我慢の練習は親子で

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こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。

ここ1年ほど対応が難しいと感じる年少さん娘のはなし。

0歳児期は割と穏やかな雰囲気を持っており、
保育園の先生や小児科の先生など、
いろんな場面で触れ合うことのある大人たちから、
「おだやかですね」
とよく言われた娘。

1歳を過ぎたころから、
おしゃべりが好きなのかたくさんの発語出始め、
まわりの状況察知も上手で、
自らお手伝いをしたり(本人としては真似事)、声をかけたり、
それは気遣いのようにも感じられる行動で、
1歳にしてそれができる娘に感心しました。

また、赤ちゃんなどの自分よりも小さな子に興味があり、
赤ちゃんのお世話もしたがり、早くも母性が出る娘。

そんな大人な面を持つしっかり者の印象の娘ですが、
なんだかんだで、
まだまだ甘えたい年齢で、
私にべったり。

大人な面と子どもの面を持つ娘。
3歳頃からは ザ 子ども の面がガッツリ出てきます。

おやつが大好きな娘。
度々おやつを食べたがり、ごはんを食べたがりません。

「おやつばかりじゃダメ!ごはんを食べなさい!」
と言う私に、
「ごはんはいらない!おやつだけ食べるんだよ!!」
と返す娘。

一緒にスーパーに行けば、おやつを欲しがり、
おもちゃコーナーを見れば、おもちゃを欲しがり、
近頃は、おやつよりもおもちゃが欲しかったり。

嗚呼、親子かな。
自分の幼少期がこんな感じでした。

4~5歳頃がそれのピークで、
娘と同じく、
「ごはんはいらない、おやつだけ食べていきたい」と思い、
一緒にスーパーに買い物に行けば、おやつを欲しがり、おもちゃを欲しがり。

先日、
来週から始まる保育園で始まる水遊びグッズ準備のために、
バースデー(しまむら系列子ども服屋)に行ったときのこと。

お店の1番奥がトイザらス並みのガッツリおもちゃコーナーで、
そのコーナーに釘付けになる娘(そりゃ、そうだ)。
メルちゃんが好きな娘は、見本セットもあったことで、
メルちゃんを欲しがる。

もちろん買いません。
基本、おもちゃはクリスマス以外買わないと決めている私。

穏やかに諭すのですが、それが難しい!!

娘と同じ年齢の頃の私も同じように母によくおねだりをしました。
そのときの母によく言われたのは、
「家にいっぱいおもちゃがあるじゃない!」
「ダメダメ」
「高いからダメ!」
といった感じで、
とにかく「ダメ」の一点張りでした。

また、
私がしつこく「欲しい」とねだり、その対応にひどく疲れためか、
機嫌もあまりよくない。
叱られるように「ダメ」と言われたような記憶があります。

私自身、
叱られるように「ダメ」と一点張りにされるのがイヤでした。

どうしてほしかったかというと、
やはり共感でしょうか。

「このおもちゃはこんなにかわいくて、魅力的だ」
ということを、
「本当だね、かわいいね、こんなの欲しいよね」
と共感してほしかったかもしれない。

だから娘には、
「メルちゃんのセットかわいいなぁ」
「娘ちゃんはメルちゃん好きだもんね」
と共感する言葉をかけるようにしています。

そして、

クリスマス以外はおもちゃは買わないという個人的なルールを持っている私は、
「娘ちゃん、これはサンタさんにお願いしよう!」
と言います。

おもちゃを欲しがったときは、毎度これを言ってしまう・・・。
果たしてこれは良いのだろうか・・・。
よくわかりません。

メルちゃんが欲しいけれど買ってもらえずイライラする娘のイライラを少しでも軽減させられるように、
無理矢理おもちゃコーナーから引き離すのではなく、
「サンタさんにお願いするから、今日はメルちゃんとバイバイして」と言って、
さよならのタッチをしてからおもちゃコーナーから去るようにしています。

これ、けっこう良いです。

おもちゃだけでなく、おやつにも使えます。

「我慢」をしているときは気持ちがイライラしがち。
そこで無理矢理引き離すと、気持ちが逆なでされ、火に油をそそぐような状態に。
今のイライラを少しでも鎮火させるには、
さよならタッチで気持ちを少し切り替えさせる。
すんなりではないけれど、子ども自らの足で去ることができます

メルちゃんから去りづらい娘は、
他のおもちゃにもさよならタッチをして、
おもちゃコーナーから去ります。

帰りの車内では、
がんばって必死に我慢しているのでしょう。

すごくイライラした感じで、
「もう、もう!」
「サンタさん!!」
「早く来てよ!!!」
など、その他いろいろ文句を言っていました(汗)

その娘の様子が、当時私がイライラしたときと同じで、
娘のイライラがよーくわかるというか。

嗚呼、親子ですね。

今頑張って我慢して、
どうしようもできないイライラと闘う娘。

最終的には時間が解決するしかないようなイライラ。

おそらく娘はそれをわかっていると思います。
当時の私もそうでした。

すごくイライラして、このイライラをどう処理していいかわからないけれど、
もう少し時間が経てば、
理由はわからないけれど、
こんなにもイライラしていたことが気にならなくなるんだよねと、
自問自答していました。

その後、2時間ほどで徐々にイライラが解消された娘。

そもそも、おもちゃコーナーがあるようなところに連れていかないのが策なわけですが、
親としては大変だし、
子どもの愚図りようによっては、
お店や他のお客さんに迷惑がかかることもあるので、
あえてこういう場を作ろうとは思わないけれど、
こういう機会がないと我慢の練習もできない気がする。

しかし、
子どもの我慢をさせるときの対応というのは、
すごく難しいし疲れる。

「ダメ」の一点張りで我慢の練習をしてきた私。
イヤだなと感じることは多かったけれど、
それはそれでアリな感じもする。
かと言って、
息子や娘に「ダメ」の一点張りをしようとは思わない。
と思いながらも、
あまりにも疲れてくると、
柔軟な対応ができず、
最終的に「ダメ」の一点張りになることはあるのです。

ここは自分のメンタル強化と器の広さによるのか。

「我慢」の練習は、
子どもにとっても私にとっても一つの試練です。

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