こんにちは、年少さんと年中さんの1男1女のワーママ heaco です。
言葉の発達等がゆっくりでマイペースな年中息子は、
昨春より療育を開始しております。
療育施設利用の更新の時期になり、
更新手続きに必要な書類の中に、
医療機関の診断書があります。
この診断書をいただくために、
専門クリニックへの受診が必要なのですが、
その受診で必要な書類の中に、
「保育園での生活の様子」を箇条書きにしたもの
があります。
担任の先生にお願いし、
先日、
その箇条書きをもらい、
どんなことが書いてあるのかを読みました。
先生から見ての、
家とは違う保育園での様子。
親目線だったり、家での様子しか知らないからだろうけれど、
一言で言うと、
「なんか違う」
という感じでしょうか。
先生の書き方としては、
「〇〇のため、△△することが難しい」
といった感じ。
要は、
「いろんな面で困難なことがある」といった表現が多かったという印象の箇条書き。
客観的に短時間で見るとそういう印象はあるかもしれないけれど、
実際はそうでもないというか。
いろんな面で上手にコミュニケーションが取れて、対応できているというか。
夫にも読んでもらいましたが、
夫も同感。
しかし、私たち夫婦は家での様子しか知らないわけであり、
第一に親目線というのがあるので、
第三者的な客観的な目線かというとそうではないし、
先生の見方が「間違っている」というわけでもない。
そして、
先生と面談をして、いろいろたくさん話しましたが、
先生自身もそこまで「困難」とも思っていない様子。
おそらく、
簡単に要約するためにそういう表現になってしまった
ということもあるように思います。
そして、
表現の仕方や視点は十人十色で様々だなと感じました。
実は、
保育園での様子を箇条書きにしてもらったのは、
今回で2回目。
また、
息子の相談を始めたのは2歳児クラスの担任の先生のとき。
2歳児クラスの担任の先生からは、
「〇〇ができない」
など、
「できないこと」に焦点を当てて指摘されることが多かったです。
年少(3歳児)クラスに進級して、
新担任の先生に引き継がれ、
療育を開始したこともあり、
年少時の担任の先生とは、送迎時に密に話をよくしていました。
この年少時の先生は、前年の先生とは正反対のことをよく話してきました。
「〇〇ができないらしいんです」(私)
「今練習してて、できるようになっているんですよ!」(先生)
「〇〇がちょっと遅れてるみたいなんですが・・・」(私)
「う~ん、でも、できてますよ?」(先生)
「おかあさん見てください!
こんなに上手にできてるんですよ!」(先生)
「〇〇に上手に参加できてましたよ!」(先生)
前年クラスの先生とは逆に、
「できていること」に焦点を当てて話してくる先生。
「〇〇ができていないみたいなんですが」と私が聞けば、
「できるようになっている」
「△△が上手なんです!」
と、
できるようになっていること、できていることにシフトしていく先生。
私を安心させようと言っているのではなく、
純粋に「できていること」に視点を持っているという感じ。
良いとこ探しが上手なタイプの先生というか。
そして現在の担任の先生。
ザ 客観的視点という感じ。
あくまで、
私に伝えるときの伝え方ですが、
深入りしてどうこうと言うよりは、
サラッと見た感じの様子を伝えるというか。
実際の対応はきちんとよく見ているんです。
あくまで、息子の様子の伝え方です。
性格もそれぞれ違うし、
キャリアも違う、
育ってきた世代も若干違うからこそなのか、
同じ保育園で仕事をする3人の先生のそれぞれの持つ視点が様々。
どの先生の視点も事実であって、
ある意味正しいんです。
受け取り方、視点の角度、表現の仕方が違うだけ。
十人十色だなぁと。
たった一つの、全く同じことでも、
人が違えば受け取り方が違い、
表現の仕方が変わるため、
それを聞く人は、さらに受け取り方が変わっていく。
だからウワサなどは、
事実とはどんどん話が変わっていくんでしょう。
だから、
自分自身の目で見て感じることの重要性、
「百聞は一見に如かず」
とはよく言ったもの。
それを実感したのが、
2歳児クラスの担任の先生と年少クラスの担任の先生2人の
相反する表現の仕方と視点。
それを更に確信めいたものに持ってきたのが、
今の担任の先生の表現の仕方と視点。
いろんな表現をする先生たちですが、
それに惑わされることは一切なく、
私としては、
そういう視点、受け取り方があるんだなと、
とても勉強になります。
保育園生活の箇条書き書類ができたので、
それを持ってさっそくクリニックに行こうと思います。
そこでは、
専門医との対面と保育園の箇条書き書類により、
改めて診断が出るわけですが、
果たして、
数十分の対面と箇条書き書類で専門医はどのような診断を出すのか。
ある人に以前言われたこと。
専門的知識を持った専門医の意見は重要だけれど、
1番近くで長い時間を共にして見ている「お母さん」の目は、
専門医よりも確かなことは多々あるから、
専門医の言うことがすべてだと思ってはいけないよ
人が違えば答えは多々変わる。
正解なんてない。
だけど、事実ではある。
だから、それぞれの意見をきちんと受け止める。
十人十色なんです。