自分のワガママと闘う年少さんとワガママが消えたきっかけ

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

前回につづき、
おやつ大好き年少の娘のはなし。

おやつが大好きで、
「ごはんは食べない!おやつだけ食べるの!!」
と言って、あまりごはんを食べたがらない娘。

今の娘と同じくらいの年齢の頃に私もそんなことを考え、言っていた記憶があります。

お菓子ばかりではいけないことは子どもなりに理解していて、
でも、お菓子が食べたい気持ちはどうしようもなく、
「お菓子がごはんだったらいいのに」と、
お菓子が別にそこまで好きでもない姉に言っていた、
そんな些細な日常の一コマを今でも覚えています。

当時、物欲が強く短気でワガママばかりを言う自分がイヤで、
自分自身、こんな調子で大人になったらどうしようという不安が実はありました。

でも、
欲しいものは欲しいし、
やりたくないことはやりたくないし、
やりたいことはやりたいという気持ちをどうにも処理できず、
それはただただ我慢するほかなく、
時間経過で落ち着くのを待つという、
時間が解決するほかないような感じでもあり、
それに、モヤモヤイライラしていた時期でした。
だからこそ、姉に話した些細な一瞬の会話を今でも覚えているのかもしれない。

3~5歳というのは、そういう年齢なのかもしれない。
これがイヤイヤ期というものなのだろう。

そして、今の娘もきっと、
言葉にこそ発しないけれど、
自分の中で自己嫌悪みたいなものは抱えていて、
どうしようもないモヤモヤイライラと闘っているのだと思う。

今の娘は当時の私に似ていて、
そんな娘に私は手を焼くのですが、
当時の私に比べて、理解は早く、癇癪もさほど起こしません。
なので、当時の母が私に手を焼いていたのは、
今、私が娘に手を焼いている以上に大変だったんだろうなと思うと、
母はすごいなと。
そして、私どんだけ!?と思います(笑)

母も今の私同様に、
私のワガママの言い方などが、自分(母)の幼少期に似ていたとのこと。
しかし、私よりも自分(母)のほうがワガママだったと感じていたという話を聞くと、
まさに、今私が経験し、感じていることそのままであり、
代々ワガママの血は、
自分たちの夫(父と夫)という別の血によって緩和されていっているということか。

ちなみに息子の性格や気質は夫似。
だから娘が言うようなワガママを一切言わない。

兄妹でもこんなに違う。

なんだかおもしろい。

自分のワガママ具合に、自分で自分の将来を案じていた私ですが、
小学校入学を機に
パタッとそのモヤモヤイライラがなくなりました。

保育園とは全く違う環境と年齢的なものによるとは思いますが、
自分でもびっくりするくらいに、
一緒に買い物に行ってもお菓子を欲しいと思わないし、
おもちゃがほしいとも思わない。
今までの物欲は何だったのかと思うほど。

学区外の保育園に通っていたことで、
保育園のお友達とは全員お別れ。
プラス、
私が通った小学校で保育園児だった子は全体の1割以下で、
9割が学区内の幼稚園児たち。

当時、すでにお友達グループが出来上がっている中に一人放り出されたことと、
保育園とは全く違う環境というのが重なり、
また、本来内弁慶な気質もあり、
活発でリーダーシップを取っていた保育園時代とは打って変わって、
絵を描くのが好きだった私は、ひとりで黙々と自由帳でお絵描きをして過ごした小学1年生。
1年生の後半くらいからやっとグループで遊ぶようになったように記憶している私。

私自身はおぼえていないのですが、
保育園の仲の良かったお友達に「会いたい、さみしい」と言って、
そのお友達の家に何度か電話をして、お友達と話をしたというのを母から聞きました。

入学してしばらくは、仲良しの友達や知っている友達が全くいないことも相まって、
小学校生活に慣れるのにすごく辛かったのを覚えていますが、
それがあったからこそか、
自分のワガママがそこで消えていったようにも思います。

これが良いか悪いかはよくわかりませんが、
保育園のときのお友達の大半が通う小学校に同じく入学していたら、
私のワガママ気質は健在だったかもしれないし、
今の私とは違う私が存在していたように思います。

実は、娘は私と同じ流れで小学校入学する予定です。

今通う保育園の姉妹園が学区内にあるのですが、
学区外の今の保育園のほうが我が家の生活スタイルには都合が良いこともあり、
学区外の保育園に通っています。

今現在、娘も息子も学区内のお友達はいません。

なので、
小学校入学を機に、
今のお友達とはお別れになります。

なので、
2人とも、私が経験したような試練が数年後にあるわけで、
それを実際経験した私としてはとても心配はしています。

特に娘。

私に似ていて内弁慶で、私よりもデリケートなところがあります。

当時の私と唯一違うのは、
いろんな保育園、幼稚園のお友達が混ざっていることでしょうか。

当時の私は、
学区内のひとつの幼稚園の子どもたちが9割占めていた中に一人入っていく感じでしたが、
娘の場合は、
学区内のA保育園、B保育園から数名、学区内のC幼稚園から数名、その他学区外の保育園から数名という、
ミックスの集団に入るので、
お友達グループが完成している中に入らないので、
当時の私よりかは、お友達作りがしやすいのではないかと。

私は辛かったけれど、
これを機に自分が良い方向に変わりました。

果たして、
息子と娘はどうだろうか。
すごく心配ではありますが、
良い方向に行くきっかけになればと思います。

長いと思っていた保育園生活はあと数年。

記事を書きながら、さみしくなってきた。

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