫。
これが壊れたら、
次の冷蔵庫は私センスでの購入。
今のタイプも好きだけど、
次はステンレスのようなシルバーのカッコイイ感じが良いかな!
なんて、
新しい冷蔵庫にワクワクしたりする私でしたが、
やっぱりね、
家電とは言え、
長年を共にするとやはり愛着が湧き、
コンセントを外し、
中を空っぽにし、
電気屋さんが来るまでの間は、
なんだかシンミリしちゃって、
家の中から出されて、
新しい冷蔵庫と入れ替わり、
リサイクルとして引き取ってもらうため、
トラックの荷台に乗っかった姿を見ると、
なんだかやっぱり寂しい。
断捨離を定期的に行う私の、
断捨離が思うように進まに大きな原因の1つが、
「物に対する思い入れ」
です。
今後使うことは99%の確立でないことがわかっていても、
思い出の写真のような感じで、
愛着とか思い入れが入ってしまって、
処分の際につい手が止まります。
でもね、
すべてを取っておくことはできないし、
やはり決別は必要なので、
しっかり感謝の気持ちを込めてお別れ(処分)するようにしています。
今回もそう。
本当によく頑張ってくれたなぁと。
長年、私たちの食を守ってくれたなぁと。
母も、
「いやぁ、よくがんばってくれたし、かわいかったわ」
と。
母の言う「かわいい」は、
もちろん、デザイン的な意味もあるのですが、
「愛着」の意味がしっかりこもった「かわいい」でした。
でね、
ありがたいことに、
昨年の酷暑を乗り切り、
今年の酷暑が来る前に、
気候的にもあまり問題のないときに、
新しい冷蔵庫へバトンタッチしてくれた前の冷蔵庫。
もう感謝しかないよね。
しかし、
息子の卒園が控える今年の3月に、
急遽、長年使った冷蔵庫ともお別れをするとは。
お別れモードで、
今月に入ってからは、
妙に寂しさが募って、
実はメンタルが疲れている私なのです。
3月にはいってから、
ラジオでかかる曲は卒業ソングなどが多くて、
より気持ちが寂しくなっていく私。
というかね、
息子の卒園に関して言うと、
息子が年少クラスに進級した頃より、
すでにカウントが始まっており、
年長さん進級の時点で、
いよいよ寂しさが増していた私なのです。
なので、
この1年間は特に寂しさモードでいっぱいだった私。
う~ん、気持ちが疲れます。
長年使っていたときは、
新しいものに対して期待を膨らませるのに、
いざお別れとなるとやっぱり寂しくて、
前の冷蔵庫が恋しくなる自分勝手な私です。
NHK教育テレビの「みぃつけた!」で、
この時期にかかるエンディング曲「グローイングアップップ」の歌詞で、
♪ おわかれするってこういうきもち
というフレーズがあります。
シンプルなこの1行に、
お別れするときの複雑な寂しい気持ちがすごくよく表現されているなと思います。
今まさに、
自分の気持ちはこんな感じです。
なんだろうなぁ。
こんな感情になるのも、
すべて「子ども」
なんですよね。
今まではこんな感情になることはほぼなかったんです。
むしろ、
新たに始まるほうへ気持ちが向いてワクワクしていたというか。
だからきっと、
以前の私だと、
新しい冷蔵庫に対するワクワクのほうが大きいというか。
でも、
子どもを育ててからは、
今まで以上に、今までのことがすべて大事な思い出であり、
より思い入れが強くなっていったというかなんというか。
子どもを産んで育てて変わった自分です。
そしてさらに思うのが、
約20年間使用した前の冷蔵庫ですが、
新しい冷蔵庫も同じように20年間使用したとしたら、
次の買い替えは20年後。
今から20年後。
我が家の子どもたちは大人になっているのです。
今と同じように自宅で一緒に住んでいるか、
はたまた、別々に住んでいるかもしれない。
ふと、今から20年後を想像したときに、
20年後の自分が今の自分を懐かしみ、
今に戻ってみたいと考えているんじゃなかろうかと想像してみたり。
今は忙しさで、
「今」をしっかり感じられないときもあるのですが、
「今」をしっかりしっかり味わいたいと改めて思うのです。
畑では今年も菜の花が満開で、
いよいよ春で、
いよいよ卒園・・・。
卒園まで約2週間。
卒園準備が中途半端だなぁ・・・。
急げ、私。